必殺必中仕事屋稼業
第1話~第26話
各話一覧
- 00:46:52第1話 出たとこ勝負あらすじをみる 「坊主そば」の主人、半兵衛(緒形拳)はばくち好きのぐうたら亭主、家業はそっちのけで賭場に入りびたり、店はしっかり者の女房お春(中尾ミエ)がきりまわしている。今日もなじみの人足の誘いに半兵衛は店の金を持ってとび出していった。賭場はある藩邸の中間部屋、人足たち相手に一向に目の出ない半兵衛である。 そこへふらりと入ってきた遊び人風の男、政吉(林隆三)が半兵衛をからかった。 若造のくせに生意気なと怒った半兵衛はサシの勝負を挑む。負け続けで無一文の半兵衛は店と女房を賭けた。人足たちの見守るなかで自信たっぷりの政吉は見事に負けてしまった。 ある日、半兵衛は店から金も払わずとび出していった男を追いかけたところ、男は近くの材木置場で殺されていた。その場にあらわれた与力三村敬十郎(石橋蓮司)の手で半兵衛は引っ立てられ、殺人の容疑で痛めつけられた。やっと釈放された半兵衛は奉行所の表で実直そうな番頭風の男から迷惑料として小判1枚を手渡された。不審に思った半兵衛は男のあとをつけ、大店のおかみさんらしい女をつきとめた。だがその女も訳を話そうとしない。半兵衛は武器のかみそりを女の首に突きつけて脅したが、動じた様子もなく「あなたの度胸にほれた」と10両の金を渡した。 数日後、半兵衛は飛脚問屋、嶋屋の奥座敷で先日の2人と向いあっていた。彼等はこの店の女主人おせい(草笛光子)と番頭利助(岡本信人)である。おせいは裏の稼業「仕事屋」の元締で、世の中の弱い人、見捨てられた人たちのために代ってさまざまな”仕事”を請負っており、半兵衛の目の前で殺された男も、仕事屋の1人で、ねらう三村に逆に殺されたのだ。おせいはさっそく半兵衛に三村殺しを30両で頼むという。 その頃、政吉は身投げしようとする女、おみよ(水原麻記)を助け、彼女の口から権力を利用してゆすりを働く三村の悪業を聞かされた。おみよの父、瓦版屋の源三は三村の悪事を書いたため死罪になった。おみよの必死の頼みで政吉もまた三村殺しを引受けていた。 利助の仕組んだ接待の場へあらわれた三村に、半兵衛の剃刀と政吉の短刀がほとんど同時に斬りつけた。この仕事が縁で政吉も「仕事屋」の仲間に加わるのだった。あらすじをみる 「坊主そば」の主人、半兵衛(緒形拳)はばくち好きのぐうたら亭主、家業はそっちのけで賭場に入りびたり、店はしっかり者の女房お春(中尾ミエ)がきりまわしている。今日もなじみの人足の誘いに半兵衛は店の金を持ってとび出していった。賭場はある藩邸の中間部屋、人足たち相手に一向に目の出ない半兵衛である。 そこへふらりと入ってきた遊び人風の男、政吉(林隆三)が半兵衛をからかった。 若造のくせに生意気なと怒った半兵衛はサシの勝負を挑む。負け続けで無一文の半兵衛は店と女房を賭けた。人足たちの見守るなかで自信たっぷりの政吉は見事に負けてしまった。 ある日、半兵衛は店から金も払わずとび出していった男を追いかけたところ、男は近くの材木置場で殺されていた。その場にあらわれた与力三村敬十郎(石橋蓮司)の手で半兵衛は引っ立てられ、殺人の容疑で痛めつけられた。やっと釈放された半兵衛は奉行所の表で実直そうな番頭風の男から迷惑料として小判1枚を手渡された。不審に思った半兵衛は男のあとをつけ、大店のおかみさんらしい女をつきとめた。だがその女も訳を話そうとしない。半兵衛は武器のかみそりを女の首に突きつけて脅したが、動じた様子もなく「あなたの度胸にほれた」と10両の金を渡した。 数日後、半兵衛は飛脚問屋、嶋屋の奥座敷で先日の2人と向いあっていた。彼等はこの店の女主人おせい(草笛光子)と番頭利助(岡本信人)である。おせいは裏の稼業「仕事屋」の元締で、世の中の弱い人、見捨てられた人たちのために代ってさまざまな”仕事”を請負っており、半兵衛の目の前で殺された男も、仕事屋の1人で、ねらう三村に逆に殺されたのだ。おせいはさっそく半兵衛に三村殺しを30両で頼むという。 その頃、政吉は身投げしようとする女、おみよ(水原麻記)を助け、彼女の口から権力を利用してゆすりを働く三村の悪業を聞かされた。おみよの父、瓦版屋の源三は三村の悪事を書いたため死罪になった。おみよの必死の頼みで政吉もまた三村殺しを引受けていた。 利助の仕組んだ接待の場へあらわれた三村に、半兵衛の剃刀と政吉の短刀がほとんど同時に斬りつけた。この仕事が縁で政吉も「仕事屋」の仲間に加わるのだった。
- 00:46:51第2話 一発勝負あらすじをみる 旗本朝倉家の世継ぎとして自分の子を奪われた植木職人伊八(住吉正博)とおしの(ジュディ・オング)夫婦。嶋屋のおせい(草笛光子)に子供を取り返してほしいと依頼してきた。 様子をさぐりに行った半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)が、ついばくちに夢中になっている間に、単身、屋敷に忍び込んだ伊八は朝倉主膳(菅貫太郎)に斬られてしまった。主膳は口封じのためおしのも狙っている。 前の失敗にこりた半兵衛たちは、嶋屋の番頭利助(岡本信人)の協力も得て、赤ん坊を奪いとったが、その泣き声を追って主膳が馬を飛ばしてきた。あらすじをみる 旗本朝倉家の世継ぎとして自分の子を奪われた植木職人伊八(住吉正博)とおしの(ジュディ・オング)夫婦。嶋屋のおせい(草笛光子)に子供を取り返してほしいと依頼してきた。 様子をさぐりに行った半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)が、ついばくちに夢中になっている間に、単身、屋敷に忍び込んだ伊八は朝倉主膳(菅貫太郎)に斬られてしまった。主膳は口封じのためおしのも狙っている。 前の失敗にこりた半兵衛たちは、嶋屋の番頭利助(岡本信人)の協力も得て、赤ん坊を奪いとったが、その泣き声を追って主膳が馬を飛ばしてきた。
- 00:46:50第3話 いかさま大勝負あらすじをみる 三年前江戸へ働きに出たままの許婚者茂作(和田浩二)を捜す田舎娘お初(桃井かおり)、危いところを政吉(林隆三)に助けられ「坊主そば」で働くことになった。 捜す茂作は口入れ屋和泉屋与兵衛(穂積隆信)の手下で今は伝八と名乗るイカサマ師、娘をだまして女郎に売りとばす悪党である。おせい(草笛光子)の命令で、半兵衛は伝八を殺さなければならない。あらすじをみる 三年前江戸へ働きに出たままの許婚者茂作(和田浩二)を捜す田舎娘お初(桃井かおり)、危いところを政吉(林隆三)に助けられ「坊主そば」で働くことになった。 捜す茂作は口入れ屋和泉屋与兵衛(穂積隆信)の手下で今は伝八と名乗るイカサマ師、娘をだまして女郎に売りとばす悪党である。おせい(草笛光子)の命令で、半兵衛は伝八を殺さなければならない。
- 00:46:51第4話 逆転勝負あらすじをみる 人の弱味につけ込んでゆすりを働く岡っ引、弥三(今井健二)から十手を取り上げてくれという”仕事”の依頼があった。依頼人の吉五郎(高木均)は島帰りで、今は小間物屋をやっている。仕事を命じられた半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は物足りないと不服そうである。 政吉は弥三の美しい一人娘・おすみ(菊容子)と恋仲になり、彼女の口から、弥三に岡っ引をやめさせようとした。しかし弥三は政吉の目の前で殺され、その疑いが政吉にかかってきた。そのため、仕事屋の元締、おせい(草笛光子)も苦しい立場にたたされたのだった。あらすじをみる 人の弱味につけ込んでゆすりを働く岡っ引、弥三(今井健二)から十手を取り上げてくれという”仕事”の依頼があった。依頼人の吉五郎(高木均)は島帰りで、今は小間物屋をやっている。仕事を命じられた半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は物足りないと不服そうである。 政吉は弥三の美しい一人娘・おすみ(菊容子)と恋仲になり、彼女の口から、弥三に岡っ引をやめさせようとした。しかし弥三は政吉の目の前で殺され、その疑いが政吉にかかってきた。そのため、仕事屋の元締、おせい(草笛光子)も苦しい立場にたたされたのだった。
- 00:46:51第5話 忍んで勝負あらすじをみる 小伝馬町の牢名主、もぐらの留造(多々良純)は、牢役人小坂左馬之助(小林勝彦)と牢番の平八(細川智)を金で抱き込み、悪どいやり口で新入りの囚人たちから金を巻きあげていた。 この三人を殺してほしいという仕事を元締おせい(草笛光子)から命じられた半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)、殺す相手が牢内では手が出せない。つきまとう岡っ引、源五郎(大塚吾郎)を利用して半兵衛たちも牢へ入ることが出来たが、留造を殺す機会もないまま釈放されてしまった。 年に一度、髪結いが牢内に入れるという情報をつかんだ半兵衛と政吉、にわか髪結いに化けて潜入したが……。あらすじをみる 小伝馬町の牢名主、もぐらの留造(多々良純)は、牢役人小坂左馬之助(小林勝彦)と牢番の平八(細川智)を金で抱き込み、悪どいやり口で新入りの囚人たちから金を巻きあげていた。 この三人を殺してほしいという仕事を元締おせい(草笛光子)から命じられた半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)、殺す相手が牢内では手が出せない。つきまとう岡っ引、源五郎(大塚吾郎)を利用して半兵衛たちも牢へ入ることが出来たが、留造を殺す機会もないまま釈放されてしまった。 年に一度、髪結いが牢内に入れるという情報をつかんだ半兵衛と政吉、にわか髪結いに化けて潜入したが……。
- 00:46:49第6話 ぶっつけ勝負あらすじをみる 江戸の大店、越後屋の息子で、半年前駆け落ちした惣太郎(高峰圭二)を連れ戻しに旅に出た半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、予想に反して危険な橋を渡る破目になった。 惣太郎を人質として越後屋をゆすろうとする沓掛の甚造(梅津栄)と追分一家の代質、弥八(田畑猛雄)の手から、惣太郎を助け出したものの、隠れた女郎屋の周囲を子分たちに囲まれてしまった。 長びく騒ぎに追分の吉五郎親方(天津敏)も乗り出し、惣太郎の情婦おしん(珠めぐみ)も殺されてしまった。半兵衛たちも女郎たちを人質に進退きわまってしまった。あらすじをみる 江戸の大店、越後屋の息子で、半年前駆け落ちした惣太郎(高峰圭二)を連れ戻しに旅に出た半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、予想に反して危険な橋を渡る破目になった。 惣太郎を人質として越後屋をゆすろうとする沓掛の甚造(梅津栄)と追分一家の代質、弥八(田畑猛雄)の手から、惣太郎を助け出したものの、隠れた女郎屋の周囲を子分たちに囲まれてしまった。 長びく騒ぎに追分の吉五郎親方(天津敏)も乗り出し、惣太郎の情婦おしん(珠めぐみ)も殺されてしまった。半兵衛たちも女郎たちを人質に進退きわまってしまった。
- 00:46:51第7話 人質勝負あらすじをみる 海神丸の船底で開かれていた賭場で、日本橋の油屋栄三郎(織本順吉)は身代から女房まで賭けて失った。半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、栄三郎を見て身につまされるのだった。 そんな時、おせい(草笛光子)から海神丸の賭場で負けてほしいという仕事の頼みがあった。胴元である船主の平戸屋惣六(入江慎也)と船頭、松五郎(神田隆)は賭けのカタに女房や娘を連れ去り外国へ売り飛ばしていたのだ。そのルートをさぐるため半兵衛と政吉はそれぞれお春(中尾ミエ)とおせいをカタにわざと賭けに負けることにした。 なお、今回から小料理屋のおかみ、おまき役で芹明香がレギュラーに入る。あらすじをみる 海神丸の船底で開かれていた賭場で、日本橋の油屋栄三郎(織本順吉)は身代から女房まで賭けて失った。半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、栄三郎を見て身につまされるのだった。 そんな時、おせい(草笛光子)から海神丸の賭場で負けてほしいという仕事の頼みがあった。胴元である船主の平戸屋惣六(入江慎也)と船頭、松五郎(神田隆)は賭けのカタに女房や娘を連れ去り外国へ売り飛ばしていたのだ。そのルートをさぐるため半兵衛と政吉はそれぞれお春(中尾ミエ)とおせいをカタにわざと賭けに負けることにした。 なお、今回から小料理屋のおかみ、おまき役で芹明香がレギュラーに入る。
- 00:46:51第8話 寝取られ勝負あらすじをみる 回船問屋、三州屋の嫁、おきぬ(小野恵子)は夫、忠太郎(林ゆたか)の賭けごとや女狂いに耐えられないと駆け込み寺に逃げ込んだ。しかし忠太郎は離縁状を書こうとしない。外聞もあり忠太郎の母、おうめ(島村昌子)と後見人で義兄の藤左衛門(山田吾一)が、嶋屋のおせい(草笛光子)のところへ、無理にでも離縁状を書かせてほしいと頼んできた。奇妙な仕事に、半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は浮かぬ顔。二人はいろいろ手をつくすが忠太郎もなかなか強硬。 思いつめたおうめが自殺。母の死でショックを受けた忠太郎は、やっと離縁を承知した。しかしその時、おうめは殺されたらしいこと、犯人の藤左衛門は以前から、おきぬと不倫な関係にあったことがわかった。半兵衛たちは半信半疑の忠太郎を連れて、藤左衛門の別宅へ向った。あらすじをみる 回船問屋、三州屋の嫁、おきぬ(小野恵子)は夫、忠太郎(林ゆたか)の賭けごとや女狂いに耐えられないと駆け込み寺に逃げ込んだ。しかし忠太郎は離縁状を書こうとしない。外聞もあり忠太郎の母、おうめ(島村昌子)と後見人で義兄の藤左衛門(山田吾一)が、嶋屋のおせい(草笛光子)のところへ、無理にでも離縁状を書かせてほしいと頼んできた。奇妙な仕事に、半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は浮かぬ顔。二人はいろいろ手をつくすが忠太郎もなかなか強硬。 思いつめたおうめが自殺。母の死でショックを受けた忠太郎は、やっと離縁を承知した。しかしその時、おうめは殺されたらしいこと、犯人の藤左衛門は以前から、おきぬと不倫な関係にあったことがわかった。半兵衛たちは半信半疑の忠太郎を連れて、藤左衛門の別宅へ向った。
- 00:46:51第9話 からくり勝負あらすじをみる 御膳奉行、古田玄蕃(山城新伍)は、将軍の食膳に供える魚を選ぶという役目を悪用して私腹を肥やしていた。玄蕃は身の安全と出世のため上役の諸角(谷口完)に近づいていた。玄蕃に抗議した魚留(古川ロック)がその場で斬り殺されたことから、魚留の女房、つね(志乃原良子)は嶋屋のおせい(草笛光子)に恨みを晴らしてくれと頼んできた。仕事屋の半兵衛(緒形拳)や政吉(林隆三)たちは、料亭帰りの玄蕃をねらったが見事に失敗してしまった。あらすじをみる 御膳奉行、古田玄蕃(山城新伍)は、将軍の食膳に供える魚を選ぶという役目を悪用して私腹を肥やしていた。玄蕃は身の安全と出世のため上役の諸角(谷口完)に近づいていた。玄蕃に抗議した魚留(古川ロック)がその場で斬り殺されたことから、魚留の女房、つね(志乃原良子)は嶋屋のおせい(草笛光子)に恨みを晴らしてくれと頼んできた。仕事屋の半兵衛(緒形拳)や政吉(林隆三)たちは、料亭帰りの玄蕃をねらったが見事に失敗してしまった。
- 00:46:59第10話 売られて勝負あらすじをみる 「坊主そば」のお春(中尾ミエ)は、店で居直り強盗を働こうとした娘、おゆみ(真木洋子)を逃がしてやったが、気がかりなので仕事屋の元締、おせい(草笛光子)のその娘を捜してほしいと頼んだ。 材木問屋の娘だったおゆみは、女をだまし食いものにする壺ふりの仙次(早川保)のいいなりになり、家を勘当されても男のために金を工面していた。しかし仙次は身体を売ってまで金を作ったおゆみを、だまして二十年の年季で岡場所へたたき売るような冷酷な男だった。 半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、おゆみを身請けするため命がけでイカサマ賭博を始めた。あらすじをみる 「坊主そば」のお春(中尾ミエ)は、店で居直り強盗を働こうとした娘、おゆみ(真木洋子)を逃がしてやったが、気がかりなので仕事屋の元締、おせい(草笛光子)のその娘を捜してほしいと頼んだ。 材木問屋の娘だったおゆみは、女をだまし食いものにする壺ふりの仙次(早川保)のいいなりになり、家を勘当されても男のために金を工面していた。しかし仙次は身体を売ってまで金を作ったおゆみを、だまして二十年の年季で岡場所へたたき売るような冷酷な男だった。 半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、おゆみを身請けするため命がけでイカサマ賭博を始めた。
- 00:46:54第11話 表を裏で勝負あらすじをみる 飛脚問屋、嶋屋の飛脚が、相ついで荷を奪われた上、殺された。 町奉行与力、宇佐美(草薙幸二郎)は同じような被害にあった山城屋与衛門(藤尾純)とおせい(草笛光子)を呼び出し、今後事件が続くようなら鑑札をとりあげると逆におせいたちを責めるのだった。 利助(岡本信人)の頼みで、政吉(林隆三)は嶋屋の飛脚、仙太(石川博)に付添ったが、ちょっとしたスキに荷を奪われ、仙太は殺されてしまった。 与衛門が何者かに殺され、店を伏見屋藤兵衛(浜田寅彦)に乗っ取られた。与衛門の娘、みつ(吉本真由美)の依頼で、おせいは半兵衛(緒形拳)たちに仕事を命じた。あらすじをみる 飛脚問屋、嶋屋の飛脚が、相ついで荷を奪われた上、殺された。 町奉行与力、宇佐美(草薙幸二郎)は同じような被害にあった山城屋与衛門(藤尾純)とおせい(草笛光子)を呼び出し、今後事件が続くようなら鑑札をとりあげると逆におせいたちを責めるのだった。 利助(岡本信人)の頼みで、政吉(林隆三)は嶋屋の飛脚、仙太(石川博)に付添ったが、ちょっとしたスキに荷を奪われ、仙太は殺されてしまった。 与衛門が何者かに殺され、店を伏見屋藤兵衛(浜田寅彦)に乗っ取られた。与衛門の娘、みつ(吉本真由美)の依頼で、おせいは半兵衛(緒形拳)たちに仕事を命じた。
- 00:46:54第12話 いろはで勝負あらすじをみる 米問屋、伊呂波屋では、裏稼業で「いろは通り」と呼ばれる秘密の歓楽郷を作り、大きな利益をあげていた。先代の主人、勘助(北村英三)は隠居し、息子の太吉(三島猛)が店を継いでいるが、潔癖な太吉は裏稼業を嫌っていた。 太吉は篠(泉晶子)との婚礼を間近にひかえたある日、手代の仙一(長谷川明彦)、金二(小笠原良知)、徳三(東野孝彦)を集めて、「いろは通り」を閉鎖すると伝えた。しかしその夜、徳三は何者かに殺された。状況から見て三人の手代の誰かが犯人に違いない。おせい(草笛光子)は、半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)に犯人さがしを命じた。賭場、飲み屋、女郎屋までが並ぶ「いろは通り」へ半兵衛たちは喜んで乗り込んだが………。あらすじをみる 米問屋、伊呂波屋では、裏稼業で「いろは通り」と呼ばれる秘密の歓楽郷を作り、大きな利益をあげていた。先代の主人、勘助(北村英三)は隠居し、息子の太吉(三島猛)が店を継いでいるが、潔癖な太吉は裏稼業を嫌っていた。 太吉は篠(泉晶子)との婚礼を間近にひかえたある日、手代の仙一(長谷川明彦)、金二(小笠原良知)、徳三(東野孝彦)を集めて、「いろは通り」を閉鎖すると伝えた。しかしその夜、徳三は何者かに殺された。状況から見て三人の手代の誰かが犯人に違いない。おせい(草笛光子)は、半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)に犯人さがしを命じた。賭場、飲み屋、女郎屋までが並ぶ「いろは通り」へ半兵衛たちは喜んで乗り込んだが………。
- 00:46:14第13話 度胸で勝負あらすじをみる 貧しい小藩、朽木藩の家老、大原頼母(美川陽一郎)から、おせい(草笛光子)に仕事の依頼があった。将軍家から東照宮の改修費用五千両の調達を命じられたが、現在手元には五百両余りしかない。仕事屋の手で一カ月で五千両にしてほしいというのだ。 金が揃わなければ藩は取りつぶされるという。おせいは半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)に元手を半分づつ渡しバクチで五千両にしてくれと命じた。思わぬ大金に喜んで賭場へ向った二人だったが、政吉は一度三千両つかみながら無一文になり、半兵衛はわずかに残った二両で富くじを買う有様。 その裏では、江戸の札差、藤兵衛(岡田英次)と朽木藩留守居役脇坂(藤岡重慶)との間で悪企みが進められていた。あらすじをみる 貧しい小藩、朽木藩の家老、大原頼母(美川陽一郎)から、おせい(草笛光子)に仕事の依頼があった。将軍家から東照宮の改修費用五千両の調達を命じられたが、現在手元には五百両余りしかない。仕事屋の手で一カ月で五千両にしてほしいというのだ。 金が揃わなければ藩は取りつぶされるという。おせいは半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)に元手を半分づつ渡しバクチで五千両にしてくれと命じた。思わぬ大金に喜んで賭場へ向った二人だったが、政吉は一度三千両つかみながら無一文になり、半兵衛はわずかに残った二両で富くじを買う有様。 その裏では、江戸の札差、藤兵衛(岡田英次)と朽木藩留守居役脇坂(藤岡重慶)との間で悪企みが進められていた。
- 00:45:52第14話 招かれて勝負あらすじをみる 回船問屋浜田屋喜助(田中弘史)は、借金のカタだと札差の板倉屋藤兵衛(岡田英次)に蔵の中の荷を持ち去られ倒産した。藤兵衛はこんな悪どいやり口で多くの店をつぶし、私腹をこやしていた。自殺した喜助の老母、つね(荒木雅子)は嶋屋のおせい(草笛光子)に息子の恨みを晴らしてほしいと頼んできた。あらすじをみる 回船問屋浜田屋喜助(田中弘史)は、借金のカタだと札差の板倉屋藤兵衛(岡田英次)に蔵の中の荷を持ち去られ倒産した。藤兵衛はこんな悪どいやり口で多くの店をつぶし、私腹をこやしていた。自殺した喜助の老母、つね(荒木雅子)は嶋屋のおせい(草笛光子)に息子の恨みを晴らしてほしいと頼んできた。
- 00:45:52第15話 大当りで勝負あらすじをみる 作州浪人、岩岡鉄五郎(山本亘)は、富岡八幡の境内で行われる流鏑馬(やぶさめ)に必勝を期していた。優勝すればある藩に仕官することが出来るのだ。しかし一方口入れ屋の淀屋伊三郎(戸浦六宏)はこの流鏑馬を賭けの対象として八百長を企み、本命の鉄五郎の妻弥生(榊原るみ)を監禁するのだった。あらすじをみる 作州浪人、岩岡鉄五郎(山本亘)は、富岡八幡の境内で行われる流鏑馬(やぶさめ)に必勝を期していた。優勝すればある藩に仕官することが出来るのだ。しかし一方口入れ屋の淀屋伊三郎(戸浦六宏)はこの流鏑馬を賭けの対象として八百長を企み、本命の鉄五郎の妻弥生(榊原るみ)を監禁するのだった。
- 00:45:51第16話 仕上げて勝負あらすじをみる 妖艶な魅力を持つ女、おらん(嵯峨三智子)は、若いバクチ好きの若者を誘惑してイカサマを教え込み、荒かせぎをさせたあと口封じのため殺していた。仕事屋の半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、イカサマ師としておらんに近づきとり入った。大勝負に壺ふりとして働いた半兵衛は、胴元の国五郎(内田朝雄)から命を狙われた。あらすじをみる 妖艶な魅力を持つ女、おらん(嵯峨三智子)は、若いバクチ好きの若者を誘惑してイカサマを教え込み、荒かせぎをさせたあと口封じのため殺していた。仕事屋の半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、イカサマ師としておらんに近づきとり入った。大勝負に壺ふりとして働いた半兵衛は、胴元の国五郎(内田朝雄)から命を狙われた。
- 00:45:51第17話 悟りて勝負あらすじをみる 呉服問屋、鳴海屋儀右エ門(渥美国泰)の娘おたみ(関根世津子)が、親のきめた結婚を嫌って家出し、瓢々と生きる弥兵衛(池部良)の小屋に逃げ込んだ。彼女を捜す半兵衛(緒形拳)から事情を知った弥兵衛はおたみを説得して家へ帰らせた。しかし家出の事実を隠すため儀右エ門は弥兵衛を殺させるのだった。あらすじをみる 呉服問屋、鳴海屋儀右エ門(渥美国泰)の娘おたみ(関根世津子)が、親のきめた結婚を嫌って家出し、瓢々と生きる弥兵衛(池部良)の小屋に逃げ込んだ。彼女を捜す半兵衛(緒形拳)から事情を知った弥兵衛はおたみを説得して家へ帰らせた。しかし家出の事実を隠すため儀右エ門は弥兵衛を殺させるのだった。
- 00:45:51第18話 はめ手で勝負あらすじをみる 将軍の御召馬預、黒田策二郎(城所英夫)は、将軍家のお世継、竹千代君の遊び相手に長男の新一郎(前田俊和)を選んでもらうため、用人の安達大作(五味竜太郎)に命じ新一郎を鍛えさせた。その異常な執心ぶりに妻の梓(左時枝)は息子の身を案じて嶋屋のおせい(草笛光子)に頼んできた。あらすじをみる 将軍の御召馬預、黒田策二郎(城所英夫)は、将軍家のお世継、竹千代君の遊び相手に長男の新一郎(前田俊和)を選んでもらうため、用人の安達大作(五味竜太郎)に命じ新一郎を鍛えさせた。その異常な執心ぶりに妻の梓(左時枝)は息子の身を案じて嶋屋のおせい(草笛光子)に頼んできた。
- 00:45:52第19話 生かして勝負あらすじをみる 材木問屋、檜屋伝蔵(浜村純)は数ヵ月前、山中で火事にあい死んだ。最近店に伝蔵だと名乗る男があらわれる。困った女房のおとよ(池玲子)は昔なじみのおせい(草笛光子)にその始末を頼んできた。しかしその裏には、おとよと組んだ作事奉行、大山栄之進(井上昭文)の黒い企みがあった。あらすじをみる 材木問屋、檜屋伝蔵(浜村純)は数ヵ月前、山中で火事にあい死んだ。最近店に伝蔵だと名乗る男があらわれる。困った女房のおとよ(池玲子)は昔なじみのおせい(草笛光子)にその始末を頼んできた。しかしその裏には、おとよと組んだ作事奉行、大山栄之進(井上昭文)の黒い企みがあった。
- 00:45:50第20話 負けて勝負あらすじをみる 薬種問屋の女主人お照(二宮さよ子)の招きでポーカーの勝負に加わった嶋屋のおせい(草笛光子)は百五十両を負けた。お照の知りあいで遊び人風の人形師、伊三郎(津川雅彦)の一人勝ちである。 おせいの身代りに半兵衛(緒形拳)が再度挑戦したが完敗。イカサマ臭いがどうしても証拠がつかめない。あらすじをみる 薬種問屋の女主人お照(二宮さよ子)の招きでポーカーの勝負に加わった嶋屋のおせい(草笛光子)は百五十両を負けた。お照の知りあいで遊び人風の人形師、伊三郎(津川雅彦)の一人勝ちである。 おせいの身代りに半兵衛(緒形拳)が再度挑戦したが完敗。イカサマ臭いがどうしても証拠がつかめない。