振り返れば奴がいる
第1話~第11話
各話一覧
- 00:46:24第1話あらすじをみる 司馬(織田裕二)は、天真楼病院の外科医。腕はたしかだが世の中をハスに見つめているクールな人間。手術を終えた司馬は、研修医の前野(川上たけし)、当直の麻酔医の沢子(千堂あきほ)、患者の佐岡(坂本あきら)と留守の外科部長室で麻雀。外科部長の中川(鹿賀丈史)が、製薬会社の接待に招かれ、新人研修医の春美(松下由樹)を当直に残し出かけて行った。春美は心細い。その時、交通事故の患者が運び込まれた。手術が必要だ。春美はたまたま研究室にいたアメリカ帰りの新任外科医石川(石黒賢)に手術を頼む。その時、入院中のガン患者の容態が急変した。手術しなくてはならない。麻雀をしている司馬に春美は手術を頼んだが・・・。あらすじをみる 司馬(織田裕二)は、天真楼病院の外科医。腕はたしかだが世の中をハスに見つめているクールな人間。手術を終えた司馬は、研修医の前野(川上たけし)、当直の麻酔医の沢子(千堂あきほ)、患者の佐岡(坂本あきら)と留守の外科部長室で麻雀。外科部長の中川(鹿賀丈史)が、製薬会社の接待に招かれ、新人研修医の春美(松下由樹)を当直に残し出かけて行った。春美は心細い。その時、交通事故の患者が運び込まれた。手術が必要だ。春美はたまたま研究室にいたアメリカ帰りの新任外科医石川(石黒賢)に手術を頼む。その時、入院中のガン患者の容態が急変した。手術しなくてはならない。麻雀をしている司馬に春美は手術を頼んだが・・・。
- 00:46:40第2話あらすじをみる 心筋梗塞で倒れた72歳の男性が天真楼病院に運び込まれた。患者の心臓はすでに停止している。石川(石黒賢)が心臓マッサージ、春美(松下由樹)が人工呼吸を行う。そこへ、司馬(織田裕二)がのっそりと現れる。様子を見た司馬は「助からねえよ」とつぶやく。石川たちの懸命の蘇生作業が続く。だが、心電図のモニターの反応がなくなった。石川はすっかり落ち込む。ところが、この患者をこれからどうするか会議が開かれた。司馬は手術を主張した。しかし、石川はこれに猛反対。麻酔医の沢子(千堂あきほ)も危険だと・・・。あらすじをみる 心筋梗塞で倒れた72歳の男性が天真楼病院に運び込まれた。患者の心臓はすでに停止している。石川(石黒賢)が心臓マッサージ、春美(松下由樹)が人工呼吸を行う。そこへ、司馬(織田裕二)がのっそりと現れる。様子を見た司馬は「助からねえよ」とつぶやく。石川たちの懸命の蘇生作業が続く。だが、心電図のモニターの反応がなくなった。石川はすっかり落ち込む。ところが、この患者をこれからどうするか会議が開かれた。司馬は手術を主張した。しかし、石川はこれに猛反対。麻酔医の沢子(千堂あきほ)も危険だと・・・。
- 00:46:40第3話あらすじをみる 石川(石黒賢)の提案で、司馬(織田裕二)の懲罰委員会が開かれることになった。手術直後、停止していた患者の心臓が動き出したのに司馬は、患者の蘇生を隠そうとし、春美(松下由樹)に、心電図を切るよう強要し、患者を見捨てたというもの。会議室には中川(鹿賀丈史)、春美、沢子(千堂あきほ)ケースワーカーの稲村(佐藤B作)、それに患者らが詰めかけている。事情を聞く司馬は無表情。そして「なにもしていない」と開き直った。春美が「心電図を切るように言われた」と証言しても、司馬は「そんなことを言った覚えはない」とつっぱねる。沢子は司馬に有利な証言。ところが、石川は重要証拠を・・・。あらすじをみる 石川(石黒賢)の提案で、司馬(織田裕二)の懲罰委員会が開かれることになった。手術直後、停止していた患者の心臓が動き出したのに司馬は、患者の蘇生を隠そうとし、春美(松下由樹)に、心電図を切るよう強要し、患者を見捨てたというもの。会議室には中川(鹿賀丈史)、春美、沢子(千堂あきほ)ケースワーカーの稲村(佐藤B作)、それに患者らが詰めかけている。事情を聞く司馬は無表情。そして「なにもしていない」と開き直った。春美が「心電図を切るように言われた」と証言しても、司馬は「そんなことを言った覚えはない」とつっぱねる。沢子は司馬に有利な証言。ところが、石川は重要証拠を・・・。
- 00:46:40第4話あらすじをみる 豊間商事の社長豊間(渥美国泰)が、天真楼病院へ運び込まれた。すぐにでも手術しないと動脈瘤破裂のおそれがある。だが、秘書の宇崎(中丸新将)は、「今夜六時から大事な打ち合わせがある。社長が出ないと困る」と、手術に反対する。主任医師の平賀(西村雅彦)は、どうしたものかと司馬(織田裕二)に相談する。そんな二人に宇崎が金を差し出す。司馬は、戻って来たら手術をするということを条件に外出を許す。だが、石川(石黒賢)は、ニセ診断書まで作って豊間を外出させることに猛反対。直接、豊間と会って外出しないよう説得する。豊間は「私が出かけないと会社がつぶれる」と言って強引に病院を出て行った。あらすじをみる 豊間商事の社長豊間(渥美国泰)が、天真楼病院へ運び込まれた。すぐにでも手術しないと動脈瘤破裂のおそれがある。だが、秘書の宇崎(中丸新将)は、「今夜六時から大事な打ち合わせがある。社長が出ないと困る」と、手術に反対する。主任医師の平賀(西村雅彦)は、どうしたものかと司馬(織田裕二)に相談する。そんな二人に宇崎が金を差し出す。司馬は、戻って来たら手術をするということを条件に外出を許す。だが、石川(石黒賢)は、ニセ診断書まで作って豊間を外出させることに猛反対。直接、豊間と会って外出しないよう説得する。豊間は「私が出かけないと会社がつぶれる」と言って強引に病院を出て行った。
- 00:46:39第5話あらすじをみる 石川(石黒賢)が参事に抜てきされた。関心がないという顔をしている司馬(織田裕二)だが、内心は面白くない。司馬が当直の夜、ガス漏れ事故でケガ人が五人も運び込まれた。中川(鹿賀丈史)、石川、沢子(千堂あきほ)が、応援にかけつけた。重症の人から先に応急処置を施す。石川と司馬が重傷患者二人を手術する。ケガの軽そうな老人のモエ子(野村昭子)と小学生の順一(宮野翔太)は、後まわしだ。モエ子は早く家に帰りたい。「もうちょっと待ってくれ」と謝る石川。やっと手術が終わった。その時、順一が足を押さえて苦しみ出した。さらに、モエ子の容態も急変し・・・。あらすじをみる 石川(石黒賢)が参事に抜てきされた。関心がないという顔をしている司馬(織田裕二)だが、内心は面白くない。司馬が当直の夜、ガス漏れ事故でケガ人が五人も運び込まれた。中川(鹿賀丈史)、石川、沢子(千堂あきほ)が、応援にかけつけた。重症の人から先に応急処置を施す。石川と司馬が重傷患者二人を手術する。ケガの軽そうな老人のモエ子(野村昭子)と小学生の順一(宮野翔太)は、後まわしだ。モエ子は早く家に帰りたい。「もうちょっと待ってくれ」と謝る石川。やっと手術が終わった。その時、順一が足を押さえて苦しみ出した。さらに、モエ子の容態も急変し・・・。
- 00:46:39第6話あらすじをみる 診察ミスで老婆を死なせた石川(石黒賢)はすっかり落ち込んだ。しかし、老婆の息子と話し合った司馬(織田裕二)が、相手を金でうまく納得させた。こんなことがあったため石川の参事昇格は流れた。代わって司馬が参事になることになった。裏で司馬がいろいろと小細工したという噂が病院内に広がった。石川は仕事が手につかない。稲村(佐藤B作)のすすめで人間ドッグに入った。主任の平賀(西村雅彦)は、司馬の昇格が面白くない。司馬を階段で突き飛ばした。司馬は右手をねんざした。そんな時、巨乳で人気のタレント仁美(藤崎仁美)が入院し、緊急手術。しかし、司馬も石川も手術できない。あらすじをみる 診察ミスで老婆を死なせた石川(石黒賢)はすっかり落ち込んだ。しかし、老婆の息子と話し合った司馬(織田裕二)が、相手を金でうまく納得させた。こんなことがあったため石川の参事昇格は流れた。代わって司馬が参事になることになった。裏で司馬がいろいろと小細工したという噂が病院内に広がった。石川は仕事が手につかない。稲村(佐藤B作)のすすめで人間ドッグに入った。主任の平賀(西村雅彦)は、司馬の昇格が面白くない。司馬を階段で突き飛ばした。司馬は右手をねんざした。そんな時、巨乳で人気のタレント仁美(藤崎仁美)が入院し、緊急手術。しかし、司馬も石川も手術できない。
- 00:46:24第7話あらすじをみる 人間ドッグに入って検査を受けた石川(石黒賢)は悪性の胃ガンであることがわかった。中川(鹿賀丈史)は、この事を石川に話さないようにと、司馬(織田裕二)、沢子(千堂あきほ)、春美(松下由樹)らに頼んだ。平賀(西村雅彦)が、別の患者の胃かいようのレントゲン写真を見つけてきた。そして、石川には胃かいようだと告げて、再検査をすすめた。再検査を受けた石川は、自覚症状などから、自分はガンだと考えた。「思い込みです」と春美は、必死に否定した。平賀は「やっぱり告知した方がいいか」と悩む。そんな時、ガンを告知された佐岡(坂本あきら)が、生きる証のクラリネットコンサートを・・・。あらすじをみる 人間ドッグに入って検査を受けた石川(石黒賢)は悪性の胃ガンであることがわかった。中川(鹿賀丈史)は、この事を石川に話さないようにと、司馬(織田裕二)、沢子(千堂あきほ)、春美(松下由樹)らに頼んだ。平賀(西村雅彦)が、別の患者の胃かいようのレントゲン写真を見つけてきた。そして、石川には胃かいようだと告げて、再検査をすすめた。再検査を受けた石川は、自覚症状などから、自分はガンだと考えた。「思い込みです」と春美は、必死に否定した。平賀は「やっぱり告知した方がいいか」と悩む。そんな時、ガンを告知された佐岡(坂本あきら)が、生きる証のクラリネットコンサートを・・・。
- 00:46:19第8話あらすじをみる 石川(石黒賢)は、中川(鹿賀丈史)から、正式にガンを宣告された、最優先で手術することが決まった。その前に、外科部総出の体外肝切除という大手術が行われ、石川もこれに参加した。そのころ、中川は部長室で険しい表情。右手が震えるのだった。そこへ、沢子(千堂あきほ)が顔を出した。中川は手が震えていることを話した。その震えが原因で手術ミスをした時、司馬にそのミスをなすりつけていたことを告白した。それ以来、中川は司馬に負い目があったのだ。司馬は病院の購入希望品リストを作った。すべてオットーの製品だ。司馬はリベートをもらっているのではないかと、石川は中川に詰め寄ったが・・・。あらすじをみる 石川(石黒賢)は、中川(鹿賀丈史)から、正式にガンを宣告された、最優先で手術することが決まった。その前に、外科部総出の体外肝切除という大手術が行われ、石川もこれに参加した。そのころ、中川は部長室で険しい表情。右手が震えるのだった。そこへ、沢子(千堂あきほ)が顔を出した。中川は手が震えていることを話した。その震えが原因で手術ミスをした時、司馬にそのミスをなすりつけていたことを告白した。それ以来、中川は司馬に負い目があったのだ。司馬は病院の購入希望品リストを作った。すべてオットーの製品だ。司馬はリベートをもらっているのではないかと、石川は中川に詰め寄ったが・・・。
- 00:46:39第9話あらすじをみる いよいよ購入委員会が開かれることになった。何か考えのある中川(鹿賀丈史)は、司馬(織田裕二)から渡された金を返した。石川(石黒賢)は、オットー製薬の良子(中村あずさ)に「裏で取り引きがあったのだろう」と問いつめた。良子は怒る。良子はこのことを司馬に話す。「部長がこっちについている限り間違いない。もっと金を用意をしろ」という。司馬はその金を平賀(西村雅彦)に渡し、「中川部長のところへ持っていけ」と命令する。しかし、中川は受取らない。会議室で購入委員会が始まった。中川は司馬とオットーの間に特別な関係があると証言。そして、良子も同じような証言。司馬は追いつめられるが・・・。あらすじをみる いよいよ購入委員会が開かれることになった。何か考えのある中川(鹿賀丈史)は、司馬(織田裕二)から渡された金を返した。石川(石黒賢)は、オットー製薬の良子(中村あずさ)に「裏で取り引きがあったのだろう」と問いつめた。良子は怒る。良子はこのことを司馬に話す。「部長がこっちについている限り間違いない。もっと金を用意をしろ」という。司馬はその金を平賀(西村雅彦)に渡し、「中川部長のところへ持っていけ」と命令する。しかし、中川は受取らない。会議室で購入委員会が始まった。中川は司馬とオットーの間に特別な関係があると証言。そして、良子も同じような証言。司馬は追いつめられるが・・・。
- 00:46:31第10話あらすじをみる ガン患者の佐岡(坂本あきら)の容態が急変した。司馬(織田裕二)の手で緊急手術が行われたが、もう手遅れの状態。笹岡の妻・房江(青木和代)と娘の波子(青木良恵)が呼ばれた。司馬は、早く楽にしてやった方がいいと考え、石川(石黒賢)は、最後まで手を尽くしてやるべきだと考えている。本人と家族の意思に反した安楽死は殺人だという石川と、死なせてやろうという司馬が激しく対立する。司馬は、石川と春美(松下由樹)が病室を離れたのを見て、笹岡のベッドに近づき、劇薬の鎮痛剤を笹岡の腕に・・・。あらすじをみる ガン患者の佐岡(坂本あきら)の容態が急変した。司馬(織田裕二)の手で緊急手術が行われたが、もう手遅れの状態。笹岡の妻・房江(青木和代)と娘の波子(青木良恵)が呼ばれた。司馬は、早く楽にしてやった方がいいと考え、石川(石黒賢)は、最後まで手を尽くしてやるべきだと考えている。本人と家族の意思に反した安楽死は殺人だという石川と、死なせてやろうという司馬が激しく対立する。司馬は、石川と春美(松下由樹)が病室を離れたのを見て、笹岡のベッドに近づき、劇薬の鎮痛剤を笹岡の腕に・・・。
- 00:45:54第11話あらすじをみる 安楽死問題の責任をとって司馬(織田裕二)は、病院を辞めることになった。そんな時、石川(石黒賢)の病状が急変した。緊急手術をしなくてはならない。沢子(千堂あきほ)はその手術を司馬に頼んだ。「オレは病院を辞める人間。それに助からない人間の手術はしない」と司馬はそっけない。それでも沢子は司馬にくいさがった。司馬はやっと手術すると言ってくれた。沢子はうれしい。だが、春美(松下由樹)は、これまでの二人の関係を考え、「いやな予感がする」と言う。春美が石川に、手術承諾書のサインを求めた。手術するのが司馬だと聞いた石川はサインを拒否した。「あいつに助けてもらいたくない。死んだ方がましだ」と言う。あらすじをみる 安楽死問題の責任をとって司馬(織田裕二)は、病院を辞めることになった。そんな時、石川(石黒賢)の病状が急変した。緊急手術をしなくてはならない。沢子(千堂あきほ)はその手術を司馬に頼んだ。「オレは病院を辞める人間。それに助からない人間の手術はしない」と司馬はそっけない。それでも沢子は司馬にくいさがった。司馬はやっと手術すると言ってくれた。沢子はうれしい。だが、春美(松下由樹)は、これまでの二人の関係を考え、「いやな予感がする」と言う。春美が石川に、手術承諾書のサインを求めた。手術するのが司馬だと聞いた石川はサインを拒否した。「あいつに助けてもらいたくない。死んだ方がましだ」と言う。