うたわれるもの
第12話~第16話
各話一覧
- 00:23:10第12話 動揺あらすじをみる 「裏切り者よ!その罪、死をもって償うがいい!」ハクオロを罵り、彼に向かって突き進む敵将オリカカンと騎馬兵。そのとき、カルラの振るった大太刀が、敵兵を真っ二つに切り裂いた。しかし、敵将に助太刀する誇り高き武人、女剣士トウカの刃が閃光を放ち、あわや、カルラの首輪をかすめる! 「悪漢に与するとは…!その剣が泣いているぞ!」叫ぶトウカ。自分自身が行なったという残虐行為を聞かされ、過去の記憶を持たないハクオロは、疑惑と苦悩に苛まれる。そんな彼を案じるエルルゥに、ハクオロは自分の名をもう一度呼ぶよう、請うのだった。敵の先手を打つべく山深い渓谷に赴いたハクオロたち…。そこで再び、オボロ、カルラの剣と、トウカの刃が火花を散らす。義はどちらにあるのか!?あらすじをみる 「裏切り者よ!その罪、死をもって償うがいい!」ハクオロを罵り、彼に向かって突き進む敵将オリカカンと騎馬兵。そのとき、カルラの振るった大太刀が、敵兵を真っ二つに切り裂いた。しかし、敵将に助太刀する誇り高き武人、女剣士トウカの刃が閃光を放ち、あわや、カルラの首輪をかすめる! 「悪漢に与するとは…!その剣が泣いているぞ!」叫ぶトウカ。自分自身が行なったという残虐行為を聞かされ、過去の記憶を持たないハクオロは、疑惑と苦悩に苛まれる。そんな彼を案じるエルルゥに、ハクオロは自分の名をもう一度呼ぶよう、請うのだった。敵の先手を打つべく山深い渓谷に赴いたハクオロたち…。そこで再び、オボロ、カルラの剣と、トウカの刃が火花を散らす。義はどちらにあるのか!?
- 00:23:10第13話 血塗られた戦いあらすじをみる 正義を何よりも重んじる"エヴェンクルガ"のトウカが敵方についていることで、トゥスクルの兵や民たちに動揺が走る。自分が何者かわからぬ不安から逃れるように、ハクオロは、毎夜、酒を飲んでいた。エルルゥはそんな彼を優しく叱り、励ます。「君はどうして、私を支えてくれるんだ?」問うハクオロに、エルルゥは赤面しつつ「憶えていますか?…」と、あることを尋ね返すのだった。少数の騎馬兵を率い、決戦に赴くハクオロたち。オリカカンの軍と対峙した彼らの前に、またしてもトウカが現れる。「命が惜しくば道を開けろ!」叫び、駆け抜けるトウカ。「相手にとって不足はねぇ!!と」迎え撃つクロウ、そしてオボロ。激しい剣戟を尻目に、オリカカンはハクオロを追う。「追いつめたぞ、ラクシャイン!」あらすじをみる 正義を何よりも重んじる"エヴェンクルガ"のトウカが敵方についていることで、トゥスクルの兵や民たちに動揺が走る。自分が何者かわからぬ不安から逃れるように、ハクオロは、毎夜、酒を飲んでいた。エルルゥはそんな彼を優しく叱り、励ます。「君はどうして、私を支えてくれるんだ?」問うハクオロに、エルルゥは赤面しつつ「憶えていますか?…」と、あることを尋ね返すのだった。少数の騎馬兵を率い、決戦に赴くハクオロたち。オリカカンの軍と対峙した彼らの前に、またしてもトウカが現れる。「命が惜しくば道を開けろ!」叫び、駆け抜けるトウカ。「相手にとって不足はねぇ!!と」迎え撃つクロウ、そしてオボロ。激しい剣戟を尻目に、オリカカンはハクオロを追う。「追いつめたぞ、ラクシャイン!」
- 00:23:10第14話 戦禍あらすじをみる シケリペチムの軍勢が再び国境を越え、トゥスクル国への進撃を開始した。オボロやカルラたちの活躍によって、いくつかの戦いで勝利を収めつつも、敵の襲撃は日を追って増えていき、犠牲者も相当数にのぼって行く。しかし、なぜか一気に攻め込んではこない敵の企てを、ベナウィは見抜く。こちらから攻め込むべき、と息巻くオボロに、「今は待て。私を信じてほしい」と制すハクオロ。そのころニウェは精鋭の兵を集め、さらに彼らに対し何らかの施術を行っていた。そしてニウェの傍らには、謎の男の影が…。「ハクオロとか言ったな。…待ち遠しいわ。わしの期待に必ずや答えてくれよう」…不気味に笑うニウェ。やがてトゥスクル兵たちの消耗が限界に達しつつある頃、ついに、シケリペチム軍の総攻撃が始まった!あらすじをみる シケリペチムの軍勢が再び国境を越え、トゥスクル国への進撃を開始した。オボロやカルラたちの活躍によって、いくつかの戦いで勝利を収めつつも、敵の襲撃は日を追って増えていき、犠牲者も相当数にのぼって行く。しかし、なぜか一気に攻め込んではこない敵の企てを、ベナウィは見抜く。こちらから攻め込むべき、と息巻くオボロに、「今は待て。私を信じてほしい」と制すハクオロ。そのころニウェは精鋭の兵を集め、さらに彼らに対し何らかの施術を行っていた。そしてニウェの傍らには、謎の男の影が…。「ハクオロとか言ったな。…待ち遠しいわ。わしの期待に必ずや答えてくれよう」…不気味に笑うニウェ。やがてトゥスクル兵たちの消耗が限界に達しつつある頃、ついに、シケリペチム軍の総攻撃が始まった!
- 00:23:10第15話 宴の終わりあらすじをみる シケリペチムを迎え討つべく、兵を率いて国境へと向かったベナウィたち。川を挟んで対峙しているはずの敵軍の姿は、濃い霧に覆われて見えない。しかし、やがて霧が晴れていったとき、そこに、オボロとクロウは信じられない数の軍勢を見た。水しぶきを上げ、雄叫びとともに、敵騎兵隊が突進する。「掃射!」ドリィ率いる弓矢兵から放たれた無数の矢が、シケリペチム兵の上に雨のように降り注ぐ。一方、ハクオロは、エルルゥとカルラ・トウカを伴い、シケリペチム本国にあるニウェの城を目指す。それを察したニウェは皇の間でハクオロを待ち構える。「…臭う、臭うぞ、獣の臭いがな!」そして城の門を突破したハクオロたちの前に、3人の猛者が立ちはだかるのだった。あらすじをみる シケリペチムを迎え討つべく、兵を率いて国境へと向かったベナウィたち。川を挟んで対峙しているはずの敵軍の姿は、濃い霧に覆われて見えない。しかし、やがて霧が晴れていったとき、そこに、オボロとクロウは信じられない数の軍勢を見た。水しぶきを上げ、雄叫びとともに、敵騎兵隊が突進する。「掃射!」ドリィ率いる弓矢兵から放たれた無数の矢が、シケリペチム兵の上に雨のように降り注ぐ。一方、ハクオロは、エルルゥとカルラ・トウカを伴い、シケリペチム本国にあるニウェの城を目指す。それを察したニウェは皇の間でハクオロを待ち構える。「…臭う、臭うぞ、獣の臭いがな!」そして城の門を突破したハクオロたちの前に、3人の猛者が立ちはだかるのだった。
- 00:23:10第16話 戦いの果てあらすじをみる 戦が終わり、戦火の蹂躙を受けた土地にも、復興の槌音が響く。集落には子供たちの笑い声が戻り、戦士たちにも休息のときが訪れた。しかしハクオロの脳裏からは、あの戦いのおぞましい記憶と、ニウェが自分に向かって放った"言葉"がいつまでも去らない。苦悩するハクオロに、エルルゥは優しく声をかけ、かいがいしく世話を焼く。「ハクオロさんは働き過ぎなんですよ。少しは休んだ方がいいと思います」焼け野原と化した一方の国の皇都は荒廃を極めており、再建は困難とされた。廃墟の光景には、さらに忌まわしい記憶が呼び覚まされる。そんな折、カミュの身にちょっとした異変が起きる。そして、彼らを、ひそかに見つめる人影があった…。あらすじをみる 戦が終わり、戦火の蹂躙を受けた土地にも、復興の槌音が響く。集落には子供たちの笑い声が戻り、戦士たちにも休息のときが訪れた。しかしハクオロの脳裏からは、あの戦いのおぞましい記憶と、ニウェが自分に向かって放った"言葉"がいつまでも去らない。苦悩するハクオロに、エルルゥは優しく声をかけ、かいがいしく世話を焼く。「ハクオロさんは働き過ぎなんですよ。少しは休んだ方がいいと思います」焼け野原と化した一方の国の皇都は荒廃を極めており、再建は困難とされた。廃墟の光景には、さらに忌まわしい記憶が呼び覚まされる。そんな折、カミュの身にちょっとした異変が起きる。そして、彼らを、ひそかに見つめる人影があった…。