千年の恋 ひかる源氏物語
5点
動画ポイント対象
330円
今からちょうど千年前、紫式部は越前国で、父・藤原為時と弟・惟規と娘・賢子と共に好きな書物を読み耽り、つれづれに物語を書きながら静かな日々を送っていた。その紫式部の元へ、宮中で内覧として権勢を振るっていた藤原道長から、娘・彰子の教育係として京の都へ来て欲しいという文が届く。源氏物語を完成させるという強い意志を抱き、越前国を後にする式部。京では道長とその兄・道隆とが覇権を争い、おのおのの娘に帝の御子を産ませるために躍起になっていた。道隆の娘・定子の教育係は清少納言。式部は静かな闘志を燃やす。しかし、彰子の瞳の清らかさに式部は心を打たれ、いつしか自らが人生をかけて紡いでいる長く壮大な“女と男の物語”を説いてゆく-- 主人公は、桐壷帝の子・光源氏。武芸学問に優れ、この世のものとは思えないほど美しい容姿を持ち、誰からも愛され羨まれている。わずか十二歳にして四歳上の葵の上を娶り、宮中ではその葵の上の兄で親友でもある頭の中将らと蹴鞠に興じ、香を楽しむ。何不自由のない人生を送っているかに見えた源氏だったが、心の底には誰にもうちあけられない深い苦悩を抱えていた。どうしても抑えられない恋心。しかも相手は、実母・桐壺更衣に似た、帝の寵愛する義母・藤壺中宮だった。その想いを止めることが出来ず、源氏は里に下っていた藤壺の館を訪れ、なかば強引に一夜を共にする。その夜、藤壺は源氏の子を宿してしまう。言い知れぬ罪の意識に苛まれ、次第に光源氏を遠ざける藤壺。だが、一度きりの逢瀬はかえって源氏の煩悩を刺激した。藤壺への悩ましいほどの憧れは、六条御息所や源典侍などの年上の女性にも向けられる。若い源氏は、さらにあまたの姫君と関係を持つが、その代償として、嫉妬に狂った六条御息所により正妻・葵の上が呪い殺されてしまう。また、帝に仕える女房・揚げ羽の君は、抑圧された生活に耐えかね、屋敷を飛び出してその時代を生きる女性の苦悩の化身となり、あてどなくこの世を寂しく彷徨うのであった。
レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
昔、1度見て以来見ることがなかったのですが天海祐希さんを見たいがためにレンタルしました笑
以前見た時は子供だったので「なぜ紫の上はビンタの1つもしてやらないんだ!」って思いながら見ていたのを思い出しました笑5点※ネタバレありのレビューです。
5点※ネタバレありのレビューです。
5点
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
2000年代
- キャスト
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スタッフ
監督 : 堀川 とんこう 脚本 : 早坂 暁