浮浪雲
第11話~第20話
各話一覧
- 00:46:05第11回あらすじをみる 下田からおちょうのいる長屋に流れてきた女・お七(加賀)。これが長屋の女衆と折りが合わない。お七は黒船で来た外人相手の芸者だという噂で、それが気に入らないようなのだ。 しかし、女同士のいざこざに雲は心躍らせる始末でおちょうを呆れさせる。その夜、熊と虎が運んで来た駕籠の客が異人(黒人)であることが判り、人々は右往左往。新之助が青田を呼んで来るが既に異人は駕籠から姿を消していた。半鐘が鳴らされ宿場中はまるで怪獣でも逃れたかのような大騒ぎ。 一方、当の異人、キンタクンテ(ウイリー)はいつの間にやら雲の家に上がり込んでいた。あらすじをみる 下田からおちょうのいる長屋に流れてきた女・お七(加賀)。これが長屋の女衆と折りが合わない。お七は黒船で来た外人相手の芸者だという噂で、それが気に入らないようなのだ。 しかし、女同士のいざこざに雲は心躍らせる始末でおちょうを呆れさせる。その夜、熊と虎が運んで来た駕籠の客が異人(黒人)であることが判り、人々は右往左往。新之助が青田を呼んで来るが既に異人は駕籠から姿を消していた。半鐘が鳴らされ宿場中はまるで怪獣でも逃れたかのような大騒ぎ。 一方、当の異人、キンタクンテ(ウイリー)はいつの間にやら雲の家に上がり込んでいた。
- 00:46:05第12回あらすじをみる 青田塾に呼ばれ、新之助の将来を尋ねられたかめ女。本人の意志通り西洋医学の道に進ませると言うと、最近成績が下がっておりこのままではそれも危ういと青田に注意される。かめ女に説教され、死にたいと軽口を叩く新之助に、突然血相を変えた雲が殴りかかる!……が、倒れてしまう。 病床に伏せる雲に夢屋を継ぐという新之助。そのひと言で雲の機嫌も良くなってみたり……。有言実行で新之助が二代目よろしく姿形も雲に似せて夢屋を仕切ったり、雲の後を付いて回ったりしていると、塾の成績が下がったのは、カンニングをしている者がいたからだという知らせが入る。あらすじをみる 青田塾に呼ばれ、新之助の将来を尋ねられたかめ女。本人の意志通り西洋医学の道に進ませると言うと、最近成績が下がっておりこのままではそれも危ういと青田に注意される。かめ女に説教され、死にたいと軽口を叩く新之助に、突然血相を変えた雲が殴りかかる!……が、倒れてしまう。 病床に伏せる雲に夢屋を継ぐという新之助。そのひと言で雲の機嫌も良くなってみたり……。有言実行で新之助が二代目よろしく姿形も雲に似せて夢屋を仕切ったり、雲の後を付いて回ったりしていると、塾の成績が下がったのは、カンニングをしている者がいたからだという知らせが入る。
- 00:46:04第13回あらすじをみる 青田塾で何でも疑問に思うことが大事だと教えられた塾生たち。彼らは子供はどうしたら出来るのか? ということに興味津々。9歳から女郎屋通いをして研究したという雲に、大人は一致団結して誤魔化そうという青田。 一方、子供たちは夢屋に集まり研究会を開く。そして欲次郎から人間の卵があると聞かされた新之 助たちは、それを十両で売ってくれるという露天商(三井)から手に入れようとお金の無心。それぞれの親からお金を工面し、卵を手に入れた新之助たちは勇んで夢屋に持ち帰り、恐る恐る渡された箱を開けてみると出てきたものは…… はたしてその中身とは?あらすじをみる 青田塾で何でも疑問に思うことが大事だと教えられた塾生たち。彼らは子供はどうしたら出来るのか? ということに興味津々。9歳から女郎屋通いをして研究したという雲に、大人は一致団結して誤魔化そうという青田。 一方、子供たちは夢屋に集まり研究会を開く。そして欲次郎から人間の卵があると聞かされた新之 助たちは、それを十両で売ってくれるという露天商(三井)から手に入れようとお金の無心。それぞれの親からお金を工面し、卵を手に入れた新之助たちは勇んで夢屋に持ち帰り、恐る恐る渡された箱を開けてみると出てきたものは…… はたしてその中身とは?
- 00:46:05第14回あらすじをみる ヤクザが二十両で咸臨丸の船員捜しを行っているという噂が宿場に流れる。夢屋の人足たちも将来を考えて浮き足立つ中、勝麟太郎の命を受けたと雲に筋を通し、力を借りに来た親分の長吉(荒井)が、会ってもらいたい人物がいるという。 外国奉行配下の大平(草薙)という武士が姿を現し、各問屋場の人足を面接に必ず差し出せと言う回状を、雲に回して欲しいと要請してきた。結果、引き受けた雲だったが、その裏には長吉と大平が組んで公金を横領しようという計画が隠されていた。そうこうする内に面接が始まり、成り行きで受けた雲が合格してしまった!!あらすじをみる ヤクザが二十両で咸臨丸の船員捜しを行っているという噂が宿場に流れる。夢屋の人足たちも将来を考えて浮き足立つ中、勝麟太郎の命を受けたと雲に筋を通し、力を借りに来た親分の長吉(荒井)が、会ってもらいたい人物がいるという。 外国奉行配下の大平(草薙)という武士が姿を現し、各問屋場の人足を面接に必ず差し出せと言う回状を、雲に回して欲しいと要請してきた。結果、引き受けた雲だったが、その裏には長吉と大平が組んで公金を横領しようという計画が隠されていた。そうこうする内に面接が始まり、成り行きで受けた雲が合格してしまった!!
- 00:46:02第15回あらすじをみる かの有名人・西郷隆盛(フランキー)に宿を紹介したと興奮する長十郎(大滝)。 その話が春秋親分の耳に入るや、雲の家で西郷と勝海舟の会談をさせてほしいと自ら申し出て来た。国家的会談にどよめきたつかめ女や欲次郎だったが、雲が反対。 しかし欲次郎が雲と親分を説得し、会談は雲の家で開かれることに。それをどこからか聞きつけてきたのか、勝海舟への付け届けを持ち込む者が列を成して夢屋に押しかけて来る始末。ピーナッツだという付け届けの中身が実は小判であることが判ると、雲は雲助たちに中身をピーナッツと入れ替えるように指示し、それを自ら勝に届けに行く。あらすじをみる かの有名人・西郷隆盛(フランキー)に宿を紹介したと興奮する長十郎(大滝)。 その話が春秋親分の耳に入るや、雲の家で西郷と勝海舟の会談をさせてほしいと自ら申し出て来た。国家的会談にどよめきたつかめ女や欲次郎だったが、雲が反対。 しかし欲次郎が雲と親分を説得し、会談は雲の家で開かれることに。それをどこからか聞きつけてきたのか、勝海舟への付け届けを持ち込む者が列を成して夢屋に押しかけて来る始末。ピーナッツだという付け届けの中身が実は小判であることが判ると、雲は雲助たちに中身をピーナッツと入れ替えるように指示し、それを自ら勝に届けに行く。
- 00:46:02第16回あらすじをみる 雲の母上・すが女(三益)がやって来た。厳格なすが女にかめ女は生きた心地がしない。片や新之助はすが女のことが大好きで、ずっと泊まってと大喜び。あれやこれやとかめ女をイビる意地悪なすが女に、雲助たちもかめ女に同情的。 ところが帰りますという書き置きを残して、突然すが女が帰ってしまった。ホッとするかめ女と、自分に黙って帰ったことに納得がいかない新之助。雲は食卓を囲みながら、新之助に嫁と姑の関係について切々と説いていく。雲の意見に納得できないかめ女が腹を立て始めると、なんと天井板を踏み抜いた足が、彼らの目の前に現れた!あらすじをみる 雲の母上・すが女(三益)がやって来た。厳格なすが女にかめ女は生きた心地がしない。片や新之助はすが女のことが大好きで、ずっと泊まってと大喜び。あれやこれやとかめ女をイビる意地悪なすが女に、雲助たちもかめ女に同情的。 ところが帰りますという書き置きを残して、突然すが女が帰ってしまった。ホッとするかめ女と、自分に黙って帰ったことに納得がいかない新之助。雲は食卓を囲みながら、新之助に嫁と姑の関係について切々と説いていく。雲の意見に納得できないかめ女が腹を立て始めると、なんと天井板を踏み抜いた足が、彼らの目の前に現れた!
- 00:46:04第17回あらすじをみる 新之助に“ いてもいなくてもいい女”と言われキレるかめ女は、それが雲の言葉と知ってWショック。そこへ実家の奉公人・茂吉(猪野)が隠居の調子が良くないので4~5日手伝いに来てほしいとやって来る。かめ女は雲に家のことをひと通り教えると実家へ。雨に降られてずぶ濡れの新之助は、帰るなりなぜ迎えに来ない、ブス、おかめと騒ぎ立てるが、雲からかめ女は実家で暫く戻らないと聞かされ、朝のケンカが元で実家に帰ってしまったのではないかと考える。 責任を感じて実家に行くという新之助に、雲はこの際だからふだんできないことをバンバンやろうと言い出し……。あらすじをみる 新之助に“ いてもいなくてもいい女”と言われキレるかめ女は、それが雲の言葉と知ってWショック。そこへ実家の奉公人・茂吉(猪野)が隠居の調子が良くないので4~5日手伝いに来てほしいとやって来る。かめ女は雲に家のことをひと通り教えると実家へ。雨に降られてずぶ濡れの新之助は、帰るなりなぜ迎えに来ない、ブス、おかめと騒ぎ立てるが、雲からかめ女は実家で暫く戻らないと聞かされ、朝のケンカが元で実家に帰ってしまったのではないかと考える。 責任を感じて実家に行くという新之助に、雲はこの際だからふだんできないことをバンバンやろうと言い出し……。
- 00:46:04第18回あらすじをみる 巷は人斬り事件と、写真に撮られると命まで取られるという噂話で持ちきりに。最近品川に出来た写真屋の徳兵衛(桜井)から、その噂を払拭するために雲に写真のモデルになってほしいと依頼が来た。“死なない”ことをアピールしたい主意を他所に、雲は死ぬことを前提に、死期が来るまでの3日間を女と遊び惚けようと考える始末。家に帰ると写真を撮ることにみんな大喜び。 一方、塾帰りの新之助に、水島(川谷)という男を伴った土佐藩の中岡慎太郎(北村)と名乗る男が、坂本竜馬から新之助宛に土産を預かっているので、一緒に取りに来てほしいと声をかけてきた。あらすじをみる 巷は人斬り事件と、写真に撮られると命まで取られるという噂話で持ちきりに。最近品川に出来た写真屋の徳兵衛(桜井)から、その噂を払拭するために雲に写真のモデルになってほしいと依頼が来た。“死なない”ことをアピールしたい主意を他所に、雲は死ぬことを前提に、死期が来るまでの3日間を女と遊び惚けようと考える始末。家に帰ると写真を撮ることにみんな大喜び。 一方、塾帰りの新之助に、水島(川谷)という男を伴った土佐藩の中岡慎太郎(北村)と名乗る男が、坂本竜馬から新之助宛に土産を預かっているので、一緒に取りに来てほしいと声をかけてきた。
- 00:46:03第19回あらすじをみる 青田が体力のない子供たちを鍛えようと朝稽古。ところが福之進が稽古に耐えられず、新之助の突きで昏倒する。責任を感じて謝りに向かった青田は、もしもの事があったらどう責任を取るのかと母親(清水)に問われ、新之助も謝罪に行くが門前払い。 雲がふさぎ込む新之助を釣りに誘うと、刀を捨てたいと相談される。考えのままで良いのではないかとアドバイスして帰宅すると、かめ女が事の顛末を雲に語って聞かせた。 だが深刻なかめ女に対して、雲は剣術の稽古をしていての怪我ならば、怪我した方が悪いと取り合わない。そんな噛み合わないやり取りを聞いていた新之助は……。あらすじをみる 青田が体力のない子供たちを鍛えようと朝稽古。ところが福之進が稽古に耐えられず、新之助の突きで昏倒する。責任を感じて謝りに向かった青田は、もしもの事があったらどう責任を取るのかと母親(清水)に問われ、新之助も謝罪に行くが門前払い。 雲がふさぎ込む新之助を釣りに誘うと、刀を捨てたいと相談される。考えのままで良いのではないかとアドバイスして帰宅すると、かめ女が事の顛末を雲に語って聞かせた。 だが深刻なかめ女に対して、雲は剣術の稽古をしていての怪我ならば、怪我した方が悪いと取り合わない。そんな噛み合わないやり取りを聞いていた新之助は……。
- 00:44:34第20回あらすじをみる かめ女のお腹に二人目の子供が宿った。お赤飯で祝うかめ女と新之助。 一方、雲はひさごで、大黒屋のおきよ(大森)という娘を身ごもらせたのではないかとみんなから疑われる。 翌朝、子供のことをかめ女から聞いた雲は喜ぶが、大黒屋(浜田)がやって来て、父親は雲だとおきよが言うのでと、赤ん坊を置いていく。それを聞いたかめ女は家を飛び出し、火消しの「は組」を束ねる兄・岩吉(石原)の元へ身を寄せた。その兄というのがケンカっ早くて、雲も子供の頃から殴られ、 なんとも苦手な男だった。屈託なく赤ん坊の世話をする雲だったが、子守りをしている間に岩吉が訪ねて来て……。あらすじをみる かめ女のお腹に二人目の子供が宿った。お赤飯で祝うかめ女と新之助。 一方、雲はひさごで、大黒屋のおきよ(大森)という娘を身ごもらせたのではないかとみんなから疑われる。 翌朝、子供のことをかめ女から聞いた雲は喜ぶが、大黒屋(浜田)がやって来て、父親は雲だとおきよが言うのでと、赤ん坊を置いていく。それを聞いたかめ女は家を飛び出し、火消しの「は組」を束ねる兄・岩吉(石原)の元へ身を寄せた。その兄というのがケンカっ早くて、雲も子供の頃から殴られ、 なんとも苦手な男だった。屈託なく赤ん坊の世話をする雲だったが、子守りをしている間に岩吉が訪ねて来て……。