各話一覧
00:35:41 第11話 蘭(らん)の香り あらすじをみる
張屏の「鏡花水月」の術によって、心の中をさらけ出した蘭珏は、父の蘭林(らんりん)が南方へと旅立つ直前、屋敷にやって来た謎の女の記憶をたどる。女が胸の前に下げていた飾り物を思い出した蘭珏だが、なぜか張屏はその模様までを克明に描いて見せ、蘭珏を驚かせる。翌日、張屏の麺屋台に、大勢の従者を連れた富豪の子息らしき若者がやって来た。麺を注文された張屏は若者の不遜な態度が気に入らず、追い返そうとするが、若者は意外な行動に出る。
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張屏の「鏡花水月」の術によって、心の中をさらけ出した蘭珏は、父の蘭林(らんりん)が南方へと旅立つ直前、屋敷にやって来た謎の女の記憶をたどる。女が胸の前に下げていた飾り物を思い出した蘭珏だが、なぜか張屏はその模様までを克明に描いて見せ、蘭珏を驚かせる。翌日、張屏の麺屋台に、大勢の従者を連れた富豪の子息らしき若者がやって来た。麺を注文された張屏は若者の不遜な態度が気に入らず、追い返そうとするが、若者は意外な行動に出る。
00:39:22 第12話 消えた鳳凰(ほうおう)の頭 あらすじをみる
鳳凰の血の涙の件を聞いた張屏は真相を探るため、千秋儀(せんしゅうぎ)の普請場に潜り込む。そして鳳凰の頭が偽物であることを暴いたが、工(こう)部の王大匠(おうだいしょう)に身柄を拘束されてしまう。何とか放免されるも、都では、鳳凰の頭が消えたのは皇太后への天罰だという流言が飛び交い始める。張屏が流言を広めた張本人だとにらんだ王大匠は、張屏を拷問にかけ、自白をするよう脅迫。頑として屈服しない張屏が命を失いかけた時、蘭珏が現れて間一髪で救うのだが…。
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鳳凰の血の涙の件を聞いた張屏は真相を探るため、千秋儀(せんしゅうぎ)の普請場に潜り込む。そして鳳凰の頭が偽物であることを暴いたが、工(こう)部の王大匠(おうだいしょう)に身柄を拘束されてしまう。何とか放免されるも、都では、鳳凰の頭が消えたのは皇太后への天罰だという流言が飛び交い始める。張屏が流言を広めた張本人だとにらんだ王大匠は、張屏を拷問にかけ、自白をするよう脅迫。頑として屈服しない張屏が命を失いかけた時、蘭珏が現れて間一髪で救うのだが…。
00:36:36 第13話 一か八か あらすじをみる
張屏は鳳凰の頭が巨大な天灯(てんとう)で雲霄(うんしょう)山に運ばれ、隠されていると読み、蘭珏、王硯らと共に雲霄山へ向かう。案の定、巨大天灯や鳳凰の頭は見つかったが、犯人である普請場の熟練工・常巍(じょうぎ)は、取り調べの最中に吐血し死んでしまう。重要参考人が死に、猶予である2日間で事件解決ができなかった張屏と蘭珏は、連行され、投獄されてしまう。だがその直前に、蘭珏はある物を王硯に託し、命懸けの勝負に出ていたのだった。
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張屏は鳳凰の頭が巨大な天灯(てんとう)で雲霄(うんしょう)山に運ばれ、隠されていると読み、蘭珏、王硯らと共に雲霄山へ向かう。案の定、巨大天灯や鳳凰の頭は見つかったが、犯人である普請場の熟練工・常巍(じょうぎ)は、取り調べの最中に吐血し死んでしまう。重要参考人が死に、猶予である2日間で事件解決ができなかった張屏と蘭珏は、連行され、投獄されてしまう。だがその直前に、蘭珏はある物を王硯に託し、命懸けの勝負に出ていたのだった。
00:34:04 第14話 冤罪(えんざい)の裏側 あらすじをみる
常巍が死んだことで、父の冤罪(えんざい)を晴らす手がかりを失った蘭珏は、悲嘆のあまり胃病を再発させる。食べ物を口にしない蘭珏のために、張屏は陳籌と2人で蘭(らん)府に押しかけ、料理の腕をふるって食事療法に没頭する。命の恩人の蘭珏への恩返しに、高価な薬を買おうと薬房を訪れた張屏は、店員が調合している生薬が、死んだはずの玄機が服用していた動悸(どうき)の薬と分量までぴったり同じであることを発見。玄機が生きているのではないかと疑う。
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常巍が死んだことで、父の冤罪(えんざい)を晴らす手がかりを失った蘭珏は、悲嘆のあまり胃病を再発させる。食べ物を口にしない蘭珏のために、張屏は陳籌と2人で蘭(らん)府に押しかけ、料理の腕をふるって食事療法に没頭する。命の恩人の蘭珏への恩返しに、高価な薬を買おうと薬房を訪れた張屏は、店員が調合している生薬が、死んだはずの玄機が服用していた動悸(どうき)の薬と分量までぴったり同じであることを発見。玄機が生きているのではないかと疑う。
00:35:50 第15話 友が敵(かたき)となる時 あらすじをみる
張屏と蘭珏は隠し部屋にいた玄機を捕まえ、摩籮(まら)村の一件の真相を問いただす。玄機によれば、摩籮族の妖女が蘭珏の父を操って罪を犯させたという。玄機は張屏が持っていた水器を見て、張屏こそ妖女の息子だと断言。張屏が摩籮族の印を克明に描けたことから、蘭珏も玄機の言葉を信じざるを得ない。その時、刺客が現れて玄機は凶刃に倒れてしまう。貴重な生き証人の玄機を失った蘭珏は、父親の名誉回復のため、ある非情な決断を下す。
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張屏と蘭珏は隠し部屋にいた玄機を捕まえ、摩籮(まら)村の一件の真相を問いただす。玄機によれば、摩籮族の妖女が蘭珏の父を操って罪を犯させたという。玄機は張屏が持っていた水器を見て、張屏こそ妖女の息子だと断言。張屏が摩籮族の印を克明に描けたことから、蘭珏も玄機の言葉を信じざるを得ない。その時、刺客が現れて玄機は凶刃に倒れてしまう。貴重な生き証人の玄機を失った蘭珏は、父親の名誉回復のため、ある非情な決断を下す。
00:34:23 第16話 師匠の教え あらすじをみる
蘭珏は父の冤罪を晴らすべく、玄機を装い偽の謝罪状を書き始める。しかし迷いや後ろめたさから、張屏の名を書こうとするとうまく書けず、失敗を繰り返すのだった。やがて蘭珏は幻覚を見るほどに心が乱れていくが、あることを機に正気を取り戻していく。一方、西川(せいせん)郡に戻った張屏は、師匠に自分の出自について尋ねるが何度もはぐらかされ、いらだっていた。ある日、張屏は師匠と共に下山した際、師匠の秘められた意図に気づく。
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蘭珏は父の冤罪を晴らすべく、玄機を装い偽の謝罪状を書き始める。しかし迷いや後ろめたさから、張屏の名を書こうとするとうまく書けず、失敗を繰り返すのだった。やがて蘭珏は幻覚を見るほどに心が乱れていくが、あることを機に正気を取り戻していく。一方、西川(せいせん)郡に戻った張屏は、師匠に自分の出自について尋ねるが何度もはぐらかされ、いらだっていた。ある日、張屏は師匠と共に下山した際、師匠の秘められた意図に気づく。
00:36:39 第17話 鬼のいる科挙 あらすじをみる
都の郊外にある鏡(きょう)湖に、鏡湖先生を名乗る謎めいた人物が現れた。科挙を控えた書生たちの悩みを見抜いて解決し、さらに未来を予知してくれるという鏡湖先生の評判を聞き、大勢の書生が鏡湖に駆けつけた。故郷から都に戻ってきた張屏(ちょうへい)は、鏡湖先生に会って教えを受けたという書生を訪ね、鏡湖先生が張屏と同じ水器を持ち、「鏡花水月(きょうかすいげつ)」とよく似た術を使うことを知る。張屏は、鏡湖先生と摩籮(まら)族に何かつながりがあるのではないかと関心を抱く。
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都の郊外にある鏡(きょう)湖に、鏡湖先生を名乗る謎めいた人物が現れた。科挙を控えた書生たちの悩みを見抜いて解決し、さらに未来を予知してくれるという鏡湖先生の評判を聞き、大勢の書生が鏡湖に駆けつけた。故郷から都に戻ってきた張屏(ちょうへい)は、鏡湖先生に会って教えを受けたという書生を訪ね、鏡湖先生が張屏と同じ水器を持ち、「鏡花水月(きょうかすいげつ)」とよく似た術を使うことを知る。張屏は、鏡湖先生と摩籮(まら)族に何かつながりがあるのではないかと関心を抱く。
00:34:21 第18話 詩に隠された真意 あらすじをみる
蘭珏(らんかく)が首席試験官を辞しても科挙の騒動は収まらなかったため、雑役の楊(よう)が目隠しをして論題を引くことになった。こうしてようやく科挙が始まったが、張屏は鏡湖先生のことが気になってならない。そこで挙子(きょし)の陳子觴(ちんししょう)の家を訪ねるが、彼はすでに息絶えていた。囚われの身となった蘭珏が鏡湖先生の詩について思索していた時、張屏も陳子觴殺害に関する証拠を蘭珏に渡すため牢(ろう)へやって来る。そして2人は、鏡湖先生の詩に隠されたある秘密に気づく。
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蘭珏(らんかく)が首席試験官を辞しても科挙の騒動は収まらなかったため、雑役の楊(よう)が目隠しをして論題を引くことになった。こうしてようやく科挙が始まったが、張屏は鏡湖先生のことが気になってならない。そこで挙子(きょし)の陳子觴(ちんししょう)の家を訪ねるが、彼はすでに息絶えていた。囚われの身となった蘭珏が鏡湖先生の詩について思索していた時、張屏も陳子觴殺害に関する証拠を蘭珏に渡すため牢(ろう)へやって来る。そして2人は、鏡湖先生の詩に隠されたある秘密に気づく。
00:36:04 第19話 麦が語る真実 あらすじをみる
張屏は独自の捜査の末に、江南郡守(ぐんしゅ)の息子で皇太后の未来の姪婿・馬廉(ばれん)が、科挙前夜に亡くなった陳子觴の死に関わっている証拠をつかむ。しかし大理寺卿(だいりじきょう)の陶周風(とうしゅうふう)は、馬廉の関与を否定し、すでに判決は下したとして、再審の要求を突っぱねる。納得のいかない張屏は、陳子觴の隣人の証言から馬廉への疑惑を確信に変え、事件当夜に一緒だったという芸妓・結香(けつか)の証言を得ようと伴月(はんげつ)楼に向かう。するとそこに蘭珏も来ており…。
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張屏は独自の捜査の末に、江南郡守(ぐんしゅ)の息子で皇太后の未来の姪婿・馬廉(ばれん)が、科挙前夜に亡くなった陳子觴の死に関わっている証拠をつかむ。しかし大理寺卿(だいりじきょう)の陶周風(とうしゅうふう)は、馬廉の関与を否定し、すでに判決は下したとして、再審の要求を突っぱねる。納得のいかない張屏は、陳子觴の隣人の証言から馬廉への疑惑を確信に変え、事件当夜に一緒だったという芸妓・結香(けつか)の証言を得ようと伴月(はんげつ)楼に向かう。するとそこに蘭珏も来ており…。
00:38:24 第20話 別れに残す言葉 あらすじをみる
馬廉による科挙の不正を隠蔽した陶周風は、投獄され死刑を待つ身となった。馬廉の口から、高官が無罪にしてくれる手はずだったと聞いた蘭珏は、実は陶周風も20年前、摩籮村が滅亡した事件に関与したのではないかと疑う。その夜、張屏の家に鏡湖先生が現れ、一連の事件がすべて摩籮村に関わることを自ら明かす。翌朝目覚めた張屏は、存在するはずのない「奇詭夜談(ききやだん)」の第50巻を手にしており、その幻の本が示す謎に気づく。
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馬廉による科挙の不正を隠蔽した陶周風は、投獄され死刑を待つ身となった。馬廉の口から、高官が無罪にしてくれる手はずだったと聞いた蘭珏は、実は陶周風も20年前、摩籮村が滅亡した事件に関与したのではないかと疑う。その夜、張屏の家に鏡湖先生が現れ、一連の事件がすべて摩籮村に関わることを自ら明かす。翌朝目覚めた張屏は、存在するはずのない「奇詭夜談(ききやだん)」の第50巻を手にしており、その幻の本が示す謎に気づく。
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