新・白蛇伝~千年一度の恋~
第19話~第36話
各話一覧
- 00:45:04第19話 仙人の地 崑崙山へあらすじをみる 端午の季節が到来した。金如意は白素貞が蛇であることを暴こうともくろみ、許仙が白素貞に雄黄酒を飲ませるよう仕向ける。抵抗できずに雄黄酒を飲んだ白素貞はついに蛇の姿となり、その姿を見た許仙は衝撃を受け死んでしまう。金如意は後悔するがどうすることもできず、人身に戻った白素貞に全ての責任を背負わせる。許仙の死亡時、その場に白素貞がいなかったことで許嬌容は白素貞を薄情だと責め、良好だった関係にひびが入る。白素貞は許仙の魂魄(こんぱく)がまだ散っていないことを知り、大胆にも崑崙(こんろん)へ仙草を盗みに行こうとするが、景松によって阻止される。景松は自分の歯の中にある蓮の花弁で白素貞の願いをかなえさせようとする。あらすじをみる 端午の季節が到来した。金如意は白素貞が蛇であることを暴こうともくろみ、許仙が白素貞に雄黄酒を飲ませるよう仕向ける。抵抗できずに雄黄酒を飲んだ白素貞はついに蛇の姿となり、その姿を見た許仙は衝撃を受け死んでしまう。金如意は後悔するがどうすることもできず、人身に戻った白素貞に全ての責任を背負わせる。許仙の死亡時、その場に白素貞がいなかったことで許嬌容は白素貞を薄情だと責め、良好だった関係にひびが入る。白素貞は許仙の魂魄(こんぱく)がまだ散っていないことを知り、大胆にも崑崙(こんろん)へ仙草を盗みに行こうとするが、景松によって阻止される。景松は自分の歯の中にある蓮の花弁で白素貞の願いをかなえさせようとする。
- 00:45:29第20話 素貞の覚悟あらすじをみる 白素貞は天界に到着し、仙女に成り済まして仙草を盗み出そうするが哮天犬(こうてんけん)に見破られて危うく西王母に処刑されそうになる。その時、運よく観音が現れて口添えをしたおかげで許仙を救う仙草を手に入れた。下界では金如意が許仙の姉をそそのかし、すぐにでも許仙を埋葬しようとするが、急ぎ戻った白素貞に阻まれる。更に法海の助けも手伝って許仙は息を吹き返した。だが仙草はまたの名を断塵(だんじん)とも言い、生き返った許仙は素貞との愛をすっかり忘れたうえ、姿を見るだけで頭痛に襲われる。如意は許仙を救った素貞に嫉妬し、王道陵から摂魂散(せつこんさん)と解毒薬をもらう。許仙の姉に、許仙を救えるのはただ一人、如意だけだと認めさせるためだった。金如意、許仙、白素貞たち3人の関係は複雑な局面に陥る。あらすじをみる 白素貞は天界に到着し、仙女に成り済まして仙草を盗み出そうするが哮天犬(こうてんけん)に見破られて危うく西王母に処刑されそうになる。その時、運よく観音が現れて口添えをしたおかげで許仙を救う仙草を手に入れた。下界では金如意が許仙の姉をそそのかし、すぐにでも許仙を埋葬しようとするが、急ぎ戻った白素貞に阻まれる。更に法海の助けも手伝って許仙は息を吹き返した。だが仙草はまたの名を断塵(だんじん)とも言い、生き返った許仙は素貞との愛をすっかり忘れたうえ、姿を見るだけで頭痛に襲われる。如意は許仙を救った素貞に嫉妬し、王道陵から摂魂散(せつこんさん)と解毒薬をもらう。許仙の姉に、許仙を救えるのはただ一人、如意だけだと認めさせるためだった。金如意、許仙、白素貞たち3人の関係は複雑な局面に陥る。
- 00:45:58第21話 忘れえぬ君あらすじをみる 白素貞は許仙の治療のために心の血を犠牲にし、その様子を見た小青は心を痛める。だが許仙は相変わらず素貞と向き合えず、彼女を深く苦しめていた。その頃、許仙の姉は金如意の献身的な看病に心を動かされ、如意を許仙の嫁にしたいと思い始める。素貞は許仙が平穏無事に過ごせるならと意を決して離縁状をしたため、彼の元を離れた。許仙は素貞との記憶を失っても、やはり心を引かれ、思い出そうと努力し、如意を遠ざけようとする。情にもろく義理堅い小青は素貞のために如意の化けの皮を剥がそうとするが、妖気を察した法海に阻止され、蔵経閣に閉じ込められて写経させられる。許仙は自分の元を去っていった素貞を捜し、ついに再会を果たすが2人の関係は以前とはすっかり変わってしまっていた。あらすじをみる 白素貞は許仙の治療のために心の血を犠牲にし、その様子を見た小青は心を痛める。だが許仙は相変わらず素貞と向き合えず、彼女を深く苦しめていた。その頃、許仙の姉は金如意の献身的な看病に心を動かされ、如意を許仙の嫁にしたいと思い始める。素貞は許仙が平穏無事に過ごせるならと意を決して離縁状をしたため、彼の元を離れた。許仙は素貞との記憶を失っても、やはり心を引かれ、思い出そうと努力し、如意を遠ざけようとする。情にもろく義理堅い小青は素貞のために如意の化けの皮を剥がそうとするが、妖気を察した法海に阻止され、蔵経閣に閉じ込められて写経させられる。許仙は自分の元を去っていった素貞を捜し、ついに再会を果たすが2人の関係は以前とはすっかり変わってしまっていた。
- 00:45:35第22話 再びの絆あらすじをみる 熱心に新居の準備をする金如意と許嬌容だったが、白素貞との関係について記憶を取り戻したい許仙は金如意を娶ることを拒否する。白素貞は別れを決心し、金如意に許仙を害すようなことをするとひどい目に遭わせると脅す。許仙と金如意の婚礼の当日、婚礼の衣装も着ずにいた許仙は街で傘をさす白素貞を見かけ、これまでの思い出がよみがえる。ついに妻を思い出した彼は誠心誠意、金如意に謝罪する。しかし諦められない金如意は、いちるの望みを抱いて側室でもいいと申し出る。許仙に断られた彼女は意を決し、かんざしを捨てる。許仙と白素貞は再びむつまじく暮らすこととなり以前にも増して互いを思いやる。あらすじをみる 熱心に新居の準備をする金如意と許嬌容だったが、白素貞との関係について記憶を取り戻したい許仙は金如意を娶ることを拒否する。白素貞は別れを決心し、金如意に許仙を害すようなことをするとひどい目に遭わせると脅す。許仙と金如意の婚礼の当日、婚礼の衣装も着ずにいた許仙は街で傘をさす白素貞を見かけ、これまでの思い出がよみがえる。ついに妻を思い出した彼は誠心誠意、金如意に謝罪する。しかし諦められない金如意は、いちるの望みを抱いて側室でもいいと申し出る。許仙に断られた彼女は意を決し、かんざしを捨てる。許仙と白素貞は再びむつまじく暮らすこととなり以前にも増して互いを思いやる。
- 00:44:30第23話 最愛の妻あらすじをみる 白素貞と小青は許仙の元に戻り、許仙は2人を温かく迎える。だが素貞は夫の言動が以前とはだいぶ変わったことに気づく。許仙は保和堂で蛇類の薬材を一切使わなくなり、薬草を重用した。また、しょっちゅう怪談小説を読んだりもしていた。素貞と小青は自分たちの正体を許仙に知られたと疑い、後をつけてみることに。すると彼は法海に会って自分の覚悟を伝えていた。素貞は許仙の行動が彼自身の身を守るためではなく、妻とよりよい関係を築けるよう理解するためだったと知り、深く感動して自らの身の上を語り始める。あらすじをみる 白素貞と小青は許仙の元に戻り、許仙は2人を温かく迎える。だが素貞は夫の言動が以前とはだいぶ変わったことに気づく。許仙は保和堂で蛇類の薬材を一切使わなくなり、薬草を重用した。また、しょっちゅう怪談小説を読んだりもしていた。素貞と小青は自分たちの正体を許仙に知られたと疑い、後をつけてみることに。すると彼は法海に会って自分の覚悟を伝えていた。素貞は許仙の行動が彼自身の身を守るためではなく、妻とよりよい関係を築けるよう理解するためだったと知り、深く感動して自らの身の上を語り始める。
- 00:45:11第24話 夜空の下であらすじをみる 白素貞は術を使って許仙を峨眉山へと連れていく。許仙は景松が自分のために犠牲となったことを聞き、彼に深く感謝した。張玉堂は蛇を捕まえた際、小青に邪魔されて風邪をこじらせ、保和堂を訪ねるが、小青に不治の病だと脅される。許仙は張玉堂がこれ以上蛇を捕まえないよう、小青の嘘に話を合わせ、玉堂を保和堂で働かせることにした。保和堂では玉堂と小青のにぎやかな日々が始まる。一方、動きのなかった金如意はいまだ恨みを抱え、王道陵と一計を案じ、許仙の姉を味方にして白素貞の正体を白日の下にさらそうとするが、途中で小青に見つかってしまう。あらすじをみる 白素貞は術を使って許仙を峨眉山へと連れていく。許仙は景松が自分のために犠牲となったことを聞き、彼に深く感謝した。張玉堂は蛇を捕まえた際、小青に邪魔されて風邪をこじらせ、保和堂を訪ねるが、小青に不治の病だと脅される。許仙は張玉堂がこれ以上蛇を捕まえないよう、小青の嘘に話を合わせ、玉堂を保和堂で働かせることにした。保和堂では玉堂と小青のにぎやかな日々が始まる。一方、動きのなかった金如意はいまだ恨みを抱え、王道陵と一計を案じ、許仙の姉を味方にして白素貞の正体を白日の下にさらそうとするが、途中で小青に見つかってしまう。
- 00:45:01第25話 一日だけの師匠あらすじをみる 呂洞賓(りょ・どうひん)に扮した王道陵は、許嬌容に家の中に妖魔がいると告げ法術を見せて自分を信じこませる。許仙と白素貞は帰宅途中に医院に診療を拒否された皮膚のただれた老人に出くわし保和堂に連れ帰り心を込めて世話と治療をする。だがこの老人こそが本物の呂洞賓だった。呂仙人は許仙と白素貞夫婦の厚意に報いるため、許嬌容が家に持ち帰っていた天師令(てんしれい)を処理し、白素貞は危機から免れる。郊外にいた小青は張玉堂に助けられ彼に心を動かす。白素貞は小青と張玉堂の関係を心配するのだった。あらすじをみる 呂洞賓(りょ・どうひん)に扮した王道陵は、許嬌容に家の中に妖魔がいると告げ法術を見せて自分を信じこませる。許仙と白素貞は帰宅途中に医院に診療を拒否された皮膚のただれた老人に出くわし保和堂に連れ帰り心を込めて世話と治療をする。だがこの老人こそが本物の呂洞賓だった。呂仙人は許仙と白素貞夫婦の厚意に報いるため、許嬌容が家に持ち帰っていた天師令(てんしれい)を処理し、白素貞は危機から免れる。郊外にいた小青は張玉堂に助けられ彼に心を動かす。白素貞は小青と張玉堂の関係を心配するのだった。
- 00:45:05第26話 妹のためにあらすじをみる 白素貞は小青の情毒が張玉堂の命を奪うことを知っていた。そして、まだ修行の浅い小青の妖丹では小青も玉堂も守れないと判断し、許仙と話し合って2人を近づけないようにする。その一方で小青の実の父である東海竜王を訪ねて娘の恋をかなえるための協力を求めたが、拒否されてしまい、やむなく心を鬼にして2人の仲を引き裂こうとする。だが生来頑固な小青は初めての恋を実らせようと反抗し、張玉堂が自分を愛していると信じる。張玉堂は出自も分からぬ自分は小青に釣り合わないと考えて諦めようとするが、小青の熱意に押され、2人は愛を確かめ合った。思いを貫くことを決意した小青は手始めに玉堂の家族を捜す手助けをする。あらすじをみる 白素貞は小青の情毒が張玉堂の命を奪うことを知っていた。そして、まだ修行の浅い小青の妖丹では小青も玉堂も守れないと判断し、許仙と話し合って2人を近づけないようにする。その一方で小青の実の父である東海竜王を訪ねて娘の恋をかなえるための協力を求めたが、拒否されてしまい、やむなく心を鬼にして2人の仲を引き裂こうとする。だが生来頑固な小青は初めての恋を実らせようと反抗し、張玉堂が自分を愛していると信じる。張玉堂は出自も分からぬ自分は小青に釣り合わないと考えて諦めようとするが、小青の熱意に押され、2人は愛を確かめ合った。思いを貫くことを決意した小青は手始めに玉堂の家族を捜す手助けをする。
- 00:45:38第27話 許されぬ恋あらすじをみる 小青は張玉堂の肉親捜しを手伝い、蘇州の名家、張家にたどり着く。生き別れた息子を捜していた張家も玉堂こそ張家の若様だと認める。しかし張夫人にとって息子を見つけた恩人は小青ではなく法海であった。張家を訪れた法海は張夫人を誘導して小青を貶めさせ、怒った小青は玉堂を置いて1人で保和堂へと戻る。その頃、許仙もまた、もう1人の法海と会っていた。法海の肉体は心の魔に乗っ取られ、張家に現れたのは心の魔のほうだったのだ。保和堂に戻った小青は意気消沈するが、程なくして玉堂が戻ってくる。彼は小青のために何不自由ない暮らしを捨ててきた。小青は二度と玉堂と離れないと固く決意するが、白素貞の強烈な反対に遭う。小青はどんな忠告にも耳を貸さず、素貞と100年別れても愛を貫くと決め、すべてを捨てて玉堂と共に去っていった。あらすじをみる 小青は張玉堂の肉親捜しを手伝い、蘇州の名家、張家にたどり着く。生き別れた息子を捜していた張家も玉堂こそ張家の若様だと認める。しかし張夫人にとって息子を見つけた恩人は小青ではなく法海であった。張家を訪れた法海は張夫人を誘導して小青を貶めさせ、怒った小青は玉堂を置いて1人で保和堂へと戻る。その頃、許仙もまた、もう1人の法海と会っていた。法海の肉体は心の魔に乗っ取られ、張家に現れたのは心の魔のほうだったのだ。保和堂に戻った小青は意気消沈するが、程なくして玉堂が戻ってくる。彼は小青のために何不自由ない暮らしを捨ててきた。小青は二度と玉堂と離れないと固く決意するが、白素貞の強烈な反対に遭う。小青はどんな忠告にも耳を貸さず、素貞と100年別れても愛を貫くと決め、すべてを捨てて玉堂と共に去っていった。
- 00:46:10第28話 小青の涙あらすじをみる 小青と張玉堂は山の中で2人だけで親密に過ごす。だが夫婦となった翌日、張玉堂は目を覚まさない。白素貞が小青に何かあったと感じていた。ほどなく小青が現れ夫を助けて欲しいと懇願する。 毒の回り方がこんなに早いとは思いもしなかった白素貞だが、竜宮から盗んできた忘情水(ぼうじょうすい)を小青に渡し、これを飲ませるのが彼の命を救う唯一の方法だと言い聞かせる。目覚めた張玉堂は小青を忘れてしまい、その後、新婦を迎える。心の魔は小青の命を狙い張玉堂の婚礼を利用し小青をおびき出すが、法海の元神が小青を救う。許仙と白素貞は心の魔の策略を逆手に取り、法海の身体から引き離し、法海の元神をその肉体に戻す。あらすじをみる 小青と張玉堂は山の中で2人だけで親密に過ごす。だが夫婦となった翌日、張玉堂は目を覚まさない。白素貞が小青に何かあったと感じていた。ほどなく小青が現れ夫を助けて欲しいと懇願する。 毒の回り方がこんなに早いとは思いもしなかった白素貞だが、竜宮から盗んできた忘情水(ぼうじょうすい)を小青に渡し、これを飲ませるのが彼の命を救う唯一の方法だと言い聞かせる。目覚めた張玉堂は小青を忘れてしまい、その後、新婦を迎える。心の魔は小青の命を狙い張玉堂の婚礼を利用し小青をおびき出すが、法海の元神が小青を救う。許仙と白素貞は心の魔の策略を逆手に取り、法海の身体から引き離し、法海の元神をその肉体に戻す。
- 00:45:18第29話 慈父の愛あらすじをみる 王道陵は金如意を苦しめる許仙を深く恨み、梁丞相をだまして共に許仙を倒そうとたくらむ。睦王妃が産気づいたのも王道陵の仕業だった。許仙に助産させて王妃と子の命を奪おうともくろむが、白素貞の優れた術で無事に切り抜けた許仙は名声を得る。許仙は妻の協力に感謝し、たとえ子がなくてもかまわないと言って素貞にからかわれる。たくらみに失敗した王道陵は次の策として死者に許仙を襲わせるが、金如意に制止された。許仙は梁丞相に陥れられた父親の名誉を回復するため、命を狙われていると知りながら故意に罠にかかったが、邪法が使われていたことは予想外だった。夫の思いを知った白素貞は景松が残してくれた時空を裂く術を使い、許仙を父 許懐仁と再会させる。あらすじをみる 王道陵は金如意を苦しめる許仙を深く恨み、梁丞相をだまして共に許仙を倒そうとたくらむ。睦王妃が産気づいたのも王道陵の仕業だった。許仙に助産させて王妃と子の命を奪おうともくろむが、白素貞の優れた術で無事に切り抜けた許仙は名声を得る。許仙は妻の協力に感謝し、たとえ子がなくてもかまわないと言って素貞にからかわれる。たくらみに失敗した王道陵は次の策として死者に許仙を襲わせるが、金如意に制止された。許仙は梁丞相に陥れられた父親の名誉を回復するため、命を狙われていると知りながら故意に罠にかかったが、邪法が使われていたことは予想外だった。夫の思いを知った白素貞は景松が残してくれた時空を裂く術を使い、許仙を父 許懐仁と再会させる。
- 00:44:52第30話 忠孝の一族あらすじをみる 許仙は白素貞の協力で過去の両親と再会し、梁丞相の汚職の証拠を手に入れ、睦王と共に逆臣を倒すことに成功した。許家の汚名がすすがれたその時、許仙の姉、コウ容の妊娠が分かり二重の喜びとなった。金如意は再び許仙の家の前に現れ、弱っているふりをしてとどまろうと画策する。その頃、コウ容はすでに心の魔に取りつかれていた。心の魔は人間の負の感情を必要とするため、魔に操られたコウ容は如意を家にとどめた。再び一緒に住むことになった如意は素貞や小青といさかいを繰り返す。更に素貞とコウ容の仲も険悪にし、素貞にコウ容を攻撃させて追い出そうとする。しかし素貞は心の魔がすでにコウ容のおなかの子の胎霊を養分とし、子に取りついて生まれようとしていることに気づいていた。あらすじをみる 許仙は白素貞の協力で過去の両親と再会し、梁丞相の汚職の証拠を手に入れ、睦王と共に逆臣を倒すことに成功した。許家の汚名がすすがれたその時、許仙の姉、コウ容の妊娠が分かり二重の喜びとなった。金如意は再び許仙の家の前に現れ、弱っているふりをしてとどまろうと画策する。その頃、コウ容はすでに心の魔に取りつかれていた。心の魔は人間の負の感情を必要とするため、魔に操られたコウ容は如意を家にとどめた。再び一緒に住むことになった如意は素貞や小青といさかいを繰り返す。更に素貞とコウ容の仲も険悪にし、素貞にコウ容を攻撃させて追い出そうとする。しかし素貞は心の魔がすでにコウ容のおなかの子の胎霊を養分とし、子に取りついて生まれようとしていることに気づいていた。
- 00:45:02第31話 わが子との縁あらすじをみる 白素貞は許嬌容と嬌容のお腹の子の状況を許仙に知らせるが、許仙は白素貞が手出しすることを拒み夫婦は対立する。そのため白素貞は胎児を守りながら心の魔を阻止する解決方法を他に探すことにする。だが白素貞の気持ちを知らない許仙は法海を訪ね、白素貞の霊力を奪う丹薬を手に入れ白素貞に飲ませてしまう。伴生蓮花(はんせいれんか)があれば許嬌容と胎児を助けられると知った白素貞は咸池宮(かんちぐう)に伴生蓮花を盗みに行くが彼女の霊力は損なわれている。失敗に終わるかと思われた時、生まれ変わろうとしている文曲(ぶんきょく)星君に危機を救われる。だが星君が生まれる際に経なければならない九重(きゅうちょう)の天劫(てんこう)が白素貞の命を危険にさらす。あらすじをみる 白素貞は許嬌容と嬌容のお腹の子の状況を許仙に知らせるが、許仙は白素貞が手出しすることを拒み夫婦は対立する。そのため白素貞は胎児を守りながら心の魔を阻止する解決方法を他に探すことにする。だが白素貞の気持ちを知らない許仙は法海を訪ね、白素貞の霊力を奪う丹薬を手に入れ白素貞に飲ませてしまう。伴生蓮花(はんせいれんか)があれば許嬌容と胎児を助けられると知った白素貞は咸池宮(かんちぐう)に伴生蓮花を盗みに行くが彼女の霊力は損なわれている。失敗に終わるかと思われた時、生まれ変わろうとしている文曲(ぶんきょく)星君に危機を救われる。だが星君が生まれる際に経なければならない九重(きゅうちょう)の天劫(てんこう)が白素貞の命を危険にさらす。
- 00:45:34第32話 消えた元神あらすじをみる 白素貞は最後の力を振り絞ってコウ容の枕元にたどり着き、伴生蓮花を体内に送り込むが、法海はコウ容を傷つけられると誤解して禅杖で素貞を攻撃した。すると素貞の元神は耐えられずに散ってしまう。許仙は深く後悔した。更に法海の話から、素貞の霊力を抑えるために飲ませた霊丹が、実は金如意によって離魂散にすり替えられていたことを知る。許仙は毒を使って如意を罰するが、如意の父親である師匠への恩もあり命は助ける。しかしこれで2人の関係は完全に決裂した。二度と許仙の元に戻れなくなった如意は心の魔と取引し、自ら心の魔の道具となる。小青もまた、素貞を救いたい一心で魔道に足を踏み入れ、大きな災いが起ころうとしていた。あらすじをみる 白素貞は最後の力を振り絞ってコウ容の枕元にたどり着き、伴生蓮花を体内に送り込むが、法海はコウ容を傷つけられると誤解して禅杖で素貞を攻撃した。すると素貞の元神は耐えられずに散ってしまう。許仙は深く後悔した。更に法海の話から、素貞の霊力を抑えるために飲ませた霊丹が、実は金如意によって離魂散にすり替えられていたことを知る。許仙は毒を使って如意を罰するが、如意の父親である師匠への恩もあり命は助ける。しかしこれで2人の関係は完全に決裂した。二度と許仙の元に戻れなくなった如意は心の魔と取引し、自ら心の魔の道具となる。小青もまた、素貞を救いたい一心で魔道に足を踏み入れ、大きな災いが起ころうとしていた。
- 00:47:55第33話 朔月の波乱あらすじをみる 法海は白素貞を救う手段を見つけたが、それは許仙が素貞の夢幻に入り込んで彼女を現実へと引き戻すことだった。だがその方法は困難で許仙の命さえ奪いかねない。それでも許仙の決意は揺るがなかった。そしてついに、許仙の意志と真心が素貞を動かし、彼女を連れ戻すことに成功する。しかし許仙たちのいる女カ廟は、その時すでに臨安の人々に包囲されていた。人々は金如意の話を信じ、女カ廟にいる妖怪を退治しようと詰めかけたのだった。だがそれもすべて、心の魔による策略だった。心の魔は互いに猜疑心を抱き殺し合う人々の邪気で万霊丹を錬成しようともくろむも、白素貞の帰還により、あと少しのところで失敗に終わる。更に素貞は小青が魔道に落ちて罪なき人々を傷つけることを何とか阻止したが、法海は小青の悪行は彼女の体に半分流れる妖(あやかし)の血のせいだと断じ、彼女の体から妖の血を除こうとする。あらすじをみる 法海は白素貞を救う手段を見つけたが、それは許仙が素貞の夢幻に入り込んで彼女を現実へと引き戻すことだった。だがその方法は困難で許仙の命さえ奪いかねない。それでも許仙の決意は揺るがなかった。そしてついに、許仙の意志と真心が素貞を動かし、彼女を連れ戻すことに成功する。しかし許仙たちのいる女カ廟は、その時すでに臨安の人々に包囲されていた。人々は金如意の話を信じ、女カ廟にいる妖怪を退治しようと詰めかけたのだった。だがそれもすべて、心の魔による策略だった。心の魔は互いに猜疑心を抱き殺し合う人々の邪気で万霊丹を錬成しようともくろむも、白素貞の帰還により、あと少しのところで失敗に終わる。更に素貞は小青が魔道に落ちて罪なき人々を傷つけることを何とか阻止したが、法海は小青の悪行は彼女の体に半分流れる妖(あやかし)の血のせいだと断じ、彼女の体から妖の血を除こうとする。
- 00:47:32第34話 魔物と化す人間あらすじをみる 文曲星君の母になるのが白素貞だと知った法海は、彼女を金山寺に連れ帰ろうとするが白素貞は小青を伴い許邸に戻る。真相を知った許嬌容も素貞と小青を自分の家族として喜んで迎える。だが臨安では白素貞と小青が妖蛇だといううわさが広がっていた。金如意が妊娠した。彼女は長く床を共にしていた相手が許仙に化けた王道陵だったと知ると同時に、自分の容姿が醜くなっていることに驚く。心の魔に惑わされた金如意は王道陵を殺し王道陵の妖丹を飲む。白素貞を伴い師匠の墓参りをしようとした許仙は金如意と再会する。衝撃を受け、我を失う金如意だったが結局は許仙を殺すことはできなかった。悔い改めた金如意は錬丹炉に飛び込み過去を清算するかのごとく心の魔を消滅させた。あらすじをみる 文曲星君の母になるのが白素貞だと知った法海は、彼女を金山寺に連れ帰ろうとするが白素貞は小青を伴い許邸に戻る。真相を知った許嬌容も素貞と小青を自分の家族として喜んで迎える。だが臨安では白素貞と小青が妖蛇だといううわさが広がっていた。金如意が妊娠した。彼女は長く床を共にしていた相手が許仙に化けた王道陵だったと知ると同時に、自分の容姿が醜くなっていることに驚く。心の魔に惑わされた金如意は王道陵を殺し王道陵の妖丹を飲む。白素貞を伴い師匠の墓参りをしようとした許仙は金如意と再会する。衝撃を受け、我を失う金如意だったが結局は許仙を殺すことはできなかった。悔い改めた金如意は錬丹炉に飛び込み過去を清算するかのごとく心の魔を消滅させた。
- 00:47:44第35話 心の魔あらすじをみる 金如意は許仙の夢に現れて別れを告げ、彼のために最後にできることだと万霊丹を残して去る。許仙は法海の話から、赤子のように純粋な心を持つ者が万霊丹をのんで業火に焼かれれば、心の魔を除けると知った。許仙は白素貞が妖怪だと皆から責められることのないように、そして人々が平和にくらせることを願って自らの身を捧げることを決意する。彼は素貞を峨眉山へ帰らせ、姉と義兄にも蜀へ行くことを勧めた。だが、あとから来るはずの許仙が現れないことを心配した一行は臨安へと引き返す。許仙は素貞が説得に応じないことを案じる。また自分も素貞に会うと赤子の心を保てなくなるため彼女に会うこと拒んだ。しかし素貞は夫を救うという一念のため、天に背く術を使うことも躊躇しなかった。あらすじをみる 金如意は許仙の夢に現れて別れを告げ、彼のために最後にできることだと万霊丹を残して去る。許仙は法海の話から、赤子のように純粋な心を持つ者が万霊丹をのんで業火に焼かれれば、心の魔を除けると知った。許仙は白素貞が妖怪だと皆から責められることのないように、そして人々が平和にくらせることを願って自らの身を捧げることを決意する。彼は素貞を峨眉山へ帰らせ、姉と義兄にも蜀へ行くことを勧めた。だが、あとから来るはずの許仙が現れないことを心配した一行は臨安へと引き返す。許仙は素貞が説得に応じないことを案じる。また自分も素貞に会うと赤子の心を保てなくなるため彼女に会うこと拒んだ。しかし素貞は夫を救うという一念のため、天に背く術を使うことも躊躇しなかった。
- 00:46:32第36話 再会の日あらすじをみる 白素貞は天に背く術を使ってでも許仙を救おうとしていた。再び人の姿となった小青は竜宮の引水令を携えて助けに駆けつける。白蛇と青蛇の姉妹は目的を達成するために金山を水没させることもいとわなかった。天界は白素貞の所業を知り、天軍を差し向けて捕らえようとするが、文曲星君が転生した素貞のおなかの子が雷劫によって思いがけず生まれる。そしてついには観音が現れ、その場にいる皆を教え諭し、関わった者たちは罰を受け入れた。白素貞は霊峰塔に閉じ込められ、西湖の水が枯れるか霊峰塔が壊れるまで決して出られぬ身となった。許仙と素貞の子、許仕林は皆の期待に応え、科挙で首位の状元となる。仕林が皇帝の許しを得て一家再会を天に祈祷すると、龍の姿に変貌を遂げた小青が現れて西湖の水を飲み干した。白素貞はついに霊峰塔から解放され、仕林、許仙との再会を果たす。あらすじをみる 白素貞は天に背く術を使ってでも許仙を救おうとしていた。再び人の姿となった小青は竜宮の引水令を携えて助けに駆けつける。白蛇と青蛇の姉妹は目的を達成するために金山を水没させることもいとわなかった。天界は白素貞の所業を知り、天軍を差し向けて捕らえようとするが、文曲星君が転生した素貞のおなかの子が雷劫によって思いがけず生まれる。そしてついには観音が現れ、その場にいる皆を教え諭し、関わった者たちは罰を受け入れた。白素貞は霊峰塔に閉じ込められ、西湖の水が枯れるか霊峰塔が壊れるまで決して出られぬ身となった。許仙と素貞の子、許仕林は皆の期待に応え、科挙で首位の状元となる。仕林が皇帝の許しを得て一家再会を天に祈祷すると、龍の姿に変貌を遂げた小青が現れて西湖の水を飲み干した。白素貞はついに霊峰塔から解放され、仕林、許仙との再会を果たす。
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