明成皇后
第113話~第124話(最終話)
各話一覧
- 01:04:28第113話あらすじをみる 高宗が義和君とチャン尚宮に家や官職を与えようとすることに対し、明成皇后は反対せずとも、心の奥底では悲しんでいた。世子と義和君が比べられることが分かっていたからだ。国母として耐えるべきだが、女として覚える嫉妬や恨みをホン尚宮に打ち明ける。 大院君は政事から退くことを表明しようと、孔徳里の別荘に移る。そこで余生を過ごすためでもあった。 日本から戻った三浦に高宗は、約束の日になったから軍を撤退することを要求するが…。あらすじをみる 高宗が義和君とチャン尚宮に家や官職を与えようとすることに対し、明成皇后は反対せずとも、心の奥底では悲しんでいた。世子と義和君が比べられることが分かっていたからだ。国母として耐えるべきだが、女として覚える嫉妬や恨みをホン尚宮に打ち明ける。 大院君は政事から退くことを表明しようと、孔徳里の別荘に移る。そこで余生を過ごすためでもあった。 日本から戻った三浦に高宗は、約束の日になったから軍を撤退することを要求するが…。
- 00:58:35第114話あらすじをみる 百姓に横暴な振る舞いをしていた日本の武官を義和君が退けたことは、すぐさま王宮内で噂になり、義和君を賞賛する声は絶えなかった。これに高宗は、自分のことを父と呼ぶよう話すが、義和君は自分よりも母であるチャン尚宮を気遣うよう話す。 日本軍撤退の日が近づくと、明成皇后は大院君に、私兵や義兵などを集めて国を守る助けをしてほしいと頼み、義和君には大院君を手伝うよう話す。 一方、三浦は日本軍が使っていた新式の武器を訓練隊に渡し、近いうちに訓練隊は解散することを伝え…。あらすじをみる 百姓に横暴な振る舞いをしていた日本の武官を義和君が退けたことは、すぐさま王宮内で噂になり、義和君を賞賛する声は絶えなかった。これに高宗は、自分のことを父と呼ぶよう話すが、義和君は自分よりも母であるチャン尚宮を気遣うよう話す。 日本軍撤退の日が近づくと、明成皇后は大院君に、私兵や義兵などを集めて国を守る助けをしてほしいと頼み、義和君には大院君を手伝うよう話す。 一方、三浦は日本軍が使っていた新式の武器を訓練隊に渡し、近いうちに訓練隊は解散することを伝え…。
- 01:02:38第115話あらすじをみる 三浦は日本が多くの人材と財力を駆使し日清戦争で勝利したことと、それにより朝鮮が自主独立をできたのに、日本に対する扱いが粗末だと不満を漏らす。これに対し大院君は、これからは日本の助けがなくとも自主的に国を守れるから、早く撤退することを主張する。結局三浦は、明成皇后を亡き者にすることが、朝鮮における日本の既得権を維持する方法だと判断し、軍撤退の日を暗殺日と決める。 三浦の計画を耳にした大院君は、明成皇后に身の安全を促すが、明成皇后は軍が撤退したので、あとは訓練隊のみだと喜ぶばかりで…。あらすじをみる 三浦は日本が多くの人材と財力を駆使し日清戦争で勝利したことと、それにより朝鮮が自主独立をできたのに、日本に対する扱いが粗末だと不満を漏らす。これに対し大院君は、これからは日本の助けがなくとも自主的に国を守れるから、早く撤退することを主張する。結局三浦は、明成皇后を亡き者にすることが、朝鮮における日本の既得権を維持する方法だと判断し、軍撤退の日を暗殺日と決める。 三浦の計画を耳にした大院君は、明成皇后に身の安全を促すが、明成皇后は軍が撤退したので、あとは訓練隊のみだと喜ぶばかりで…。
- 01:00:58第116話あらすじをみる 窮地に追い詰められた日本がどう出てくるか分からないため、慎重に決定を下すよう話す大院君だが、明成皇后はこの機会に訓練隊を解散させようとする。 一方、三浦はミチコに暗殺日が8月22日に決まったと嘘の情報を流し、実際には8月20日に向けて準備が進められていた。誤りの情報をミチコから聞いた明成皇后はロシアに協力を求めるが、本国からの訓令があるからと積極的ではない。 三浦は怪しまれないため、暗殺日の前日にパーティーを開き…。あらすじをみる 窮地に追い詰められた日本がどう出てくるか分からないため、慎重に決定を下すよう話す大院君だが、明成皇后はこの機会に訓練隊を解散させようとする。 一方、三浦はミチコに暗殺日が8月22日に決まったと嘘の情報を流し、実際には8月20日に向けて準備が進められていた。誤りの情報をミチコから聞いた明成皇后はロシアに協力を求めるが、本国からの訓令があるからと積極的ではない。 三浦は怪しまれないため、暗殺日の前日にパーティーを開き…。
- 01:00:05第117話あらすじをみる 退任挨拶を理由にパーティーを開いた三浦は、明成皇后を担ぎ上げるなどして下心を隠す反面、明成皇后の臣下に賄賂を渡しては後のことに備えていた。その後、明成皇后も王室の家族を集めパーティーをする。仲がよいところを見せるためだ。 一方、暗殺日が2日後だと思っていたミチコだが、日本人たちの行動が慌しいことに疑問を覚える。それに対し三浦は、今日が狐狩り当日だということを明かす。 今回の事件を大院君と、部隊解散の不満を抱いた訓練隊に全てなすりつけようとする三浦は、大院君を王宮へと連れてくるよう岡本を送るが…。あらすじをみる 退任挨拶を理由にパーティーを開いた三浦は、明成皇后を担ぎ上げるなどして下心を隠す反面、明成皇后の臣下に賄賂を渡しては後のことに備えていた。その後、明成皇后も王室の家族を集めパーティーをする。仲がよいところを見せるためだ。 一方、暗殺日が2日後だと思っていたミチコだが、日本人たちの行動が慌しいことに疑問を覚える。それに対し三浦は、今日が狐狩り当日だということを明かす。 今回の事件を大院君と、部隊解散の不満を抱いた訓練隊に全てなすりつけようとする三浦は、大院君を王宮へと連れてくるよう岡本を送るが…。
- 00:59:37第118話あらすじをみる 訓練隊が王宮で騒動を起こすはずだと大院君に話す岡本。それを制圧できるのは大院君だけだから、共に王宮に行くよう説得する。自分を利用しようとする日本の魂胆に気づいた大院君は、岡本の話を流しては質問するなどして、最大限に時間を稼ごうとする。そんな中、狐狩りの日が誤りだと明成皇后に伝えに行こうとするミチコだが、その途中に捕まり監禁されてしまう。 大院君の連行を急ぐ日本。大院君が、自分が生きている限りは連れていくのは無理だと話すと、岡本は大院君を座ったまま縛りつけ…。あらすじをみる 訓練隊が王宮で騒動を起こすはずだと大院君に話す岡本。それを制圧できるのは大院君だけだから、共に王宮に行くよう説得する。自分を利用しようとする日本の魂胆に気づいた大院君は、岡本の話を流しては質問するなどして、最大限に時間を稼ごうとする。そんな中、狐狩りの日が誤りだと明成皇后に伝えに行こうとするミチコだが、その途中に捕まり監禁されてしまう。 大院君の連行を急ぐ日本。大院君が、自分が生きている限りは連れていくのは無理だと話すと、岡本は大院君を座ったまま縛りつけ…。
- 00:58:32第119話あらすじをみる 王宮への同行を拒否し続ける大院君を、岡本は縛りつけ袋を被せると、輿に乗せて連行していってしまう。大院君の連行と同時に、日本軍が王宮を取り囲み始めた。何が起きたのか分からない訓練隊も光化門に集まり始めた。 王宮の外が騒がしいと知った明成皇后は、三浦は嘘の暗殺日を流したと気づくが、逃げる場所がなかった。冷静な態度で高宗を自分から遠ざけた明成皇后は、死ぬとしても堂々と死のうと決める。 そして大院君の輿が景福宮に到着すると同時に、日本軍の攻撃は始まり…。あらすじをみる 王宮への同行を拒否し続ける大院君を、岡本は縛りつけ袋を被せると、輿に乗せて連行していってしまう。大院君の連行と同時に、日本軍が王宮を取り囲み始めた。何が起きたのか分からない訓練隊も光化門に集まり始めた。 王宮の外が騒がしいと知った明成皇后は、三浦は嘘の暗殺日を流したと気づくが、逃げる場所がなかった。冷静な態度で高宗を自分から遠ざけた明成皇后は、死ぬとしても堂々と死のうと決める。 そして大院君の輿が景福宮に到着すると同時に、日本軍の攻撃は始まり…。
- 01:01:23第120話あらすじをみる 守備隊は罪を着せる対象である大院君と訓練隊を見張り、浪人たちは明成皇后を探そうと王宮を荒らし始める。洪啓薫たち守衛たちが防ごうとするが、無残にもやられてしまう。目をむき出しにして明成皇后の居所を探る浪人は、世子の頭をつかんでは振り、世子妃をけなすなどの横暴も厭わない。 明成皇后のいる坤寧閤に倭人が向かっているため、壬午軍乱のときのように逃げることを要求するホン尚宮だが、逆に大礼服を着て浪人を待ち受ける明成皇后。そんな明成皇后の姿にとまどう浪人だが、自分たちの野望のため、朝鮮の国母を殺し…。あらすじをみる 守備隊は罪を着せる対象である大院君と訓練隊を見張り、浪人たちは明成皇后を探そうと王宮を荒らし始める。洪啓薫たち守衛たちが防ごうとするが、無残にもやられてしまう。目をむき出しにして明成皇后の居所を探る浪人は、世子の頭をつかんでは振り、世子妃をけなすなどの横暴も厭わない。 明成皇后のいる坤寧閤に倭人が向かっているため、壬午軍乱のときのように逃げることを要求するホン尚宮だが、逆に大礼服を着て浪人を待ち受ける明成皇后。そんな明成皇后の姿にとまどう浪人だが、自分たちの野望のため、朝鮮の国母を殺し…。
- 01:03:23第121話あらすじをみる 明成皇后を殺害した三浦は、事件の全てを大院君と訓練隊になすりつけるため手を尽くす。一方、自らの目で明成皇后の死を確認したミチコは、明成皇后の死が自分のせいだと考え自殺をする。 三浦は明成皇后の殺害に成功したが、それが外交問題に発展しそうになり、日本政府は少なからずうらたえる。 王妃を失った王室は静まり返り、高宗は明成皇后の死を無駄にはしないと決意する。しかしそんな高宗に三浦は、明成皇后を廃位させ平民にすべきだと提案し…。あらすじをみる 明成皇后を殺害した三浦は、事件の全てを大院君と訓練隊になすりつけるため手を尽くす。一方、自らの目で明成皇后の死を確認したミチコは、明成皇后の死が自分のせいだと考え自殺をする。 三浦は明成皇后の殺害に成功したが、それが外交問題に発展しそうになり、日本政府は少なからずうらたえる。 王妃を失った王室は静まり返り、高宗は明成皇后の死を無駄にはしないと決意する。しかしそんな高宗に三浦は、明成皇后を廃位させ平民にすべきだと提案し…。
- 01:03:38第122話あらすじをみる 明成皇后を平民にするという三浦の意見に強く反対する高宗だが、三浦は玉印を持ち出し勝手に押してしまう。これに対し世子は譲位をするとまで言い出すが、高宗は復讐を果たすその日まで耐えるよう話す。 明成皇后廃位の件で各国から批判を受け始め、国際的な問題に発展しそうになると、伊藤博文は小村を調査団として派遣し、小村は三浦と日本政府との関係のある可能性を遮断する。 三浦をはじめとする事件関係者は日本に呼び戻されたが、日本は朝鮮内政に関わり続けた。これに高宗は、ロシア公使館に移ろうとするが…。あらすじをみる 明成皇后を平民にするという三浦の意見に強く反対する高宗だが、三浦は玉印を持ち出し勝手に押してしまう。これに対し世子は譲位をするとまで言い出すが、高宗は復讐を果たすその日まで耐えるよう話す。 明成皇后廃位の件で各国から批判を受け始め、国際的な問題に発展しそうになると、伊藤博文は小村を調査団として派遣し、小村は三浦と日本政府との関係のある可能性を遮断する。 三浦をはじめとする事件関係者は日本に呼び戻されたが、日本は朝鮮内政に関わり続けた。これに高宗は、ロシア公使館に移ろうとするが…。
- 01:02:10第123話あらすじをみる 慶運宮に戻った高宗は、年号を「光武」に直し、国の名前を「大韓」とした。そして皇帝を名乗った。残すは明成皇后の葬儀だけとなった。これには大院君が率先し、土で人の形を作り、そこに明成皇后の骨を入れる作業を行った。こうすることで、九天をさまよう明成皇后の魂を沈めようとするが…。あらすじをみる 慶運宮に戻った高宗は、年号を「光武」に直し、国の名前を「大韓」とした。そして皇帝を名乗った。残すは明成皇后の葬儀だけとなった。これには大院君が率先し、土で人の形を作り、そこに明成皇后の骨を入れる作業を行った。こうすることで、九天をさまよう明成皇后の魂を沈めようとするが…。
- 01:01:30第124話(最終話)あらすじをみる 明成皇后の葬儀を行いながら、高宗と大院君の脳裏には明成皇后との出来事が走馬灯のように過ぎていった。そして明成皇后を思い出しては涙を流し続け、朝鮮の民とともに、心の中に刻んでは忘れることはないと決意する。そして皇帝となった高宗は、明成皇后の葬儀を盛大に行う。あらすじをみる 明成皇后の葬儀を行いながら、高宗と大院君の脳裏には明成皇后との出来事が走馬灯のように過ぎていった。そして明成皇后を思い出しては涙を流し続け、朝鮮の民とともに、心の中に刻んでは忘れることはないと決意する。そして皇帝となった高宗は、明成皇后の葬儀を盛大に行う。