各話一覧
00:24:59 第61話 獅子身中の虫 あらすじをみる
歌梨は、蘇芳の屋敷で息子の万里と涙の再会を果たす。実は、歌梨こそ、劉輝たちが捜していた天才画師、碧幽谷その人だった。母の才能を受け継ぐ万里はだまされて、贋作、さらにはニセ金づくりまで手伝わされていたのだ。蘇芳は、自分の父親が万里に描かせた贋作で金もうけをしていることに気づき、すべてを明らかにする決意で秀麗を家へ案内したのだった。
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歌梨は、蘇芳の屋敷で息子の万里と涙の再会を果たす。実は、歌梨こそ、劉輝たちが捜していた天才画師、碧幽谷その人だった。母の才能を受け継ぐ万里はだまされて、贋作、さらにはニセ金づくりまで手伝わされていたのだ。蘇芳は、自分の父親が万里に描かせた贋作で金もうけをしていることに気づき、すべてを明らかにする決意で秀麗を家へ案内したのだった。
00:24:59 第62話 泣き面に蜂 あらすじをみる
朝議で、貴族派の門下省長官・旺季から、冗官を一斉退官させる提案が出された。劉輝は秀麗を助けるためにも、その提案を却下したかったが、名案が思いつかない。悠舜が助け船を出し、ひと月以内に働き場所を見つけられれば官吏に残れる、という猶予が設けられることになった。秀麗は同じ立場の蘇芳や、やる気のない冗官たちの尻を叩いて、奮起させようとするのだが……。
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朝議で、貴族派の門下省長官・旺季から、冗官を一斉退官させる提案が出された。劉輝は秀麗を助けるためにも、その提案を却下したかったが、名案が思いつかない。悠舜が助け船を出し、ひと月以内に働き場所を見つけられれば官吏に残れる、という猶予が設けられることになった。秀麗は同じ立場の蘇芳や、やる気のない冗官たちの尻を叩いて、奮起させようとするのだが……。
00:24:59 第63話 情けは人のためならず あらすじをみる
冗官たちを叱咤激励し、働き場所を探すようにと追い立てる秀麗。他人の世話を焼くばかりで、自分のことは後回しになっていた。秀麗は、働き場所を既に決めているという陸清雅の余裕の発言に心が揺れるが、自分はツテを頼らず、期限ギリギリまでは他の冗官たちと同じ条件で頑張ろうと決意する。
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冗官たちを叱咤激励し、働き場所を探すようにと追い立てる秀麗。他人の世話を焼くばかりで、自分のことは後回しになっていた。秀麗は、働き場所を既に決めているという陸清雅の余裕の発言に心が揺れるが、自分はツテを頼らず、期限ギリギリまでは他の冗官たちと同じ条件で頑張ろうと決意する。
00:24:59 第64話 若いときの苦労は買ってもせよ あらすじをみる
冗官たちが解雇になる期限まであと半月。秀麗は相変わらず、他の冗官たちの面倒をみるばかりで、自分の行く先を決められずに悶々としていた。そんな時、蘇芳から二胡を弾いてくれと頼まれ、いつになく神妙な蘇芳の様子に首をかしげる。翌日、料理に使う塩の質が悪くなっていることが気になり、街に調べに出た秀麗は、塩の価格が高騰していることに気づく。
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冗官たちが解雇になる期限まであと半月。秀麗は相変わらず、他の冗官たちの面倒をみるばかりで、自分の行く先を決められずに悶々としていた。そんな時、蘇芳から二胡を弾いてくれと頼まれ、いつになく神妙な蘇芳の様子に首をかしげる。翌日、料理に使う塩の質が悪くなっていることが気になり、街に調べに出た秀麗は、塩の価格が高騰していることに気づく。
00:24:59 第65話 大賢は愚なるが如し あらすじをみる
蘇芳の父親が亡くなったと聞いて、秀麗は蘇芳の家に駆けつけるが、そこに彼の姿はなかった。その頃蘇芳は、思うところあって、ある屋敷に住み込みで働いていたのだった。やがて秀麗は、清雅に協力してもらいながら、塩で金もうけをたくらんだ者にめぼしをつける。塩の問題を解決すれば、退官は免れる。秀麗は徹夜で上申書を完成させるが・・・。
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蘇芳の父親が亡くなったと聞いて、秀麗は蘇芳の家に駆けつけるが、そこに彼の姿はなかった。その頃蘇芳は、思うところあって、ある屋敷に住み込みで働いていたのだった。やがて秀麗は、清雅に協力してもらいながら、塩で金もうけをたくらんだ者にめぼしをつける。塩の問題を解決すれば、退官は免れる。秀麗は徹夜で上申書を完成させるが・・・。
00:24:59 第66話 待たれる身より待つ身 あらすじをみる
劉輝は秀麗からの報告書を読みながら静蘭と話していた。冗官になった秀麗は、誰に命じられるでもなく自力で駆け回った。蘇芳と共に、贋作・塩・ニセ金事件の真相に迫ったのである。劉輝は秀麗の活躍を心から喜ぶ一方で、これから多忙になる秀麗とあまり会えなくなることを寂しく思う。劉輝は、相談があると呼び寄せた絳攸に、ある決意を告げる。
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劉輝は秀麗からの報告書を読みながら静蘭と話していた。冗官になった秀麗は、誰に命じられるでもなく自力で駆け回った。蘇芳と共に、贋作・塩・ニセ金事件の真相に迫ったのである。劉輝は秀麗の活躍を心から喜ぶ一方で、これから多忙になる秀麗とあまり会えなくなることを寂しく思う。劉輝は、相談があると呼び寄せた絳攸に、ある決意を告げる。
00:24:59 第67話 桃栗三年柿八年 あらすじをみる
貴陽へ向って旅をしていた燕青は、謎の男たちに命を狙われている娘を助ける。その娘は、どこか秀麗に似ていた。貴陽では、監察御史になった秀麗が同僚の清雅に対して、ひとり、怒りを爆発させていた。二人の性格は全く相容れないだけに、互いにライバル心を燃やすのだった。その頃、楸瑛は深く思い悩んでいた……。
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貴陽へ向って旅をしていた燕青は、謎の男たちに命を狙われている娘を助ける。その娘は、どこか秀麗に似ていた。貴陽では、監察御史になった秀麗が同僚の清雅に対して、ひとり、怒りを爆発させていた。二人の性格は全く相容れないだけに、互いにライバル心を燃やすのだった。その頃、楸瑛は深く思い悩んでいた……。
00:24:59 第68話 遠ざかる程想いが募る あらすじをみる
楸瑛は、妹の十三姫と再会する。十三姫は劉輝の妃になるため、藍家から送り込まれたのだった。劉輝と藍家、どちらを選ぶかで、楸瑛は苦悩する。十三姫は、身の安全のため極秘で後宮の離れにかくまわれることになり、身代わりとして秀麗も同行することになった。一方、秀麗は、冤罪で牢に入っていた隼(しゅん)と名乗る男から、謎の言葉を告げられる。
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楸瑛は、妹の十三姫と再会する。十三姫は劉輝の妃になるため、藍家から送り込まれたのだった。劉輝と藍家、どちらを選ぶかで、楸瑛は苦悩する。十三姫は、身の安全のため極秘で後宮の離れにかくまわれることになり、身代わりとして秀麗も同行することになった。一方、秀麗は、冤罪で牢に入っていた隼(しゅん)と名乗る男から、謎の言葉を告げられる。
00:24:59 第69話 鳴かぬ蛍が身を焦がす あらすじをみる
秀麗は十三姫の身代わりとなって、後宮の離れ、桃仙宮で一緒に暮らし始める。その矢先、早速、食事に毒が盛られ、十三姫の命が狙われていることが明らかになる。秀麗が清雅と出かけた後、劉輝が桃仙宮に現われる。十三姫と対面した劉輝は、妃に迎えることはできないと告げるのだが・・・。
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秀麗は十三姫の身代わりとなって、後宮の離れ、桃仙宮で一緒に暮らし始める。その矢先、早速、食事に毒が盛られ、十三姫の命が狙われていることが明らかになる。秀麗が清雅と出かけた後、劉輝が桃仙宮に現われる。十三姫と対面した劉輝は、妃に迎えることはできないと告げるのだが・・・。
00:24:59 第70話 身から出たさび あらすじをみる
ある夜、久しぶりに秀麗に会いに来た劉輝。秀麗は、楸瑛と絳攸が劉輝から離れていることを気に懸け尋ねる。一方、劉輝は、秀麗と十三姫が暮らす桃仙宮の警護が穴だらけ過ぎると心配する。劉輝の言葉に引っかかりを感じた秀麗は、やがて、清雅のたくらみに思い至る。そして謎の男、隼(しゅん)が秀麗に「事が起こる」と予言した新月の夜がやって来た。
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ある夜、久しぶりに秀麗に会いに来た劉輝。秀麗は、楸瑛と絳攸が劉輝から離れていることを気に懸け尋ねる。一方、劉輝は、秀麗と十三姫が暮らす桃仙宮の警護が穴だらけ過ぎると心配する。劉輝の言葉に引っかかりを感じた秀麗は、やがて、清雅のたくらみに思い至る。そして謎の男、隼(しゅん)が秀麗に「事が起こる」と予言した新月の夜がやって来た。
00:24:59 第71話 後ろ髪を引かれる あらすじをみる
秀麗と清雅の眼前で、孟兵部侍郎が暗殺される。孟侍郎の背後に、糸を引いているものがいる。孟侍郎は口封じのために殺されたのだ。その頃、楸瑛は、桃仙宮の十三姫の元へ駆けつけていた。そこへ、秀麗に謎の言葉を残した隼が現れる。楸瑛と十三姫と、隼……。三人の間にある、因縁が明らかになろうとしていた。
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秀麗と清雅の眼前で、孟兵部侍郎が暗殺される。孟侍郎の背後に、糸を引いているものがいる。孟侍郎は口封じのために殺されたのだ。その頃、楸瑛は、桃仙宮の十三姫の元へ駆けつけていた。そこへ、秀麗に謎の言葉を残した隼が現れる。楸瑛と十三姫と、隼……。三人の間にある、因縁が明らかになろうとしていた。
00:24:59 第72話 月日変われば気も変わる あらすじをみる
楸瑛は、劉輝から授かった花菖蒲の剣と左羽林軍将軍職を返上し、藍州へ帰還するため城を後にする。清雅は、藍家の弱みを握るため、楸瑛を拘束して、兵部侍郎殺しの犯人と藍家の関係を問いただそうとするが、機転を利かせた秀麗が、一足早く楸瑛を逃がす。やがて劉輝は、十三姫を連れて藍州へ行くと宣言する。
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楸瑛は、劉輝から授かった花菖蒲の剣と左羽林軍将軍職を返上し、藍州へ帰還するため城を後にする。清雅は、藍家の弱みを握るため、楸瑛を拘束して、兵部侍郎殺しの犯人と藍家の関係を問いただそうとするが、機転を利かせた秀麗が、一足早く楸瑛を逃がす。やがて劉輝は、十三姫を連れて藍州へ行くと宣言する。
00:24:59 第73話 藍(あい)より青し あらすじをみる
秀麗は、一連の事件の手がかりを得ようと、御史台長官に藍州行きを請願し、ようやく許可が下りる。秀麗の頼みを受けて、国試を受けるため貴陽に来ていた燕青が、護衛を兼ねて一緒に行くことになった。一方、劉輝は、十三姫と邵可を連れてひそかに藍州へと旅立つ。長官から王を無事連れ戻すよう命を受けた秀麗は、タンタン、燕青と共に劉輝の後を追う。
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秀麗は、一連の事件の手がかりを得ようと、御史台長官に藍州行きを請願し、ようやく許可が下りる。秀麗の頼みを受けて、国試を受けるため貴陽に来ていた燕青が、護衛を兼ねて一緒に行くことになった。一方、劉輝は、十三姫と邵可を連れてひそかに藍州へと旅立つ。長官から王を無事連れ戻すよう命を受けた秀麗は、タンタン、燕青と共に劉輝の後を追う。
00:24:59 第74話 危ない橋を渡る あらすじをみる
藍州を目指す秀麗、タンタン、燕青。一行の船は激流を抜け、ようやく藍州州都・玉龍に到着する。藍州州牧の迎えを受けた秀麗は、劉輝が忍びで藍州に入っていることを告げ、大至急捜し出してほしいと頼む。だがその頃、劉輝一行は禁断の地「九彩江」に足を踏み入れようとしていた。
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藍州を目指す秀麗、タンタン、燕青。一行の船は激流を抜け、ようやく藍州州都・玉龍に到着する。藍州州牧の迎えを受けた秀麗は、劉輝が忍びで藍州に入っていることを告げ、大至急捜し出してほしいと頼む。だがその頃、劉輝一行は禁断の地「九彩江」に足を踏み入れようとしていた。
00:24:59 第75話 人生いたる所に青山あり あらすじをみる
「王たる者だけが九彩江・宝鏡山の上にある社(やしろ)にたどりつける」という言葉を胸に、劉輝はひとり山に入るが、道に迷ってしまう。疲れからまどろんでしまった劉輝の夢に、秀麗と出会い、王として振舞うことを決意してから成してきた、数々の決断の瞬間が走馬灯のように現れる。眠りから覚めた劉輝は、「自分は王としての責任から逃げてはいなかっただろうか……」と涙する。
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「王たる者だけが九彩江・宝鏡山の上にある社(やしろ)にたどりつける」という言葉を胸に、劉輝はひとり山に入るが、道に迷ってしまう。疲れからまどろんでしまった劉輝の夢に、秀麗と出会い、王として振舞うことを決意してから成してきた、数々の決断の瞬間が走馬灯のように現れる。眠りから覚めた劉輝は、「自分は王としての責任から逃げてはいなかっただろうか……」と涙する。
00:24:59 第76話 目は心の鏡 あらすじをみる
劉輝を捜すため、激流を抜け、滝を抜け、命からがら、九彩江にたどりついた秀麗たちの前に、隼が現れる。「縹家のおばちゃん」の命令で、秀麗を宝鏡山山頂の社まで連れに来たという。秀麗は、自分に何の用かといぶかしく思いながらも、高山病で倒れていた劉輝を拾って社で寝かせているという隼の言葉を信じ、同行する。
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劉輝を捜すため、激流を抜け、滝を抜け、命からがら、九彩江にたどりついた秀麗たちの前に、隼が現れる。「縹家のおばちゃん」の命令で、秀麗を宝鏡山山頂の社まで連れに来たという。秀麗は、自分に何の用かといぶかしく思いながらも、高山病で倒れていた劉輝を拾って社で寝かせているという隼の言葉を信じ、同行する。
00:24:59 第77話 刎頚(ふんけい)の交(まじ)わり あらすじをみる
縹家当主の姉・縹瑠花の魔の手から秀麗を救うため、宝鏡山のご神体である鏡を割った邵可。鏡には、宝鏡山の名前の由来となったあやかしが封じ込まれていた。荒れ狂う山。空が泣き、地が震える。珠翠が機転を利かし、逃げる時間を稼ぐ。劉輝を乗せた秀麗たちの舟が岸を離れようとするまさにその時、珠翠が舟から飛び降りてしまう。
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縹家当主の姉・縹瑠花の魔の手から秀麗を救うため、宝鏡山のご神体である鏡を割った邵可。鏡には、宝鏡山の名前の由来となったあやかしが封じ込まれていた。荒れ狂う山。空が泣き、地が震える。珠翠が機転を利かし、逃げる時間を稼ぐ。劉輝を乗せた秀麗たちの舟が岸を離れようとするまさにその時、珠翠が舟から飛び降りてしまう。
00:24:59 第78話 縁あれば千里 あらすじをみる
藍州を離れる秀麗たち。楸瑛も一緒である。楸瑛は劉輝に生涯の忠誠を誓った。劉輝の想いは果たされた。ようやく彩雲国の王として真の自覚を持った劉輝。早朝、貴陽の船着場に出迎えた悠舜と静蘭に、劉輝と楸瑛はそれぞれの決意を伝えるのだった。王としての劉輝にはやるべきことが山ほどある。これからが本当の始まりなのだ。そして、秀麗との関係にも変化が……。
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藍州を離れる秀麗たち。楸瑛も一緒である。楸瑛は劉輝に生涯の忠誠を誓った。劉輝の想いは果たされた。ようやく彩雲国の王として真の自覚を持った劉輝。早朝、貴陽の船着場に出迎えた悠舜と静蘭に、劉輝と楸瑛はそれぞれの決意を伝えるのだった。王としての劉輝にはやるべきことが山ほどある。これからが本当の始まりなのだ。そして、秀麗との関係にも変化が……。
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