とんび
第一話~最終話
各話一覧
- 01:32:59第一話 ~昭和を生きた家族の愛と命の感動物語~どうしようもない男がどうしようもなく妻と息子を愛した30年間…全ての父親に捧ぐ-あらすじをみる 昭和47年(1972年)の晩夏。トラック運転手の市川安男・通称ヤス(内野聖陽)は妻・美佐子(常盤貴子)との間に男の子を授かる。生まれた子は、小林旭から旭(アキラ)と名付けられる。幼い頃から親というものを知らずに育ったヤスと美佐子は、愛する息子・アキラを必死に育てながら、幸せな日々を噛み締めていた。そんな温かな年月が3年流れーーーーアキラ(五十嵐陽向)が3歳になった頃、休日にヤスが1人で働いていると、「おとしゃんの会社が見たい」というアキラを連れて美佐子がやってくる。その日の朝、些細な事でケンカをしてしまった3人だったが、そこで「日本中をトラックで一緒に回ろう」と大きな夢を話すのだった。そして、再び仕事に戻ったヤスだったが、タオルを忘れていることに気付いたアキラがそれを届けようとヤスのもとへ駆け出す。すると、プラットホームに不安定に積まれた木箱にタオルが引っかかってしまい、アキラの上に積荷が崩れ落ちてくる。咄嗟にアキラをかばった美佐子は、木箱の下敷きになってしまいーー。あらすじをみる 昭和47年(1972年)の晩夏。トラック運転手の市川安男・通称ヤス(内野聖陽)は妻・美佐子(常盤貴子)との間に男の子を授かる。生まれた子は、小林旭から旭(アキラ)と名付けられる。幼い頃から親というものを知らずに育ったヤスと美佐子は、愛する息子・アキラを必死に育てながら、幸せな日々を噛み締めていた。そんな温かな年月が3年流れーーーーアキラ(五十嵐陽向)が3歳になった頃、休日にヤスが1人で働いていると、「おとしゃんの会社が見たい」というアキラを連れて美佐子がやってくる。その日の朝、些細な事でケンカをしてしまった3人だったが、そこで「日本中をトラックで一緒に回ろう」と大きな夢を話すのだった。そして、再び仕事に戻ったヤスだったが、タオルを忘れていることに気付いたアキラがそれを届けようとヤスのもとへ駆け出す。すると、プラットホームに不安定に積まれた木箱にタオルが引っかかってしまい、アキラの上に積荷が崩れ落ちてくる。咄嗟にアキラをかばった美佐子は、木箱の下敷きになってしまいーー。
- 00:46:51第二話 最愛の決断-あらすじをみる 6歳になり保育園に通うアキラ(荒川槙)をたえ子(麻生祐未)が迎えに行くと、周りの子供たちのお迎えに母親がくる姿を見て、アキラはどこか寂しそうな表情を見せる。ある日、アキラと一緒に銭湯に行ったヤス(内野聖陽)は、番台のおばちゃん(青木和代)から「アキラに母親を作ってやれ」とお見合いをすすめられるが、「今さらいるか!」と断る。風呂に入るとアキラは「保育園で家族の絵を描くことになったから、お母さんの写真を貸してほしい」とヤスに告げる。その帰り道、両親に手をつながれて歩いている子供を見たアキラは、ヤスと手をつないでいない手をそっとポケットにしまうのだった。翌日、保育園で母・美佐子(常盤貴子)の写真を見ながら絵を描いていたアキラは、周りの子供たちに写真を回し見され、1人の男の子とケンカをしてしまう。ケンカを先生たちに止められるが、アキラは寂しさや不安な気持ちでいっぱいになり、美佐子の写真をビリビリに破いてしまう。この事件からアキラがおねしょを繰り返すようになり、母親がほしいのかと思ったヤスはお見合いすることを決意する…。あらすじをみる 6歳になり保育園に通うアキラ(荒川槙)をたえ子(麻生祐未)が迎えに行くと、周りの子供たちのお迎えに母親がくる姿を見て、アキラはどこか寂しそうな表情を見せる。ある日、アキラと一緒に銭湯に行ったヤス(内野聖陽)は、番台のおばちゃん(青木和代)から「アキラに母親を作ってやれ」とお見合いをすすめられるが、「今さらいるか!」と断る。風呂に入るとアキラは「保育園で家族の絵を描くことになったから、お母さんの写真を貸してほしい」とヤスに告げる。その帰り道、両親に手をつながれて歩いている子供を見たアキラは、ヤスと手をつないでいない手をそっとポケットにしまうのだった。翌日、保育園で母・美佐子(常盤貴子)の写真を見ながら絵を描いていたアキラは、周りの子供たちに写真を回し見され、1人の男の子とケンカをしてしまう。ケンカを先生たちに止められるが、アキラは寂しさや不安な気持ちでいっぱいになり、美佐子の写真をビリビリに破いてしまう。この事件からアキラがおねしょを繰り返すようになり、母親がほしいのかと思ったヤスはお見合いすることを決意する…。
- 00:46:49第三話 父と子の反抗期あらすじをみる アキラ(福崎那由他)が11歳の5月。夕なぎで酒を飲むヤス(内野聖陽)は、たえ子(麻生祐未)らに父親らしくキャッチボールぐらいやってやれ、と冷やかされるが照れて拒む。そんな中、会社の後輩・葛原鉄矢(音尾琢真)から、アキラの小学校が選抜チームを作って他校と野球の試合をすると聞く。さらに、アキラが転校生にエースの座を奪われてしまったと聞いたヤスは、練習に付き合おうとするがアキラの姿がどこにもない。ヤスが必死で探す中、アキラは高校時代に野球部だった照雲(野村宏伸)と2人で練習をしていたのだった。親子のように練習する2人の姿を見てへそを曲げてしまったヤスは、アキラが嬉しそうに上達したことを報告しても、愛想の無い返事しかできないでいたのだが…。あらすじをみる アキラ(福崎那由他)が11歳の5月。夕なぎで酒を飲むヤス(内野聖陽)は、たえ子(麻生祐未)らに父親らしくキャッチボールぐらいやってやれ、と冷やかされるが照れて拒む。そんな中、会社の後輩・葛原鉄矢(音尾琢真)から、アキラの小学校が選抜チームを作って他校と野球の試合をすると聞く。さらに、アキラが転校生にエースの座を奪われてしまったと聞いたヤスは、練習に付き合おうとするがアキラの姿がどこにもない。ヤスが必死で探す中、アキラは高校時代に野球部だった照雲(野村宏伸)と2人で練習をしていたのだった。親子のように練習する2人の姿を見てへそを曲げてしまったヤスは、アキラが嬉しそうに上達したことを報告しても、愛想の無い返事しかできないでいたのだが…。
- 00:46:36第四話 本当のお母さんあらすじをみる ヤス(内野聖陽)はアキラ(福崎那由他)が自分に内緒で、母・美佐子(常盤貴子)の事故の真相について照雲(野村宏伸)や尾藤社長(ベンガル)らに聞いて回っていると知り、驚きを隠せなかった。一方、たえ子(麻生祐未)がある男から「娘に会ってやってほしい」と言われていた、との噂が。たえ子に娘がいることを知らなかったヤスは、その事実を聞こうと夕なぎを訪ねる。しかし、逆にたえ子からアキラに事故の真相を話した方がいいのではと言われ、本当の話なんてできないとさらに悩むことになる。そんなヤスのもとに、たえ子の元夫・春日肇(小林隆)と娘・泰子(徳永えり)が訪ねてきて、たえ子と会えるように協力してほしいと言われ…。あらすじをみる ヤス(内野聖陽)はアキラ(福崎那由他)が自分に内緒で、母・美佐子(常盤貴子)の事故の真相について照雲(野村宏伸)や尾藤社長(ベンガル)らに聞いて回っていると知り、驚きを隠せなかった。一方、たえ子(麻生祐未)がある男から「娘に会ってやってほしい」と言われていた、との噂が。たえ子に娘がいることを知らなかったヤスは、その事実を聞こうと夕なぎを訪ねる。しかし、逆にたえ子からアキラに事故の真相を話した方がいいのではと言われ、本当の話なんてできないとさらに悩むことになる。そんなヤスのもとに、たえ子の元夫・春日肇(小林隆)と娘・泰子(徳永えり)が訪ねてきて、たえ子と会えるように協力してほしいと言われ…。
- 00:46:34第五話 さらば愛しき人あらすじをみる 平成元年。ヤス(内野聖陽)は入院している海雲(柄本明)を見舞うため、毎日のように病院に通っていた。一方、アキラ(佐藤健)は高校の野球部でレギュラーを決めるテストを控え、一度も顔を出せずにいた。ある日、ヤスは照雲(野村宏伸)から、海雲は癌で先が長くないため、意識のあるうちにアキラに会いにきてほしいと頼まれる。ヤスはアキラに見舞いに行くよう頼むが、「今は野球の練習が大事だから」と断られてしまう。そんなアキラの一方的な態度に腹を立てたヤスは、アキラを見舞いに連れて行こうと野球部の練習場を訪れる。すると、偶然にも後輩・山本卓弥(大内田悠平)らの尻をバットで叩くアキラの姿を目撃してしまう。止めようと駆けつけたヤスはアキラと言い争いになり、思わずアキラを殴ってしまい…。あらすじをみる 平成元年。ヤス(内野聖陽)は入院している海雲(柄本明)を見舞うため、毎日のように病院に通っていた。一方、アキラ(佐藤健)は高校の野球部でレギュラーを決めるテストを控え、一度も顔を出せずにいた。ある日、ヤスは照雲(野村宏伸)から、海雲は癌で先が長くないため、意識のあるうちにアキラに会いにきてほしいと頼まれる。ヤスはアキラに見舞いに行くよう頼むが、「今は野球の練習が大事だから」と断られてしまう。そんなアキラの一方的な態度に腹を立てたヤスは、アキラを見舞いに連れて行こうと野球部の練習場を訪れる。すると、偶然にも後輩・山本卓弥(大内田悠平)らの尻をバットで叩くアキラの姿を目撃してしまう。止めようと駆けつけたヤスはアキラと言い争いになり、思わずアキラを殴ってしまい…。
- 00:46:37第六話 父と息子の最期あらすじをみる 平成2年、冬。ヤス(内野聖陽)は、家から通える地元の国立大学を受験すると言っていたアキラ(佐藤健)から、東京の早稲田大学を受験したいと伝えられる。はじめはアキラが早稲田を受ける事を喜び、たえ子(麻生祐未)や照雲(野村宏伸)、社長(ベンガル)らに自慢するヤス。しかし、「東京に行ったら戻ってこないのではないか」という葛原(音尾琢真)の言葉を聞いて一転、ショックを受けてしまう。そしてある夜、些細な事でアキラと口論になってしまったヤスは「行きたいんだったら勝手に東京に行け!」と言い放ってしまう。翌朝、家にはアキラの姿はなく…。あらすじをみる 平成2年、冬。ヤス(内野聖陽)は、家から通える地元の国立大学を受験すると言っていたアキラ(佐藤健)から、東京の早稲田大学を受験したいと伝えられる。はじめはアキラが早稲田を受ける事を喜び、たえ子(麻生祐未)や照雲(野村宏伸)、社長(ベンガル)らに自慢するヤス。しかし、「東京に行ったら戻ってこないのではないか」という葛原(音尾琢真)の言葉を聞いて一転、ショックを受けてしまう。そしてある夜、些細な事でアキラと口論になってしまったヤスは「行きたいんだったら勝手に東京に行け!」と言い放ってしまう。翌朝、家にはアキラの姿はなく…。
- 00:46:36第七話 父と子の巣立ちあらすじをみる 平成4年。東京で大学生活を送るアキラ(佐藤健)から電話で「雑誌の編集部でアルバイトをしていて、将来は雑誌の編集者になりたい」とはじめて明かされたヤス(内野聖陽)。法学部で法律を学ぶアキラは弁護士になるものだと思っていたヤスは、編集者になることなど認めないと激怒して電話を切ってしまう。怒りが収まらないヤスは、面と向かって話をしようと考える。そんな矢先、アキラが働く編集部から、仕事中にアキラに怪我をさせてしまったという謝罪の電話が入る。アキラのことを心配するも、東京に行くことをためらうヤス。そこで、ヤスの代わりに照雲(野村宏伸)がアキラの様子を見に、東京を訪れることになり…。あらすじをみる 平成4年。東京で大学生活を送るアキラ(佐藤健)から電話で「雑誌の編集部でアルバイトをしていて、将来は雑誌の編集者になりたい」とはじめて明かされたヤス(内野聖陽)。法学部で法律を学ぶアキラは弁護士になるものだと思っていたヤスは、編集者になることなど認めないと激怒して電話を切ってしまう。怒りが収まらないヤスは、面と向かって話をしようと考える。そんな矢先、アキラが働く編集部から、仕事中にアキラに怪我をさせてしまったという謝罪の電話が入る。アキラのことを心配するも、東京に行くことをためらうヤス。そこで、ヤスの代わりに照雲(野村宏伸)がアキラの様子を見に、東京を訪れることになり…。
- 00:46:35第八話 父と息子の遺言状あらすじをみる 平成8年。ヤス(内野聖陽)の父親の息子と名乗る島野昭之(内倉憲二)から、突然、ヤスに電話がかかってきた。島野から「父親が会って詫びたいと言っているので、東京にきて頂けないですか?」と相談されたヤス。父親とは50年近く音信不通で、生きているとも思っていなかったヤスは、何の感情も湧かず再会するべきか悩む。照雲(野村宏伸)らに相談するが、アキラ(佐藤健)と東京には行かない約束をしているため断ろうとする。そんな矢先、たえ子(麻生祐未)から幼い頃の話をされて東京に行くことを決意したヤスは、葛原(音尾琢真)が運転するトラックに同乗して島野のもとを訪れることに…。あらすじをみる 平成8年。ヤス(内野聖陽)の父親の息子と名乗る島野昭之(内倉憲二)から、突然、ヤスに電話がかかってきた。島野から「父親が会って詫びたいと言っているので、東京にきて頂けないですか?」と相談されたヤス。父親とは50年近く音信不通で、生きているとも思っていなかったヤスは、何の感情も湧かず再会するべきか悩む。照雲(野村宏伸)らに相談するが、アキラ(佐藤健)と東京には行かない約束をしているため断ろうとする。そんな矢先、たえ子(麻生祐未)から幼い頃の話をされて東京に行くことを決意したヤスは、葛原(音尾琢真)が運転するトラックに同乗して島野のもとを訪れることに…。
- 00:46:13第九話 突然の終わり…あらすじをみる 平成10年。ヤス(内野聖陽)はアキラ(佐藤健)から「結婚したい人がいるから会ってほしい」と相談される。さらにその女性が年上で慶応大卒の美人と聞いたヤスは、たえ子(麻生祐未)や照雲(野村宏伸)ら町中の人に自慢する。きっと妻の美佐子(常盤貴子)に似ている女性に違いないと思い、ヤスは上機嫌だった。しかし、アキラとともに現れた坂本由美(吹石一恵)を見たヤスは、年齢が予想以上に上であり、美佐子にも似ていないことで機嫌が悪くなってしまう。そのヤスの様子に耐えられなくなった由美は、アキラより7歳年上で離婚経験があり、子供もいることを打ち明ける。すると、ヤスは結婚に猛反対。言い争いになったアキラは由美を連れて東京に帰ってしまうのだが…。あらすじをみる 平成10年。ヤス(内野聖陽)はアキラ(佐藤健)から「結婚したい人がいるから会ってほしい」と相談される。さらにその女性が年上で慶応大卒の美人と聞いたヤスは、たえ子(麻生祐未)や照雲(野村宏伸)ら町中の人に自慢する。きっと妻の美佐子(常盤貴子)に似ている女性に違いないと思い、ヤスは上機嫌だった。しかし、アキラとともに現れた坂本由美(吹石一恵)を見たヤスは、年齢が予想以上に上であり、美佐子にも似ていないことで機嫌が悪くなってしまう。そのヤスの様子に耐えられなくなった由美は、アキラより7歳年上で離婚経験があり、子供もいることを打ち明ける。すると、ヤスは結婚に猛反対。言い争いになったアキラは由美を連れて東京に帰ってしまうのだが…。
- 01:13:14最終話 終幕~父が息子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物あらすじをみる 平成11年・冬。ヤス(内野聖陽)は走っているフォークリフトの積荷の下敷きになりそうになった葛原(音尾琢真)の孫を助けようとして、代わりに下敷きになってしまう。茫然とする葛原の嫁(橋本真実)。社員たちは必死に荷物を退かし、ヤスは救急車で病院に運ばれる。事故の知らせを受けたアキラ(佐藤健)やたえ子(麻生祐未)は、ヤスが搬送された病院へ急いで向かうが…。父と子、「とんび」の30年間の物語が終わる――。あらすじをみる 平成11年・冬。ヤス(内野聖陽)は走っているフォークリフトの積荷の下敷きになりそうになった葛原(音尾琢真)の孫を助けようとして、代わりに下敷きになってしまう。茫然とする葛原の嫁(橋本真実)。社員たちは必死に荷物を退かし、ヤスは救急車で病院に運ばれる。事故の知らせを受けたアキラ(佐藤健)やたえ子(麻生祐未)は、ヤスが搬送された病院へ急いで向かうが…。父と子、「とんび」の30年間の物語が終わる――。