必殺仕置人
第11回~第15回
各話一覧
- 00:46:55第11回 流刑のかげに仕掛ありあらすじをみる 奉行も一目おく目明し、鬼の岩蔵(今井健二)を鉄(山崎努)や錠(沖雅也)が狙っていた。が、岩蔵も仕置人の存在をかぎつけ、動きをとらえようとしていた。 折からの殺人事件で岩蔵が、捕えた男を強引に獄門台に送ったあと、真犯人の孝兵衛(穂積隆信)が自首しようとした。面目が潰れると、岩蔵が孝兵衛を脅しているのを鉄らが察知した。 だが、岩蔵側の策略におきん(野川由美子)が捕えられ拷問にあう。危機を迎えた殺し屋たちは、一か八か、孝兵衛を深夜の銭湯に呼び出した。作戦が当って、自信満々の岩蔵が、孝兵衛に化けて単独でやって来た―。あらすじをみる 奉行も一目おく目明し、鬼の岩蔵(今井健二)を鉄(山崎努)や錠(沖雅也)が狙っていた。が、岩蔵も仕置人の存在をかぎつけ、動きをとらえようとしていた。 折からの殺人事件で岩蔵が、捕えた男を強引に獄門台に送ったあと、真犯人の孝兵衛(穂積隆信)が自首しようとした。面目が潰れると、岩蔵が孝兵衛を脅しているのを鉄らが察知した。 だが、岩蔵側の策略におきん(野川由美子)が捕えられ拷問にあう。危機を迎えた殺し屋たちは、一か八か、孝兵衛を深夜の銭湯に呼び出した。作戦が当って、自信満々の岩蔵が、孝兵衛に化けて単独でやって来た―。
- 00:46:54第12回 女ひとりの地獄旅あらすじをみる 半次(津坂匡章)が好きになったおしの夜鷹(たか)(佐野厚子)が畠山藩士に傷を負わされた。 娘は、実は清(しん)国から畠山領に漂着した李一族の李麗花であった。陶工の一族は美しい畠山焼を作って、藩に繁栄をもたらした。だが、藩主の弾正(前田吟)は、焼くだけ焼かせ、公儀にとがめられそうになるや一族を皆殺しにした。一人生き残った麗花は、江戸へ落ちのび、おしのふりをして身を売っていたのだ。 半次と錠(沖雅也)が麗花を助けたが、主水(藤田まこと)から三人が畠山藩に狙われ始めたことを知る。麗花は香炉を売って、弾正の仕置きを依頼するのだった。あらすじをみる 半次(津坂匡章)が好きになったおしの夜鷹(たか)(佐野厚子)が畠山藩士に傷を負わされた。 娘は、実は清(しん)国から畠山領に漂着した李一族の李麗花であった。陶工の一族は美しい畠山焼を作って、藩に繁栄をもたらした。だが、藩主の弾正(前田吟)は、焼くだけ焼かせ、公儀にとがめられそうになるや一族を皆殺しにした。一人生き残った麗花は、江戸へ落ちのび、おしのふりをして身を売っていたのだ。 半次と錠(沖雅也)が麗花を助けたが、主水(藤田まこと)から三人が畠山藩に狙われ始めたことを知る。麗花は香炉を売って、弾正の仕置きを依頼するのだった。
- 00:46:52第13回 悪いやつほどよく見えるあらすじをみる 岩木藩士多田兵助(林ゆたか)は、藩の江戸屋老榊原主膳(渥美国泰)の娘冴(高樹容子)を路上に待伏せてかどわかし、油問屋に立てこもった。町中を大騒ぎにして藩にのり出させ、藩の悪政ぶりを明るみに出させようと考えたのである。 しかし切れ者と噂の高い主膳は、奉行所に、藩名を出さずに冴を救出してほしいと依頼した。依頼された与力は、不首尾の際の詰め腹を切らせるに適当な男ということで、主水にその仕事を命じる。 与力の鼻をあかしてやると、油問屋にしのび込んだ鉄らは、実は兵助の行動は、飢饉と重い年貢のため直訴しようとすれば斬られる百姓の苦しみを救うためだったと知る。 仕置きのホコ先は兵助から主膳に変わった。あらすじをみる 岩木藩士多田兵助(林ゆたか)は、藩の江戸屋老榊原主膳(渥美国泰)の娘冴(高樹容子)を路上に待伏せてかどわかし、油問屋に立てこもった。町中を大騒ぎにして藩にのり出させ、藩の悪政ぶりを明るみに出させようと考えたのである。 しかし切れ者と噂の高い主膳は、奉行所に、藩名を出さずに冴を救出してほしいと依頼した。依頼された与力は、不首尾の際の詰め腹を切らせるに適当な男ということで、主水にその仕事を命じる。 与力の鼻をあかしてやると、油問屋にしのび込んだ鉄らは、実は兵助の行動は、飢饉と重い年貢のため直訴しようとすれば斬られる百姓の苦しみを救うためだったと知る。 仕置きのホコ先は兵助から主膳に変わった。
- 00:46:52第14回 賭けた命のかわら版あらすじをみる このところ半次(津坂匡章)は、すっぱぬきの留とあだ名される瓦版屋留造(石山律)にすっかり肩入れし、留の瓦版売りを手伝いはじめた。というのも、留はここ三年来、石屋の鳴海屋(川合伸旺)についてその悪行の数々を書き立ててきた。そのたびに、留は鳴海屋に雇われた“もみ消し屋”の茂平(外山高士)らに痛めつけられるが、あくまでも筆を折らない。その勇気に感じ入ったからである。 しかしいつまでも鳴海屋が、その程度で留を見逃しておくはずがない。ついに留は女房のそで(神鳥ひろ子)をさらわれ、殺される。さらに復讐を誓った留までが。 留の遺志を継いだ半次は、鉄らによびかけて、最後に留が書き残した原板をさがし出す。そしてこの原板をネタに鳴海屋をゆすり、その金を仕置料に、あらためて鳴海屋と茂平をねらう。あらすじをみる このところ半次(津坂匡章)は、すっぱぬきの留とあだ名される瓦版屋留造(石山律)にすっかり肩入れし、留の瓦版売りを手伝いはじめた。というのも、留はここ三年来、石屋の鳴海屋(川合伸旺)についてその悪行の数々を書き立ててきた。そのたびに、留は鳴海屋に雇われた“もみ消し屋”の茂平(外山高士)らに痛めつけられるが、あくまでも筆を折らない。その勇気に感じ入ったからである。 しかしいつまでも鳴海屋が、その程度で留を見逃しておくはずがない。ついに留は女房のそで(神鳥ひろ子)をさらわれ、殺される。さらに復讐を誓った留までが。 留の遺志を継いだ半次は、鉄らによびかけて、最後に留が書き残した原板をさがし出す。そしてこの原板をネタに鳴海屋をゆすり、その金を仕置料に、あらためて鳴海屋と茂平をねらう。
- 00:46:52第15回 夜がキバむく一つ宿あらすじをみる 一仕事を終えた鉄と錠が、江戸への帰路、雨のために道をふさがれ、とある廃屋に雨宿りした。 そこには、同じように足止めされた飛脚(常吉=島米八)、百姓(多吉=牧冬吉)、老職人(茂七=大森義夫)、雲水(大垣=殿山泰司)、それに商人風の男(六兵衛=塩津栄)、病気の武士(高木=青山良彦)とその妹(志乃=左時枝)、薬売りの男(弥助=堺左千夫)らがいた。 この雲水、実は藩の刺客で、鳥追い姿の女忍者(お銀=伊佐山ひろ子)を使って、藩の秘密を握った幕府隠密をこの家に追い込んだのである。が、どの男が隠密かはわからない。とすれば、全員を斬るのが一番確かだと、スキを見せた者から殺せと、ひそかにお銀に命じる。 はじめに百姓、ついで飛脚が殺され、四人目の老職人茂七が息を引き取るときに立会った鉄は、茂七が渡す金を仕置料に、残った者の中にひそむ犯人に挑戦する。あらすじをみる 一仕事を終えた鉄と錠が、江戸への帰路、雨のために道をふさがれ、とある廃屋に雨宿りした。 そこには、同じように足止めされた飛脚(常吉=島米八)、百姓(多吉=牧冬吉)、老職人(茂七=大森義夫)、雲水(大垣=殿山泰司)、それに商人風の男(六兵衛=塩津栄)、病気の武士(高木=青山良彦)とその妹(志乃=左時枝)、薬売りの男(弥助=堺左千夫)らがいた。 この雲水、実は藩の刺客で、鳥追い姿の女忍者(お銀=伊佐山ひろ子)を使って、藩の秘密を握った幕府隠密をこの家に追い込んだのである。が、どの男が隠密かはわからない。とすれば、全員を斬るのが一番確かだと、スキを見せた者から殺せと、ひそかにお銀に命じる。 はじめに百姓、ついで飛脚が殺され、四人目の老職人茂七が息を引き取るときに立会った鉄は、茂七が渡す金を仕置料に、残った者の中にひそむ犯人に挑戦する。