天皇の料理番
episode1~episode12
各話一覧
- 01:32:42episode1 ~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…あらすじをみる 明治37年(1904年)正月。福井の秋山家は、父・周蔵(杉本哲太)を筆頭に、弁護士を目指す長男・周太郎(鈴木亮平)も帰郷し、家族一同希望に満ちていた。唯一心配の種と言えば、何をしても長続きしない16歳の次男・篤蔵(佐藤健)だった。篤蔵の将来を案じた父・周蔵は、鯖江の昆布問屋・松前屋(高浜家)の婿養子の話を取り付けてきた。そして篤蔵は高浜家の長女・俊子(黒木華)の婿として、新しい生活を始めることになる。ある日、鯖江連隊に配達に出かけた篤蔵は、厨房から漂ってきた、えもいわれぬ匂いに興味をそそられる。厨房には篤蔵が見たこともない食材が並び、調理している田辺軍曹(伊藤英明)は、福井ではまだ食べる習慣の無かった牛肉を料理しようとしていた。興奮を抑えられない篤蔵は、勧められるままに揚げたてのカツレツを口にする。そして、生まれてから経験したことの無い強い衝撃を受けた。それが、篤蔵の人生が変わった瞬間だった…。一口のカツレツに篤蔵が見た夢…。その日から篤蔵は「商いの売り込み」とウソをつき、鯖江連隊で田辺に料理を習うようになる。あらすじをみる 明治37年(1904年)正月。福井の秋山家は、父・周蔵(杉本哲太)を筆頭に、弁護士を目指す長男・周太郎(鈴木亮平)も帰郷し、家族一同希望に満ちていた。唯一心配の種と言えば、何をしても長続きしない16歳の次男・篤蔵(佐藤健)だった。篤蔵の将来を案じた父・周蔵は、鯖江の昆布問屋・松前屋(高浜家)の婿養子の話を取り付けてきた。そして篤蔵は高浜家の長女・俊子(黒木華)の婿として、新しい生活を始めることになる。ある日、鯖江連隊に配達に出かけた篤蔵は、厨房から漂ってきた、えもいわれぬ匂いに興味をそそられる。厨房には篤蔵が見たこともない食材が並び、調理している田辺軍曹(伊藤英明)は、福井ではまだ食べる習慣の無かった牛肉を料理しようとしていた。興奮を抑えられない篤蔵は、勧められるままに揚げたてのカツレツを口にする。そして、生まれてから経験したことの無い強い衝撃を受けた。それが、篤蔵の人生が変わった瞬間だった…。一口のカツレツに篤蔵が見た夢…。その日から篤蔵は「商いの売り込み」とウソをつき、鯖江連隊で田辺に料理を習うようになる。
- 00:55:05episode2 料理はまごころあらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は、兄・周太郎(鈴木亮平)の指導教授・桐塚尚吾(武田鉄矢)の計らいで、一流西洋料理店・華族会館で働けることになった。自らの前途は明るいと喜んでいたが、厳しい世界が待っていた。そこでは、料理に対して一切の妥協を許さないコック長の宇佐美鎌市(小林薫)と、スタッフたちが懸命に働いている。下働きとなった篤蔵は、朝から晩まで、ひたすら厨房を掃除し、食器や鍋を洗うだけで料理の勉強ができるなど到底考えられなかった。厳しい環境に直面したことで、同じく住み込みで下働きをする松井新太郎(桐谷健太)や山上辰吉(柄本佑)に愚痴をこぼす。疲れ果てた体で部屋に戻り、カビ臭い布団を嗅いだとき、布団を干してくれていた俊子(黒木華)のことを思い出すのだった。そんな日々を送る篤蔵は、ある日、単純な作業の毎日にやる気を失い、日課である鍋の洗い直しを怠ったことを宇佐美に見抜かれてしまう。あらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は、兄・周太郎(鈴木亮平)の指導教授・桐塚尚吾(武田鉄矢)の計らいで、一流西洋料理店・華族会館で働けることになった。自らの前途は明るいと喜んでいたが、厳しい世界が待っていた。そこでは、料理に対して一切の妥協を許さないコック長の宇佐美鎌市(小林薫)と、スタッフたちが懸命に働いている。下働きとなった篤蔵は、朝から晩まで、ひたすら厨房を掃除し、食器や鍋を洗うだけで料理の勉強ができるなど到底考えられなかった。厳しい環境に直面したことで、同じく住み込みで下働きをする松井新太郎(桐谷健太)や山上辰吉(柄本佑)に愚痴をこぼす。疲れ果てた体で部屋に戻り、カビ臭い布団を嗅いだとき、布団を干してくれていた俊子(黒木華)のことを思い出すのだった。そんな日々を送る篤蔵は、ある日、単純な作業の毎日にやる気を失い、日課である鍋の洗い直しを怠ったことを宇佐美に見抜かれてしまう。
- 00:55:05episode3 あいしてるの決断あらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は上京してきた俊子(黒木華)と再会。宇佐美(小林薫)の計らいで俊子に料理を振る舞うことになるが、篤蔵は宇佐美の評価が気になって仕方がない。そして、俊子は宇佐美が篤蔵のことを評価していること、料理に対する篤蔵の真剣な態度を知り「離縁したほうがよい」と切り出すが…。そんな中、ひょんなことから拾った財布が縁で、篤蔵は英国公使館でシェフをしている五百木竹四郎(加藤雅也)と出会う。あらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は上京してきた俊子(黒木華)と再会。宇佐美(小林薫)の計らいで俊子に料理を振る舞うことになるが、篤蔵は宇佐美の評価が気になって仕方がない。そして、俊子は宇佐美が篤蔵のことを評価していること、料理に対する篤蔵の真剣な態度を知り「離縁したほうがよい」と切り出すが…。そんな中、ひょんなことから拾った財布が縁で、篤蔵は英国公使館でシェフをしている五百木竹四郎(加藤雅也)と出会う。
- 00:46:33episode4 愛し君よサラバあらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は妻・俊子(黒木華)と産まれてくる子どもを養うため、さらに多くの料理を覚えようと、華族会館だけでなく英国公使館の厨房を行き来する日々を送っていた。そんな中、同僚の辰吉(柄本佑)は、先輩の荒木(黒田大輔)から、度々厨房を抜け出す篤蔵を尾行するよう命じられる。そして、英国公使館に入る篤蔵を目撃した辰吉は、荒木に報告するべきか悩み始める。一方、周太郎(鈴木亮平)の身体にも異変が起きていた。診断結果を受けて周太郎は、ある重大な決意をする。あらすじをみる 篤蔵(佐藤健)は妻・俊子(黒木華)と産まれてくる子どもを養うため、さらに多くの料理を覚えようと、華族会館だけでなく英国公使館の厨房を行き来する日々を送っていた。そんな中、同僚の辰吉(柄本佑)は、先輩の荒木(黒田大輔)から、度々厨房を抜け出す篤蔵を尾行するよう命じられる。そして、英国公使館に入る篤蔵を目撃した辰吉は、荒木に報告するべきか悩み始める。一方、周太郎(鈴木亮平)の身体にも異変が起きていた。診断結果を受けて周太郎は、ある重大な決意をする。
- 00:46:34episode5 おさな夫婦の結末あらすじをみる 華族会館を離れた篤蔵(佐藤健)は、立ち寄ったバンザイ軒という食堂で店主・森田仙之介(佐藤蛾次郎)、妻・梅(高岡早紀)と出会う。篤蔵は住み込みで働き始め、料理を作ることの喜び、客に喜んでもらえる幸せをかみ締めていた。そんなある日、新太郎(桐谷健太)が訪れ、父・周蔵(杉本哲太)からの手紙の束を渡される。そこには驚がくの事実が記されていた。手紙を握り締め福井に戻る篤蔵を待っていたのは、やつれた様子の妻・俊子(黒木華)だった。そして兄・周太郎(鈴木亮平)は…。あらすじをみる 華族会館を離れた篤蔵(佐藤健)は、立ち寄ったバンザイ軒という食堂で店主・森田仙之介(佐藤蛾次郎)、妻・梅(高岡早紀)と出会う。篤蔵は住み込みで働き始め、料理を作ることの喜び、客に喜んでもらえる幸せをかみ締めていた。そんなある日、新太郎(桐谷健太)が訪れ、父・周蔵(杉本哲太)からの手紙の束を渡される。そこには驚がくの事実が記されていた。手紙を握り締め福井に戻る篤蔵を待っていたのは、やつれた様子の妻・俊子(黒木華)だった。そして兄・周太郎(鈴木亮平)は…。
- 00:55:48episode6 愛と命の果てパリあらすじをみる 篤蔵(佐藤健)はお梅(高岡早紀)と大変な事になりながら、パリをぼんやりと夢見て、地道に励んでいた。そんな中、篤蔵が考えた新メニューが評判を呼び、バンザイ軒には長蛇の列ができるようになっていった。その噂は華族会館の宇佐美(小林薫)の元へも届き、なんと篤蔵は宇佐美にも振る舞うことになる。一方、命の炎が消えかけている兄・周太郎(鈴木亮平)は、自分の最後の夢を篤蔵に託すため、ある決意をする。そして俊子(黒木華)も運命の決断を迫られていた。俊子が選んだ、篤蔵のいない未来とは…。あらすじをみる 篤蔵(佐藤健)はお梅(高岡早紀)と大変な事になりながら、パリをぼんやりと夢見て、地道に励んでいた。そんな中、篤蔵が考えた新メニューが評判を呼び、バンザイ軒には長蛇の列ができるようになっていった。その噂は華族会館の宇佐美(小林薫)の元へも届き、なんと篤蔵は宇佐美にも振る舞うことになる。一方、命の炎が消えかけている兄・周太郎(鈴木亮平)は、自分の最後の夢を篤蔵に託すため、ある決意をする。そして俊子(黒木華)も運命の決断を迫られていた。俊子が選んだ、篤蔵のいない未来とは…。
- 00:46:33episode7 パリと差別と結婚あらすじをみる パリの地に立った篤蔵(佐藤健)は桐塚(武田鉄矢)の紹介状を手に、大使館の粟野慎一郎(郷ひろみ)の元を訪れる。篤蔵に働き口として紹介されたのは、オテル・マジェスティックという一流ホテルの厨房だった。そこで篤蔵を待っていたのは、コックの世界以上に厳しい「人種」という壁であった。そして篤蔵は大切なモノを失うことになる。激しい怒りの中、篤蔵のとった行動は…。そんな中、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。一方、日本では俊子(黒木華)が新たな生活を始めていた。そして兄・周太郎(鈴木亮平)は…。あらすじをみる パリの地に立った篤蔵(佐藤健)は桐塚(武田鉄矢)の紹介状を手に、大使館の粟野慎一郎(郷ひろみ)の元を訪れる。篤蔵に働き口として紹介されたのは、オテル・マジェスティックという一流ホテルの厨房だった。そこで篤蔵を待っていたのは、コックの世界以上に厳しい「人種」という壁であった。そして篤蔵は大切なモノを失うことになる。激しい怒りの中、篤蔵のとった行動は…。そんな中、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。一方、日本では俊子(黒木華)が新たな生活を始めていた。そして兄・周太郎(鈴木亮平)は…。
- 00:46:33episode8 パリでの卒業式あらすじをみる パリで3年が経過したころ、篤蔵(佐藤健)は、フランス料理の最高峰オテル・リッツで、神様と呼ばれるエスコフィエ(レベル・アントン)の元で修行していた。そんな中、明治天皇崩御の知らせが舞い込む。粟野(郷ひろみ)は篤蔵を大使館に呼び出し、『天皇陛下の料理番』の要請が来ていることを告げる。「大日本帝国一のシェフになる」という兄・周太郎(鈴木亮平)との約束を想いながら、篤蔵は葛藤するが…。一方、日本では周太郎の容態がますます悪化していた。死期を悟ったかのような周太郎は…。そして、俊子(黒木華)も別の道を歩んでいた。吉原の門に消えていく俊子は…。あらすじをみる パリで3年が経過したころ、篤蔵(佐藤健)は、フランス料理の最高峰オテル・リッツで、神様と呼ばれるエスコフィエ(レベル・アントン)の元で修行していた。そんな中、明治天皇崩御の知らせが舞い込む。粟野(郷ひろみ)は篤蔵を大使館に呼び出し、『天皇陛下の料理番』の要請が来ていることを告げる。「大日本帝国一のシェフになる」という兄・周太郎(鈴木亮平)との約束を想いながら、篤蔵は葛藤するが…。一方、日本では周太郎の容態がますます悪化していた。死期を悟ったかのような周太郎は…。そして、俊子(黒木華)も別の道を歩んでいた。吉原の門に消えていく俊子は…。
- 00:55:48episode9 皇居編~ザリガニと御即位の御大礼あらすじをみる 帰国した篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番になるべく皇居・大膳寮を訪れた。大膳の長である大膳頭・福羽逸人(浅野和之)に案内され厨房に赴いた篤蔵を待っていたのは、篤蔵よりも年上の大膳のシェフたちであった。シェフたちからの値踏みをするような目線を感じながらも奮闘する篤蔵は、さらに近々行われる御大礼の驚がくの内容を福羽から聞いて、いきなり窮地に陥る。そして、天皇の料理番になる事を誰よりも喜んだ兄・周太郎(鈴木亮平)は以前よりも明らかに痩せ衰え…。一方、俊子(黒木華)が向かった先は…?あらすじをみる 帰国した篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番になるべく皇居・大膳寮を訪れた。大膳の長である大膳頭・福羽逸人(浅野和之)に案内され厨房に赴いた篤蔵を待っていたのは、篤蔵よりも年上の大膳のシェフたちであった。シェフたちからの値踏みをするような目線を感じながらも奮闘する篤蔵は、さらに近々行われる御大礼の驚がくの内容を福羽から聞いて、いきなり窮地に陥る。そして、天皇の料理番になる事を誰よりも喜んだ兄・周太郎(鈴木亮平)は以前よりも明らかに痩せ衰え…。一方、俊子(黒木華)が向かった先は…?
- 00:46:23episode10 皇居編~関東大震災と家族の決意あらすじをみる 厨司長として大膳で働き始めて10年、篤蔵(佐藤健)は俊子(黒木華)と共に家庭を築いていた。そんな中、東京地方を大震災が襲う。調理場にやってきた篤蔵は、天皇の料理番として、被災した人々のために何ができるかを模索する。一方、篤蔵の自宅も火事に見舞われていた。逃げ遅れた俊子に火の手が迫る。そして…。あらすじをみる 厨司長として大膳で働き始めて10年、篤蔵(佐藤健)は俊子(黒木華)と共に家庭を築いていた。そんな中、東京地方を大震災が襲う。調理場にやってきた篤蔵は、天皇の料理番として、被災した人々のために何ができるかを模索する。一方、篤蔵の自宅も火事に見舞われていた。逃げ遅れた俊子に火の手が迫る。そして…。
- 00:55:34episode11 皇居編~最愛の人と最後の晩餐あらすじをみる 大震災から逃れた篤蔵(佐藤健)たち。俊子(黒木華)の体調はまだ回復していないものの、一家でたくましく暮らしていた。年も明け、大膳も落ち着きを取り戻してきたある日、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。時は流れ「昭和」という新時代が幕を開け、大膳も新しい形に生まれ変わろうとしていた。一方、変わらず平穏な日々を過ごしていた篤蔵たちだったが…!?あらすじをみる 大震災から逃れた篤蔵(佐藤健)たち。俊子(黒木華)の体調はまだ回復していないものの、一家でたくましく暮らしていた。年も明け、大膳も落ち着きを取り戻してきたある日、篤蔵の前に意外な人物が姿を現す。時は流れ「昭和」という新時代が幕を開け、大膳も新しい形に生まれ変わろうとしていた。一方、変わらず平穏な日々を過ごしていた篤蔵たちだったが…!?
- 01:13:10episode12 完結~料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末あらすじをみる 時は戦後。敗戦国となった日本はGHQによる統治を受けることになる。そのとき篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索していた。篤蔵がたどり着いた答えとは?亡き妻・俊子(黒木華)の愛が奇跡を起こす…。あらすじをみる 時は戦後。敗戦国となった日本はGHQによる統治を受けることになる。そのとき篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索していた。篤蔵がたどり着いた答えとは?亡き妻・俊子(黒木華)の愛が奇跡を起こす…。