必殺仕掛人
第1話~第33話
各話一覧
- 00:46:52第21話 地獄花あらすじをみる 仕掛けの現場を見られた梅安(緒形拳)が口止め料を取られた。目撃者の浪人神谷兵十郎(田村高廣)を狙うが、半右衛門(山村聡)はその腕前を見て仲間に誘う。 断わって帰宅した兵十郎は、妻のしず(金井由美)が仕官運動の金を内職や借金で集めているのを知る。百両のため二度だけ、と兵十郎は仕掛けの仕事を引き受けた。 初仕事は商人から賄賂、女を貢がせている悪徳重役永井監物(外山高士)。屋敷に押し入った兵十郎は、女と一緒の監物を斬ったがふとんの中の女は妻のしずであった。あらすじをみる 仕掛けの現場を見られた梅安(緒形拳)が口止め料を取られた。目撃者の浪人神谷兵十郎(田村高廣)を狙うが、半右衛門(山村聡)はその腕前を見て仲間に誘う。 断わって帰宅した兵十郎は、妻のしず(金井由美)が仕官運動の金を内職や借金で集めているのを知る。百両のため二度だけ、と兵十郎は仕掛けの仕事を引き受けた。 初仕事は商人から賄賂、女を貢がせている悪徳重役永井監物(外山高士)。屋敷に押し入った兵十郎は、女と一緒の監物を斬ったがふとんの中の女は妻のしずであった。
- 00:46:52第22話 大荷物小荷物 仕掛けの手伝いあらすじをみる カニのハサミに毒を塗って相手を倒す老仕掛人カニの七兵衛(藤原釜足)に殺しの依頼がきた。女に手を出し金をゆする祈祷僧日朝(如月寛太)が相手だ。しかし身体もカニも意のままにならず失敗ばかり。見かねたおくら(中村玉緒)がへそくりを出して夫の半右衛門(山村聡)に手助けを頼む。 日朝は自分を狙う仕掛人が七兵衛だと知って逆に殺す。一方半右衛門は梅安(緒形拳)から日朝の腕の入れ墨を聞いた。思い当る半右衛門は日朝を呼び出す。なんと日朝は半右衛門の生命の恩人だった。あらすじをみる カニのハサミに毒を塗って相手を倒す老仕掛人カニの七兵衛(藤原釜足)に殺しの依頼がきた。女に手を出し金をゆする祈祷僧日朝(如月寛太)が相手だ。しかし身体もカニも意のままにならず失敗ばかり。見かねたおくら(中村玉緒)がへそくりを出して夫の半右衛門(山村聡)に手助けを頼む。 日朝は自分を狙う仕掛人が七兵衛だと知って逆に殺す。一方半右衛門は梅安(緒形拳)から日朝の腕の入れ墨を聞いた。思い当る半右衛門は日朝を呼び出す。なんと日朝は半右衛門の生命の恩人だった。
- 00:46:54第23話 おんな殺しあらすじをみる 義母の美乃(加賀まりこ)を殺して、と料亭の娘が音羽屋を尋ねてきた。調べに行った千蔵(津坂匡章)は美乃のあやしい魅惑のとりことなった上、生命も狙われる。 美乃は板前の新八(天田俊明)と情を通じ、夫や娘を殺してお家乗っ取りを企んでいた。仕掛人の梅安(緒形拳)は三年前、料亭の先妻を殺したが、実はこれも美乃の悪計だったのだ。 だまされていた、と怒りにふるえる梅安は美乃に会った。意外にも美乃は二十年前、梅安と妹を捨てて消えた母親と生き写しだった。梅安はそれ以来妹とも生き別れであったのだが―。あらすじをみる 義母の美乃(加賀まりこ)を殺して、と料亭の娘が音羽屋を尋ねてきた。調べに行った千蔵(津坂匡章)は美乃のあやしい魅惑のとりことなった上、生命も狙われる。 美乃は板前の新八(天田俊明)と情を通じ、夫や娘を殺してお家乗っ取りを企んでいた。仕掛人の梅安(緒形拳)は三年前、料亭の先妻を殺したが、実はこれも美乃の悪計だったのだ。 だまされていた、と怒りにふるえる梅安は美乃に会った。意外にも美乃は二十年前、梅安と妹を捨てて消えた母親と生き写しだった。梅安はそれ以来妹とも生き別れであったのだが―。
- 00:46:44第24話 士農工商大仕掛けあらすじをみる 仕掛人シリーズ初の喜劇。準レギュラーの芸者おぎん(野川由美子)が仕掛人の元締めを開業、トンチンカンな騒動を繰り広げる。 借金返済の窮余の一策に元締め稼業を始めたおぎんに、浮世絵師春仙(木村元)を殺してという依頼が来る。元締め兼仕掛人のおぎんが春仙のあとをつけると、必ず殺しの場面に出会す。実は春仙の訪問先は、回春のため女を犯して絵をかかせるという好色な男たち。梅安(緒形拳)が先まわりして男たちを殺していたのだ。混乱したおぎんは半右衛門(山村聡)まで狙う。あらすじをみる 仕掛人シリーズ初の喜劇。準レギュラーの芸者おぎん(野川由美子)が仕掛人の元締めを開業、トンチンカンな騒動を繰り広げる。 借金返済の窮余の一策に元締め稼業を始めたおぎんに、浮世絵師春仙(木村元)を殺してという依頼が来る。元締め兼仕掛人のおぎんが春仙のあとをつけると、必ず殺しの場面に出会す。実は春仙の訪問先は、回春のため女を犯して絵をかかせるという好色な男たち。梅安(緒形拳)が先まわりして男たちを殺していたのだ。混乱したおぎんは半右衛門(山村聡)まで狙う。
- 00:46:54第25話 仇討ちます討たせますあらすじをみる 左内(林与一)は隣りに住む浪人、増本新之助(青山良彦)があだ討ちの身と知って力を貸そうとする。が、忠実そうな下僕市助(御木本伸介)は、昔ひそかに心を許し合っていた女をもてあそんだ新之助に恨みを抱いていた。病気と貧乏にあえぎながら妹と敵を捜す新之助が、苦しみにのたうつのを見ながら、敵の勝股主膳(有馬昌彦)にも情報を流していた。 妹お雪(二本柳敏恵)はついに吉原に身を売って、その金で仕掛けを依頼する。左内らが踏み込んだ頃、目ざす主膳は新之助を斬っていた。あらすじをみる 左内(林与一)は隣りに住む浪人、増本新之助(青山良彦)があだ討ちの身と知って力を貸そうとする。が、忠実そうな下僕市助(御木本伸介)は、昔ひそかに心を許し合っていた女をもてあそんだ新之助に恨みを抱いていた。病気と貧乏にあえぎながら妹と敵を捜す新之助が、苦しみにのたうつのを見ながら、敵の勝股主膳(有馬昌彦)にも情報を流していた。 妹お雪(二本柳敏恵)はついに吉原に身を売って、その金で仕掛けを依頼する。左内らが踏み込んだ頃、目ざす主膳は新之助を斬っていた。
- 00:47:00第26話 沙汰なしに 沙汰ありあらすじをみる 業者のワナにかかり、工事入札で不正をした下級役人加東余五郎(平井昌一)は、裁きを受けると上役の遠藤忠晴(柳沢真一)に打ち明けた。ところが遠藤と業者もグルで、発覚を怖れた二人は余五郎を殺してしまう。それも切腹と見せかけ、黒い噂を余五郎一人に押しつける。しかし妻の里枝(青柳三枝子)は二人が怪しいとにらんで半右衛門(山村聡)へ恨みを晴らしてくれと頼んだ。 シッポを掴むのが難しいこの仕掛け、公儀も動き出す中で、仕掛人トリオは小心な遠藤をゆさぶりながらしだいに追いつめて行く。 梅安(緒形拳)が手を下す前に遠藤が殺された。やはり黒幕は普請奉行であった。あらすじをみる 業者のワナにかかり、工事入札で不正をした下級役人加東余五郎(平井昌一)は、裁きを受けると上役の遠藤忠晴(柳沢真一)に打ち明けた。ところが遠藤と業者もグルで、発覚を怖れた二人は余五郎を殺してしまう。それも切腹と見せかけ、黒い噂を余五郎一人に押しつける。しかし妻の里枝(青柳三枝子)は二人が怪しいとにらんで半右衛門(山村聡)へ恨みを晴らしてくれと頼んだ。 シッポを掴むのが難しいこの仕掛け、公儀も動き出す中で、仕掛人トリオは小心な遠藤をゆさぶりながらしだいに追いつめて行く。 梅安(緒形拳)が手を下す前に遠藤が殺された。やはり黒幕は普請奉行であった。
- 00:46:56第27話 横をむいた仕掛人あらすじをみる 梅安(緒形拳)と千蔵(津坂匡章)は、町田屋伊兵衛(石浜祐次郎)の依頼で、娘志乃(本田みちこ)をキリシタンの道に誘い込んだ神父を殺しに京へ上った。 志乃と恋仲の竹造(河原崎長一郎)と隠れ家へ走ったが、取締り役人谷田(穂積隆信)ら捕り手に囲まれた。谷田は志乃と結婚することになっていた。伊兵衛は禁制の南蛮品を扱っており、政略結婚だったのだ。 金もうけの邪魔だと、梅安は追手を退けるが澄んだ神父の目にハリを持つ手が動かない。 その間に、谷田は伊兵衛の悪計をなじって殺してしまう。梅安はなぜか、再び志乃たちを追い、脱出を助けるが捕えられ、四条河原でハリツケされることになった。あらすじをみる 梅安(緒形拳)と千蔵(津坂匡章)は、町田屋伊兵衛(石浜祐次郎)の依頼で、娘志乃(本田みちこ)をキリシタンの道に誘い込んだ神父を殺しに京へ上った。 志乃と恋仲の竹造(河原崎長一郎)と隠れ家へ走ったが、取締り役人谷田(穂積隆信)ら捕り手に囲まれた。谷田は志乃と結婚することになっていた。伊兵衛は禁制の南蛮品を扱っており、政略結婚だったのだ。 金もうけの邪魔だと、梅安は追手を退けるが澄んだ神父の目にハリを持つ手が動かない。 その間に、谷田は伊兵衛の悪計をなじって殺してしまう。梅安はなぜか、再び志乃たちを追い、脱出を助けるが捕えられ、四条河原でハリツケされることになった。
- 00:46:56第28話 地獄へ送れ狂った血あらすじをみる 梅安(緒形拳)が見た患者千代(神島ひろ子)はせっかんのあとがいっぱい。付添いの浪人石川反五郎(島田順司)は理由を明さない。その石川を仕掛人の源次郎(林隆三)が狙っていた。石川は人妻を犯して自害させ、娘をさらって逃げたという。 梅安が不審に思って調べると、乱暴したのは石川の主人、旗本嶋田大学(城所英夫)だった。発作的に狂人のようになる嶋田は、自分の罪を石川にかぶせ、元締めの田中屋(野口元夫)に命じて石川を消そうとしたのだ。いったんは石川と斬り合ったが、源次郎は理由を知って田中屋に乗り込み刺し殺した。その頃、嶋田は千代の父用人の三沢(沢村昌之助)を殺していた。あらすじをみる 梅安(緒形拳)が見た患者千代(神島ひろ子)はせっかんのあとがいっぱい。付添いの浪人石川反五郎(島田順司)は理由を明さない。その石川を仕掛人の源次郎(林隆三)が狙っていた。石川は人妻を犯して自害させ、娘をさらって逃げたという。 梅安が不審に思って調べると、乱暴したのは石川の主人、旗本嶋田大学(城所英夫)だった。発作的に狂人のようになる嶋田は、自分の罪を石川にかぶせ、元締めの田中屋(野口元夫)に命じて石川を消そうとしたのだ。いったんは石川と斬り合ったが、源次郎は理由を知って田中屋に乗り込み刺し殺した。その頃、嶋田は千代の父用人の三沢(沢村昌之助)を殺していた。
- 00:46:53第29話 罠に仕掛けるあらすじをみる 札差商相模屋の若主人猪之吉(石川博)が島から帰ってきた。仲間と預かっていた株を独占しようと、伝兵衛(加賀邦雄)は与力の矢崎(田口計)と情婦おこま(加賀ちかこ)と共謀して、仲間を殺したうえ猪之吉を犯人に仕立てた。 女房おせい(榊原るみ)の懸命さに動かされた半右衛門(山村聡)らが乗り出したが、伝兵衛らはカギを握る証人も殺し、猪之吉を処刑してしまった。 欲の深いおこまは、伝兵衛の取り分も奪おうと、今度は源之助をそそのかすのだった。あらすじをみる 札差商相模屋の若主人猪之吉(石川博)が島から帰ってきた。仲間と預かっていた株を独占しようと、伝兵衛(加賀邦雄)は与力の矢崎(田口計)と情婦おこま(加賀ちかこ)と共謀して、仲間を殺したうえ猪之吉を犯人に仕立てた。 女房おせい(榊原るみ)の懸命さに動かされた半右衛門(山村聡)らが乗り出したが、伝兵衛らはカギを握る証人も殺し、猪之吉を処刑してしまった。 欲の深いおこまは、伝兵衛の取り分も奪おうと、今度は源之助をそそのかすのだった。
- 00:46:54第30話 仕掛けに来た死んだ男あらすじをみる 半右衛門(山村聡)が行方不明だった浪人神谷兵十郎(田村高廣)に斬られた。背後関係を探るためににせの葬式が準備された。通夜の席から商人くずれのやくざ、四つ玉の勘次(米倉斉加年)の姿が消えた。おくら(中村玉緒)も居なくなった。 勘次は半右衛門が貯めているはずの仕掛料に目をつけたのだ。臨終の言葉で金のありかが洩らされるはずと、おくらを責めた。 半右衛門が生きていることを知った勘次は、今度はおくらの命と引き替えに一万両を出せと強硬手段に出た。意外なところに金は隠されていた。あらすじをみる 半右衛門(山村聡)が行方不明だった浪人神谷兵十郎(田村高廣)に斬られた。背後関係を探るためににせの葬式が準備された。通夜の席から商人くずれのやくざ、四つ玉の勘次(米倉斉加年)の姿が消えた。おくら(中村玉緒)も居なくなった。 勘次は半右衛門が貯めているはずの仕掛料に目をつけたのだ。臨終の言葉で金のありかが洩らされるはずと、おくらを責めた。 半右衛門が生きていることを知った勘次は、今度はおくらの命と引き替えに一万両を出せと強硬手段に出た。意外なところに金は隠されていた。
- 00:46:54第31話 嘘の仕掛けに仕掛けの誠あらすじをみる 呉服商丸幸の女房おとせ(万里昌代)は、情夫である番頭清七(小島三児)と組んで、亭主の定吉(井上孝雄)を締め殺した。 ところが翌日、首に布を巻いた定吉が姿を現わした。驚いたおとせが定吉を埋めたはずの場所を掘り返すと、出て来たのは清七の死体だった。 「にせ者が夫を殺し、店を狙っている」と、おとせから仕掛けの依頼を受けて梅安(緒形拳)が乗り出した。 定吉には双生児の弟がいて、その伊之助(井上孝雄二役)の仕業らしいが証拠が掴めない。 その時、定吉の遺児を抱いたおよし(高野ひろみ)が現われた。あらすじをみる 呉服商丸幸の女房おとせ(万里昌代)は、情夫である番頭清七(小島三児)と組んで、亭主の定吉(井上孝雄)を締め殺した。 ところが翌日、首に布を巻いた定吉が姿を現わした。驚いたおとせが定吉を埋めたはずの場所を掘り返すと、出て来たのは清七の死体だった。 「にせ者が夫を殺し、店を狙っている」と、おとせから仕掛けの依頼を受けて梅安(緒形拳)が乗り出した。 定吉には双生児の弟がいて、その伊之助(井上孝雄二役)の仕業らしいが証拠が掴めない。 その時、定吉の遺児を抱いたおよし(高野ひろみ)が現われた。
- 00:46:13第32話 正義にからまれた仕掛人あらすじをみる 女好きの梅安(緒形拳)が買った旗本の若女房が目の前で自殺した。良家の妻女たちの売春事件を追っていた老同心岡島(伊藤雄之助)に、梅安は殺しの嫌疑をかけられる。 実は、役者の菊次郎(嵐圭史)がひいき客と関係したうえ、ばらすとおどして売春させていたのだ。このことをつきとめた岡島は、梅安が見つけた証人小萩(佐々木愛)を伴って上役の植村(若林幾夫)に報告した。が、菊次郎とグルの植村は、旗本たちの世間体という口実で小萩を殺して口を封じた。 正義が通らぬと、岡島は十手を返上、仕掛けを依頼するのだった。あらすじをみる 女好きの梅安(緒形拳)が買った旗本の若女房が目の前で自殺した。良家の妻女たちの売春事件を追っていた老同心岡島(伊藤雄之助)に、梅安は殺しの嫌疑をかけられる。 実は、役者の菊次郎(嵐圭史)がひいき客と関係したうえ、ばらすとおどして売春させていたのだ。このことをつきとめた岡島は、梅安が見つけた証人小萩(佐々木愛)を伴って上役の植村(若林幾夫)に報告した。が、菊次郎とグルの植村は、旗本たちの世間体という口実で小萩を殺して口を封じた。 正義が通らぬと、岡島は十手を返上、仕掛けを依頼するのだった。
- 00:46:13第33話 仕掛人掟に挑戦!あらすじをみる 江戸中の仕掛人の元締が集まった。仲間を奉行所に売った裏切者がいるという。実力者の駒込の音蔵(三津田健)がこう切り出した時、捕り方が乱入してきた。半右衛門(山村聡)だけは逃げ延びたが、音蔵ら四人が捕まり、あとは殺された。 与力の山根(新田昌玄)は逃げた者の名を言えと音蔵を拷問したが、もちろん音蔵は口を割らぬ。 一方半右衛門は牢破りを図った。音蔵を救い出し、残り三人の中にいるはずの裏切者を見つけなければならぬ。やっと梅安(緒形拳)らが乞食に化けて牢へ近づいた。だがその時、山根は音蔵らを死刑場へ連れ出すのだった。あらすじをみる 江戸中の仕掛人の元締が集まった。仲間を奉行所に売った裏切者がいるという。実力者の駒込の音蔵(三津田健)がこう切り出した時、捕り方が乱入してきた。半右衛門(山村聡)だけは逃げ延びたが、音蔵ら四人が捕まり、あとは殺された。 与力の山根(新田昌玄)は逃げた者の名を言えと音蔵を拷問したが、もちろん音蔵は口を割らぬ。 一方半右衛門は牢破りを図った。音蔵を救い出し、残り三人の中にいるはずの裏切者を見つけなければならぬ。やっと梅安(緒形拳)らが乞食に化けて牢へ近づいた。だがその時、山根は音蔵らを死刑場へ連れ出すのだった。