病院坂の首縊りの家

何度見ても涙が出ます。
横溝作品の中では目立ちませんが、残酷な殺人事件が続く展開の早さと人物設定の切なさ、ラストに残る余韻など楽しめる作品です。

横溝さんの小説が映画化生るのが楽しみにしていました、今でも楽しみにしていますよ。

これで、一区切りか……。色々と思うところはありますが、とにかく桜田淳子にやられたなぁ。あ、OPクレジットには面食らいましたが苦笑
次は野村芳太郎監督の『八つ墓村』か、大林宣彦監督の『金田一耕助の冒険』辺りに行ってみますかね。

とにかく、このシリーズはハズレがない。寂しく何か荒涼した感じの中に、金田一耕助の人間性が作品を涼やかにしています。

横溝正史からイメージされるおどろおどろらしさは充分だが、原作ってこんな感じなの？ もっと突拍子もないトリックとか期待してしまうのだが(^^;