渡る世間は鬼ばかり 第1シリーズ(橋田壽賀子ドラマ)
第一回~第二十四回
各話一覧
- 00:45:39第二十一回あらすじをみる 節子(山岡久乃)が家出をし、ワカ(杉村春子)のもとで働き始めてからすでに10日。売場で1日中立ち通しの節子は、外で働く厳しさを痛感していた。岡倉家では長子(藤田朋子)が、節子の家出は大吉(藤岡琢也)の責任だと責め立てる。長子からの厳しい指摘を受けた大吉は、意地になって家事をこなそうとしていた。そんな折、雛人形を飾るため、岡倉家に立ち寄った節子は、偶然にも大吉と会ってしまう。雛人形が飾られたのを見届け、すぐさまワカのもとへ帰ろうとする節子。だが、その時、節子は膝を痛めて歩けなくなってしまった。慣れない立ち仕事で膝に負担をかけていたことが原因らしい。大吉は節子をいたわり、食事の支度をしてあげることに。そこで節子は、料理をする大吉がいつになく生き生きしていることに気付く。初めて見る、夫の楽しそうな姿に心打たれた節子は、大吉の板前修業を応援しようと決心した。妻の家出により、大吉は節子の大切さに気付き、節子もまた、数十年間の夫の会社勤めに感謝する。心の通い合った大吉・節子は、今、残りの人生を2人で一緒に歩き出そうとしていた。あらすじをみる 節子(山岡久乃)が家出をし、ワカ(杉村春子)のもとで働き始めてからすでに10日。売場で1日中立ち通しの節子は、外で働く厳しさを痛感していた。岡倉家では長子(藤田朋子)が、節子の家出は大吉(藤岡琢也)の責任だと責め立てる。長子からの厳しい指摘を受けた大吉は、意地になって家事をこなそうとしていた。そんな折、雛人形を飾るため、岡倉家に立ち寄った節子は、偶然にも大吉と会ってしまう。雛人形が飾られたのを見届け、すぐさまワカのもとへ帰ろうとする節子。だが、その時、節子は膝を痛めて歩けなくなってしまった。慣れない立ち仕事で膝に負担をかけていたことが原因らしい。大吉は節子をいたわり、食事の支度をしてあげることに。そこで節子は、料理をする大吉がいつになく生き生きしていることに気付く。初めて見る、夫の楽しそうな姿に心打たれた節子は、大吉の板前修業を応援しようと決心した。妻の家出により、大吉は節子の大切さに気付き、節子もまた、数十年間の夫の会社勤めに感謝する。心の通い合った大吉・節子は、今、残りの人生を2人で一緒に歩き出そうとしていた。
- 00:45:48第二十二回あらすじをみる キミ(赤木春恵)は、五月(泉ピン子)が自分に黙って岡倉家へ行っていたことに腹を立てていた。キミから嫌味を言われる五月を見かねた勇(角野卓造)は、ついに健治(岸田智史)の借金の件を話し出す。健治が成田(矢島健一)という不動産屋から多額の借金をし、その返済を大吉(藤岡琢也)が肩代わりしたと知り、キミは驚愕する。だが、その夜、成田が再び“幸楽”に現われ、またもや健治に1000万円もの金を貸したと言う。キミは呆れ果て、健治を“幸楽”に呼び出すことに。健治は成田から借りた金で、新しい事業を始めたいのだと力説する。健治の借金は、久子(沢田雅美)の遺産相続分を担保にしているため、成田は“幸楽”を売るよう、キミにしつこく迫った。だが、キミは、成田の脅迫まがいの言葉を受けるも、絶対に“幸楽”は売らないとたんかを切る。数日後、久子と邦子(東てる美)が揃ってキミのもとを訪れた。2人は、遺産相続の権利を放棄すると宣言。久子も邦子も、大金を前にした夫たちの様子の変化を目の当たりにし、金の恐ろしさを思い知ったのだと言い…。あらすじをみる キミ(赤木春恵)は、五月(泉ピン子)が自分に黙って岡倉家へ行っていたことに腹を立てていた。キミから嫌味を言われる五月を見かねた勇(角野卓造)は、ついに健治(岸田智史)の借金の件を話し出す。健治が成田(矢島健一)という不動産屋から多額の借金をし、その返済を大吉(藤岡琢也)が肩代わりしたと知り、キミは驚愕する。だが、その夜、成田が再び“幸楽”に現われ、またもや健治に1000万円もの金を貸したと言う。キミは呆れ果て、健治を“幸楽”に呼び出すことに。健治は成田から借りた金で、新しい事業を始めたいのだと力説する。健治の借金は、久子(沢田雅美)の遺産相続分を担保にしているため、成田は“幸楽”を売るよう、キミにしつこく迫った。だが、キミは、成田の脅迫まがいの言葉を受けるも、絶対に“幸楽”は売らないとたんかを切る。数日後、久子と邦子(東てる美)が揃ってキミのもとを訪れた。2人は、遺産相続の権利を放棄すると宣言。久子も邦子も、大金を前にした夫たちの様子の変化を目の当たりにし、金の恐ろしさを思い知ったのだと言い…。
- 00:45:38第二十三回あらすじをみる ある日、岡倉家に山口政子(草笛光子)という女性が現れる。政子は、葉子(野村真美)の恋人・太郎(船越栄一郎)の母だと言う。葉子に恋人がいることなど全く知らなかった大吉(藤岡琢也)と節子(山岡久乃)は、驚きの余り言葉を失った。政子は、次期社長となる太郎を葉子と結婚させるわけにはいかないと断言する。その上、葉子が太郎を誘惑したと言い出した。余りにも一方的な政子の話に、大吉・節子は激怒する。その日、大吉は葉子を岡倉家に呼び出し、詳しい事情を聞くことに。だが、葉子は悪いことをしたつもりはないと言い、開き直ってしまう。勝手な娘の言葉を受け、節子は情けなさの余り、号泣。その後、岡倉家は政子から、葉子・太郎を交えて両家で話し合いをしたいとの申し出を受ける。話し合い当日、一同が揃う中、太郎は葉子への思いを語り、彼女と結婚したいと告げた。ところが、仕事に打ち込み始めていた葉子は、結婚する意志が無いことを告げ、帰ってしまい…。あらすじをみる ある日、岡倉家に山口政子(草笛光子)という女性が現れる。政子は、葉子(野村真美)の恋人・太郎(船越栄一郎)の母だと言う。葉子に恋人がいることなど全く知らなかった大吉(藤岡琢也)と節子(山岡久乃)は、驚きの余り言葉を失った。政子は、次期社長となる太郎を葉子と結婚させるわけにはいかないと断言する。その上、葉子が太郎を誘惑したと言い出した。余りにも一方的な政子の話に、大吉・節子は激怒する。その日、大吉は葉子を岡倉家に呼び出し、詳しい事情を聞くことに。だが、葉子は悪いことをしたつもりはないと言い、開き直ってしまう。勝手な娘の言葉を受け、節子は情けなさの余り、号泣。その後、岡倉家は政子から、葉子・太郎を交えて両家で話し合いをしたいとの申し出を受ける。話し合い当日、一同が揃う中、太郎は葉子への思いを語り、彼女と結婚したいと告げた。ところが、仕事に打ち込み始めていた葉子は、結婚する意志が無いことを告げ、帰ってしまい…。
- 00:45:38第二十四回あらすじをみる 親に結婚を反対された太郎(船越栄一郎)は、葉子(野村真美)の部屋へ引越すことに。結婚への固い意志を親に見せようというのだ。太郎は、政子(草笛光子)や節子(山岡久乃)たちの前で、勘当されても葉子との結婚は諦めないと語る。節子は葉子に対する太郎の強い思いを知り、2人の結婚を応援することにした。だが、仕事に熱中し始めた葉子は、太郎と結婚する気など無くなってしまった様子で…。一方、弥生(長山藍子)の誕生日を控え、大吉(藤岡琢也)・節子は弥生の誕生パーティーを計画する。だが、弥生の誕生日などすっかり忘れてしまっている良(前田吟)たちは、何かと理由を付け、参加しようとせず、弥生は淋しい思いをしていた。そんな折、弥生が勤める病院に入院している患者の少女は、日頃の感謝を込め、プレゼントを贈る。弥生は少女の気持ちを嬉しく思っていた。ところがその夜、弥生のもとに警察からの連絡が入る。武志(岩渕健)が暴行事件を起こしたらしい。母親が家にいない淋しさから、武志が不良グループと付き合っていることを知った弥生は、仕事を辞めようと決意する。武志の事件をきっかけに、弥生は今まで抑えていた様々な思いが溢れ、家族の前で涙を流し…。あらすじをみる 親に結婚を反対された太郎(船越栄一郎)は、葉子(野村真美)の部屋へ引越すことに。結婚への固い意志を親に見せようというのだ。太郎は、政子(草笛光子)や節子(山岡久乃)たちの前で、勘当されても葉子との結婚は諦めないと語る。節子は葉子に対する太郎の強い思いを知り、2人の結婚を応援することにした。だが、仕事に熱中し始めた葉子は、太郎と結婚する気など無くなってしまった様子で…。一方、弥生(長山藍子)の誕生日を控え、大吉(藤岡琢也)・節子は弥生の誕生パーティーを計画する。だが、弥生の誕生日などすっかり忘れてしまっている良(前田吟)たちは、何かと理由を付け、参加しようとせず、弥生は淋しい思いをしていた。そんな折、弥生が勤める病院に入院している患者の少女は、日頃の感謝を込め、プレゼントを贈る。弥生は少女の気持ちを嬉しく思っていた。ところがその夜、弥生のもとに警察からの連絡が入る。武志(岩渕健)が暴行事件を起こしたらしい。母親が家にいない淋しさから、武志が不良グループと付き合っていることを知った弥生は、仕事を辞めようと決意する。武志の事件をきっかけに、弥生は今まで抑えていた様々な思いが溢れ、家族の前で涙を流し…。