必殺商売人
第1回~第26回
各話一覧
- 00:45:46第1回 女房妊娠主水慌てるあらすじをみる 踊りの師匠のおせい(草笛光子)と、芸者置屋の髪結い兼箱屋の新次(梅宮辰夫)はもと夫婦の仕置人。偶然にそのふたりの正体を知った足力屋の正八(火野正平)は主水(藤田まこと)にそれを知らせる。一方主水は、姑のせん(菅井きん)や嫁のりつ(白木万理)に“種なし南瓜”とイビラれつづけてきたが、奮斗の甲斐あって、みごとりつを懐妊させ、こんどは「生まれてくる子のためにもっと働け」と尻を叩かれる破目になる。そんな主水やおせいらの前に、角兵衛獅子のお美代(斎藤こず恵)が現われたことから、主水、おせい、新次、正八らが手を組んで、新しい仕置人グループとして仕事を始めることになった――。あらすじをみる 踊りの師匠のおせい(草笛光子)と、芸者置屋の髪結い兼箱屋の新次(梅宮辰夫)はもと夫婦の仕置人。偶然にそのふたりの正体を知った足力屋の正八(火野正平)は主水(藤田まこと)にそれを知らせる。一方主水は、姑のせん(菅井きん)や嫁のりつ(白木万理)に“種なし南瓜”とイビラれつづけてきたが、奮斗の甲斐あって、みごとりつを懐妊させ、こんどは「生まれてくる子のためにもっと働け」と尻を叩かれる破目になる。そんな主水やおせいらの前に、角兵衛獅子のお美代(斎藤こず恵)が現われたことから、主水、おせい、新次、正八らが手を組んで、新しい仕置人グループとして仕事を始めることになった――。
- 00:45:46第2回 誘拐されて女よろこぶあらすじをみる 薬屋・三ッ木屋藤兵エ(金田龍之介)の囲い者で、おせい(草笛光子)のところへ踊りの稽古に通っていたおうら(風吹ジュン)が誘拐された。貧乏旗本の息子、彦三郎(井上聡)らの仕業だが、きかん気のおうらは誘拐されたことをかえって喜んでいるようだ。一方、収まらないのが、かつて盗っ人だった藤兵エ。昔の仲間を呼び、彦三郎らを始末しようとする。これを知った主水(藤田まこと)らは―――。あらすじをみる 薬屋・三ッ木屋藤兵エ(金田龍之介)の囲い者で、おせい(草笛光子)のところへ踊りの稽古に通っていたおうら(風吹ジュン)が誘拐された。貧乏旗本の息子、彦三郎(井上聡)らの仕業だが、きかん気のおうらは誘拐されたことをかえって喜んでいるようだ。一方、収まらないのが、かつて盗っ人だった藤兵エ。昔の仲間を呼び、彦三郎らを始末しようとする。これを知った主水(藤田まこと)らは―――。
- 00:45:47第3回 むかし夫婦いま他人あらすじをみる 赤ん坊を秀英尼(鮎川いづみ)に預けて姿を隠し、樽問屋の上総屋(伊沢一郎)の囲い者になっていた芸者の菊丸(村雲敦子)が死んだ。実は、赤ん坊の父親で、塾を開く武士、佐久間平馬(中条きよし)が殺したのだ。一見、律義そうで男ぶりのいい平馬の正体は、女を弄んでは人に売りつける大悪党だった。しかも平馬は、かつての京都で、おせい(草笛光子)と新次(梅宮辰夫)に苦い汁をのませていた―――。あらすじをみる 赤ん坊を秀英尼(鮎川いづみ)に預けて姿を隠し、樽問屋の上総屋(伊沢一郎)の囲い者になっていた芸者の菊丸(村雲敦子)が死んだ。実は、赤ん坊の父親で、塾を開く武士、佐久間平馬(中条きよし)が殺したのだ。一見、律義そうで男ぶりのいい平馬の正体は、女を弄んでは人に売りつける大悪党だった。しかも平馬は、かつての京都で、おせい(草笛光子)と新次(梅宮辰夫)に苦い汁をのませていた―――。
- 00:45:47第4回 お上が認めた商売人あらすじをみる 大名に生まれなかったら、石川五右エ門の向うを張る大泥棒になれたのに、と嘆く、手くせの悪い高崎八万五千石の城主、松平広正(小坂一也)。その広正が、江戸城内の茶坊主部屋で、他の大名が置き忘れた煙管を盗んだ。これを見た茶坊主の三山(須藤健)はあきれるが、盗みの罪は三山にきせられ、打ち首になる。仲間の河内山宗俊(芦屋雁之助)はおせい(草笛光子)に広正殺しを頼む――。あらすじをみる 大名に生まれなかったら、石川五右エ門の向うを張る大泥棒になれたのに、と嘆く、手くせの悪い高崎八万五千石の城主、松平広正(小坂一也)。その広正が、江戸城内の茶坊主部屋で、他の大名が置き忘れた煙管を盗んだ。これを見た茶坊主の三山(須藤健)はあきれるが、盗みの罪は三山にきせられ、打ち首になる。仲間の河内山宗俊(芦屋雁之助)はおせい(草笛光子)に広正殺しを頼む――。
- 00:45:48第5回 空桶で唄う女の怨みうたあらすじをみる 役人と業者のゆ着を防ぐという名目で、勘定奉行の榊原(須賀不二夫)は、再三にわたって、役人の配置がえを行ない、そのたびに利権を握る問屋仲間に冥加金を上納させて私腹をこやしていた。榊原と手を組む与力の秋月(宮部昭夫)は廻船問屋・三州屋の身代を自分の物にしようとする。連日の宴会で忙しかった主水(藤田まこと)は、やがてこの事実を知る――。あらすじをみる 役人と業者のゆ着を防ぐという名目で、勘定奉行の榊原(須賀不二夫)は、再三にわたって、役人の配置がえを行ない、そのたびに利権を握る問屋仲間に冥加金を上納させて私腹をこやしていた。榊原と手を組む与力の秋月(宮部昭夫)は廻船問屋・三州屋の身代を自分の物にしようとする。連日の宴会で忙しかった主水(藤田まこと)は、やがてこの事実を知る――。
- 00:45:47第6回 手折られ花は怨み花あらすじをみる 半玉の静香(小坂知子)が、旗本の養子、水島弥之助と心中した。が、主水(藤田まこと)らは、ふたりは心中ではなく誰かに殺されたとにらむ。実は、ふたりは水島家の仲間・伊平(島田順司)に殺されたのだ。伊平は、水島家の後家、みの(白石奈緒美)と通じていた。みのは、水島家を潰しておいて、温泉の出る伊豆の領地だけ手に入れようとしていた。しかもみのの影には二人の男がいた――。あらすじをみる 半玉の静香(小坂知子)が、旗本の養子、水島弥之助と心中した。が、主水(藤田まこと)らは、ふたりは心中ではなく誰かに殺されたとにらむ。実は、ふたりは水島家の仲間・伊平(島田順司)に殺されたのだ。伊平は、水島家の後家、みの(白石奈緒美)と通じていた。みのは、水島家を潰しておいて、温泉の出る伊豆の領地だけ手に入れようとしていた。しかもみのの影には二人の男がいた――。
- 00:45:47第7回 嘘か真実か まことが嘘かあらすじをみる 芸者・小梅(服部妙子)が失恋して身投げし、大前田英五郎(葉山良二)に助けられた。上州一の大親分・英五郎は、上州絹の織り子を集めるため、八州取締出役・高森(御木本伸介)と共に江戸に出てきたのだ。が、正八(火野正平)の出会った・老人(戸浦六宏)は、その英五郎を殺す商売人を捜してくれ、という―――。あらすじをみる 芸者・小梅(服部妙子)が失恋して身投げし、大前田英五郎(葉山良二)に助けられた。上州一の大親分・英五郎は、上州絹の織り子を集めるため、八州取締出役・高森(御木本伸介)と共に江戸に出てきたのだ。が、正八(火野正平)の出会った・老人(戸浦六宏)は、その英五郎を殺す商売人を捜してくれ、という―――。
- 00:45:27第8回 夢売ります 手折れ花あらすじをみる 二十年前、無実の罪をきせられて殺された父親の怨みを晴らすため、美しい手を血で染める女主人公・北岡菊を描いた草双紙が大変な評判だ。ある日正八(火野正平)は、草双紙そのままの女(藤村志保)が、岡っ引きの六助を殺すのを見た。北町奉行・与力の谷口(新田昌玄)や豪商の大和屋(山岡徹也)らは、菊の登場と草双紙の評判にふるえあがる。かつて谷口らは、利権をめぐる不正を、菊の父に暴露されるのを恐れ、無実の罪をきせたのだ――。あらすじをみる 二十年前、無実の罪をきせられて殺された父親の怨みを晴らすため、美しい手を血で染める女主人公・北岡菊を描いた草双紙が大変な評判だ。ある日正八(火野正平)は、草双紙そのままの女(藤村志保)が、岡っ引きの六助を殺すのを見た。北町奉行・与力の谷口(新田昌玄)や豪商の大和屋(山岡徹也)らは、菊の登場と草双紙の評判にふるえあがる。かつて谷口らは、利権をめぐる不正を、菊の父に暴露されるのを恐れ、無実の罪をきせたのだ――。
- 00:45:46第9回 非行の黒い館は蟻地獄あらすじをみる ふうてん横丁で町娘のお袖(淡城恭子)が阿片の発作で死んでいた。お袖は役者の秀之丞(大竹修造)に誘われて横丁に行き、両替商大蔵屋のドラ息子・幸太郎(大林直樹)やその仲間のお加代(積千恵美)にむりやり阿片を吸わされたのだ。主水(藤田まこと)の同僚の同心・神谷(滝田裕介)はなぜか執念深く阿片事件を追い、ついに自分が伝馬町に送られる破目に陥る。あらすじをみる ふうてん横丁で町娘のお袖(淡城恭子)が阿片の発作で死んでいた。お袖は役者の秀之丞(大竹修造)に誘われて横丁に行き、両替商大蔵屋のドラ息子・幸太郎(大林直樹)やその仲間のお加代(積千恵美)にむりやり阿片を吸わされたのだ。主水(藤田まこと)の同僚の同心・神谷(滝田裕介)はなぜか執念深く阿片事件を追い、ついに自分が伝馬町に送られる破目に陥る。
- 00:45:46第10回 不況に新商売の倒産屋あらすじをみる 頼母子講の親をしていた乾物屋・美濃屋(草薙幸二郎)は倒産寸前となる。美濃屋は預っていた講の金を江戸一の廻船問屋・天満屋(堺左千夫)の新造船に出資していたが、その天満屋も金づまりで主人が行方不明という。その矢先、美濃屋に見知らぬ男が飛びこんで来て「寺の木の下の千両を頼む」といい置いて死んだ。美濃屋は女房(磯村みどり)にすすめられてその金に手をつけるが――。あらすじをみる 頼母子講の親をしていた乾物屋・美濃屋(草薙幸二郎)は倒産寸前となる。美濃屋は預っていた講の金を江戸一の廻船問屋・天満屋(堺左千夫)の新造船に出資していたが、その天満屋も金づまりで主人が行方不明という。その矢先、美濃屋に見知らぬ男が飛びこんで来て「寺の木の下の千両を頼む」といい置いて死んだ。美濃屋は女房(磯村みどり)にすすめられてその金に手をつけるが――。
- 00:45:46第11回 女体が舞台の弁天小僧あらすじをみる おせい(草笛光子)のかつての踊りの弟弟子だった矢之介(ピーター)は今はいっぱしの遊び人気どり。持ち前の美しさから、弁天小僧を真似て女装で呉服商・京屋の店先で盗みを働き、見破られてしまう。しかし京屋の主人、庄兵エ(安井昌二)はなぜか矢之介を見逃してやる。実は庄兵エの狙いは、矢之介を使って大奥の老女、藤尾(弓恵子)をワナに陥れることにあった―――。あらすじをみる おせい(草笛光子)のかつての踊りの弟弟子だった矢之介(ピーター)は今はいっぱしの遊び人気どり。持ち前の美しさから、弁天小僧を真似て女装で呉服商・京屋の店先で盗みを働き、見破られてしまう。しかし京屋の主人、庄兵エ(安井昌二)はなぜか矢之介を見逃してやる。実は庄兵エの狙いは、矢之介を使って大奥の老女、藤尾(弓恵子)をワナに陥れることにあった―――。
- 00:45:46第12回 裏口を憎む男にない明日あらすじをみる 滝川塾の秀才、藤堂兵馬(桜木健一)が、奉行所の採用試験に落ち、出来の悪い久米玄一郎(荒谷公之)らが裏金を使って、見習い同心となった。久米と、塾頭の娘、おしの(吉本真由美)をはりあっていた兵馬はやけぎみで、不正合格を許した奉行所役人への怒りを押えきれず、役人を片端から居合抜きで驚かしてはうっぷんを晴らしていた。兵馬を知る新次(梅宮辰夫)はそんな彼を心配するが――。あらすじをみる 滝川塾の秀才、藤堂兵馬(桜木健一)が、奉行所の採用試験に落ち、出来の悪い久米玄一郎(荒谷公之)らが裏金を使って、見習い同心となった。久米と、塾頭の娘、おしの(吉本真由美)をはりあっていた兵馬はやけぎみで、不正合格を許した奉行所役人への怒りを押えきれず、役人を片端から居合抜きで驚かしてはうっぷんを晴らしていた。兵馬を知る新次(梅宮辰夫)はそんな彼を心配するが――。
- 00:45:46第13回 裏の稼業にまた裏稼業あらすじをみる 夜道で女の首を折るという連続殺人がおこり、主水(藤田まこと)ら役人は犯人捜しに大わらわ。そんな矢先、長屋で縫い物をしているおいね(吉沢京子)は、油問屋のひとり娘お栄(大関優子)に頼まれて蔭間茶屋にいる寺小姓に手紙をもっていった。が、そこでおいねは男に襲われ、その顔をみて驚いた。男は、同じ長屋に住む三味線作りの粂吉(佐々木剛)で、かねておいねとは恋仲だったからだ。しかも粂吉は商売人だった――。あらすじをみる 夜道で女の首を折るという連続殺人がおこり、主水(藤田まこと)ら役人は犯人捜しに大わらわ。そんな矢先、長屋で縫い物をしているおいね(吉沢京子)は、油問屋のひとり娘お栄(大関優子)に頼まれて蔭間茶屋にいる寺小姓に手紙をもっていった。が、そこでおいねは男に襲われ、その顔をみて驚いた。男は、同じ長屋に住む三味線作りの粂吉(佐々木剛)で、かねておいねとは恋仲だったからだ。しかも粂吉は商売人だった――。
- 00:45:47第14回 忠義を売って得を取れ!あらすじをみる 川越瀋の勘定方、森治郎左エ門は辻斬りに襲われて殺されたうえ、ご用金三百両を奪われ、家は取り潰しになった。中間の忠助(石山律雄)は、主人を助けられなかったお詫びにと、長屋に移った奥方のおくめ(富田恵子)と娘の小菊(佐藤万理)の面倒をみる。が、おくめが病気になり、忠助の連れてきた医者の見立てでは五十両の高麗人参が必要という。小菊は身売りを決心したが………。あらすじをみる 川越瀋の勘定方、森治郎左エ門は辻斬りに襲われて殺されたうえ、ご用金三百両を奪われ、家は取り潰しになった。中間の忠助(石山律雄)は、主人を助けられなかったお詫びにと、長屋に移った奥方のおくめ(富田恵子)と娘の小菊(佐藤万理)の面倒をみる。が、おくめが病気になり、忠助の連れてきた医者の見立てでは五十両の高麗人参が必要という。小菊は身売りを決心したが………。
- 00:45:47第15回 証人に迫る脅しの証言無用あらすじをみる 新設される砂糖問屋の利権をめぐって、薬種問屋の和泉屋が殺され、その殺人現場を目撃した薬種問屋の倉田屋治兵衛(梅津栄)は、事件屋の大物・向島のご隠居(永井智雄)の息子の東吉(内田勝正)が犯人だと、主水(藤田まこと)に告げる。隠居ら一味は、砂糖問屋新設の一件に暗躍し、邪魔になった和泉屋を殺したのだ。隠居は、倉田屋の娘で盲目のおたみ(村田みゆき)を誘拐し、正八(火野正平)のいる高灯台に軟禁した――。あらすじをみる 新設される砂糖問屋の利権をめぐって、薬種問屋の和泉屋が殺され、その殺人現場を目撃した薬種問屋の倉田屋治兵衛(梅津栄)は、事件屋の大物・向島のご隠居(永井智雄)の息子の東吉(内田勝正)が犯人だと、主水(藤田まこと)に告げる。隠居ら一味は、砂糖問屋新設の一件に暗躍し、邪魔になった和泉屋を殺したのだ。隠居は、倉田屋の娘で盲目のおたみ(村田みゆき)を誘拐し、正八(火野正平)のいる高灯台に軟禁した――。
- 00:45:47第16回 殺して怯えた三人の女あらすじをみる 江戸一番の呉服問屋・越後屋の後家のおつな(茅島成美)は、番頭の喜三郎(倉石功)と深い仲だったが、ふとしたことから、なさぬ仲のひとり娘・おけい(鳥居恵子)も、女中のおきよ(片桐夕子)も、喜三郎と関係があったことを知る。三人の女は、自分らをだました喜三郎を共謀して殺すことにし、頭をなぐって池に沈めた。しかし喜三郎の幽霊が――。あらすじをみる 江戸一番の呉服問屋・越後屋の後家のおつな(茅島成美)は、番頭の喜三郎(倉石功)と深い仲だったが、ふとしたことから、なさぬ仲のひとり娘・おけい(鳥居恵子)も、女中のおきよ(片桐夕子)も、喜三郎と関係があったことを知る。三人の女は、自分らをだました喜三郎を共謀して殺すことにし、頭をなぐって池に沈めた。しかし喜三郎の幽霊が――。
- 00:45:46第17回 仕掛けの罠に仕掛けするあらすじをみる 新次(梅宮辰夫)は、男たちにからまれている旅の女、さち(藤田美保子)を助けたが、さちは常に饅頭笠の男に追われ怯えていた。さちの話によると、男は風切りの矢造(多々良純)という殺し屋で、自分はその女房だったが逃げ出したのだという。しかし、主水(藤田まこと)は、さちが、上方で愛人の猫目の銀次(早川保)とともに質屋に強盗に入り、一家を皆殺しにしたお尋ね者だと知った――。あらすじをみる 新次(梅宮辰夫)は、男たちにからまれている旅の女、さち(藤田美保子)を助けたが、さちは常に饅頭笠の男に追われ怯えていた。さちの話によると、男は風切りの矢造(多々良純)という殺し屋で、自分はその女房だったが逃げ出したのだという。しかし、主水(藤田まこと)は、さちが、上方で愛人の猫目の銀次(早川保)とともに質屋に強盗に入り、一家を皆殺しにしたお尋ね者だと知った――。
- 00:45:46第18回 殺られた主水は夢ん中あらすじをみる 主水(藤田まこと)は、五人の悪党に襲われて死ぬ夢をみた。そんな矢先、根津の料亭「梅川」の主人が急死、後家となったおよう(弓恵子)に人々の目が集まる。おようはもと深川の羽織芸者だったが美貌を見込まれて後妻に入ったものの、仕事師の顔役・清五郎(今井健二)ととかくの噂があった。一方、墓堀り人足の政吉(菅貫太郎)と棺桶屋の多平(江幡高志)は遺体を掘り出し、それをネタにおようをゆする―――。あらすじをみる 主水(藤田まこと)は、五人の悪党に襲われて死ぬ夢をみた。そんな矢先、根津の料亭「梅川」の主人が急死、後家となったおよう(弓恵子)に人々の目が集まる。おようはもと深川の羽織芸者だったが美貌を見込まれて後妻に入ったものの、仕事師の顔役・清五郎(今井健二)ととかくの噂があった。一方、墓堀り人足の政吉(菅貫太郎)と棺桶屋の多平(江幡高志)は遺体を掘り出し、それをネタにおようをゆする―――。
- 00:45:45第19回 親にないしょの片道切符あらすじをみる 絹問屋・加賀屋のひとり息子、庄太郎(頭師佳孝)はまだ見ぬ異国への夢を抱き、水夫の弥造(吉田良全)に、オロシアヘ渡る手助けをしてくれるという北見屋(須賀不二男)に引き合わされる。喜んだ庄太郎は両親にだまって五百両の金を持ち出し、北見屋に旅費として渡した。が、北見屋はオロシアどころか、自分の屋敷の密室に庄太郎を監禁していた――。あらすじをみる 絹問屋・加賀屋のひとり息子、庄太郎(頭師佳孝)はまだ見ぬ異国への夢を抱き、水夫の弥造(吉田良全)に、オロシアヘ渡る手助けをしてくれるという北見屋(須賀不二男)に引き合わされる。喜んだ庄太郎は両親にだまって五百両の金を持ち出し、北見屋に旅費として渡した。が、北見屋はオロシアどころか、自分の屋敷の密室に庄太郎を監禁していた――。
- 00:45:45第20回 花嫁に迫る舅の横恋慕あらすじをみる 江戸で指折りの呉服屋、越後屋の若妻・お美代(結城しのぶ)は夫の多一郎(佐野守)が仕事で上方へ出かけている間、義父の幸兵衛(山本清)にいい寄られて困っていた。一方、江戸に帰ってきた多一郎は、父親の囲い者、お京(荒砂ゆき)に誘惑されそうになり、それをネタに幸兵衛に家を出ろと迫られる。実は多一郎は幸兵衛の養子だったのだ。あまりの義父のしうちに多一郎は――。あらすじをみる 江戸で指折りの呉服屋、越後屋の若妻・お美代(結城しのぶ)は夫の多一郎(佐野守)が仕事で上方へ出かけている間、義父の幸兵衛(山本清)にいい寄られて困っていた。一方、江戸に帰ってきた多一郎は、父親の囲い者、お京(荒砂ゆき)に誘惑されそうになり、それをネタに幸兵衛に家を出ろと迫られる。実は多一郎は幸兵衛の養子だったのだ。あまりの義父のしうちに多一郎は――。