アルスラーン戦記
第十四章~第十九章
各話一覧
- 00:24:15第十四章 異国の王子あらすじをみる 一難去ってまた一難――東方の大国であるシンドゥラが、国境を越えてパルスへの侵攻を開始、第二王子ラジェンドラ率いる5万の大軍がペシャワールへと迫る。迎え撃つことを決意したアルスラーンたちだが、戦場に送り出した兵はわずか1万。しかし、またしてもナルサスの見事な智略と、ダリューンたち無双の戦士の活躍が、鮮やかに戦力の差をくつがえすのだった。 戦果としてラジェンドラを捕虜とすることに成功したアルスラーンは、彼に対してある取り引きを持ちかける。こうして、アルスラーン率いるパルス軍は、シンドゥラの地を目指すことになった。彼らを異国で待つものは……?あらすじをみる 一難去ってまた一難――東方の大国であるシンドゥラが、国境を越えてパルスへの侵攻を開始、第二王子ラジェンドラ率いる5万の大軍がペシャワールへと迫る。迎え撃つことを決意したアルスラーンたちだが、戦場に送り出した兵はわずか1万。しかし、またしてもナルサスの見事な智略と、ダリューンたち無双の戦士の活躍が、鮮やかに戦力の差をくつがえすのだった。 戦果としてラジェンドラを捕虜とすることに成功したアルスラーンは、彼に対してある取り引きを持ちかける。こうして、アルスラーン率いるパルス軍は、シンドゥラの地を目指すことになった。彼らを異国で待つものは……?
- 00:24:15第十五章 シンドゥラの黒豹あらすじをみる アルスラーン率いるパルス軍は、同盟を結んだラジェンドラの軍とともに、シンドゥラの都を目指していた。道中の戦いで、パルスの将たちの高い実力をあらためて目にしたラジェンドラは、兵を二手に分けての作戦を持ちかける。提案を受けることにしたアルスラーンたちは、ラジェンドラの部下である、ジャスワントというどこか謎めいた男を案内役に迎え、シンドゥラ国の軍事の要、グジャラート城塞へと進む。 無駄な争いを避けるため一計をこうじることにしたアルスラーンたちは、ギーヴとジャスワントをグジャラート城塞へ派遣する。そして、待ち受けていた罠を逆手にとり、見事な勝利を収めるパルス軍。しかし、アルスラーンの胸中には複雑な思いが去来するのだった。あらすじをみる アルスラーン率いるパルス軍は、同盟を結んだラジェンドラの軍とともに、シンドゥラの都を目指していた。道中の戦いで、パルスの将たちの高い実力をあらためて目にしたラジェンドラは、兵を二手に分けての作戦を持ちかける。提案を受けることにしたアルスラーンたちは、ラジェンドラの部下である、ジャスワントというどこか謎めいた男を案内役に迎え、シンドゥラ国の軍事の要、グジャラート城塞へと進む。 無駄な争いを避けるため一計をこうじることにしたアルスラーンたちは、ギーヴとジャスワントをグジャラート城塞へ派遣する。そして、待ち受けていた罠を逆手にとり、見事な勝利を収めるパルス軍。しかし、アルスラーンの胸中には複雑な思いが去来するのだった。
- 00:24:15第十六章 落日悲歌あらすじをみる 常勝無敗を誇ったアンドラゴラスですら正面からの戦いを避けたという、シンドゥラの誇る「戦象部隊」が、ついに動き出した。くわえて、シンドゥラ軍の戦力はおよそ15万、アルスラーンとラジェンドラの率いる連合軍の戦力は6万と、戦況は圧倒的に連合軍が不利。だが、アルスラーンと仲間たちの表情は崩れない。 そして、ついに激突する両軍。猛威を振るう戦象を前に、ナルサスの策がエラムによって鮮やかに実行され、ファランギースの、ギーヴの、ダリューンの、一騎当千の戦いぶりが敵兵を震え上がらせる。 かくして、またしても快勝したアルスラーンたちであったが、戦の最中、病床より目を覚ましたラジェンドラの父、すなわち、現在のシンドゥラ王の発言により、事態は急転する。あらすじをみる 常勝無敗を誇ったアンドラゴラスですら正面からの戦いを避けたという、シンドゥラの誇る「戦象部隊」が、ついに動き出した。くわえて、シンドゥラ軍の戦力はおよそ15万、アルスラーンとラジェンドラの率いる連合軍の戦力は6万と、戦況は圧倒的に連合軍が不利。だが、アルスラーンと仲間たちの表情は崩れない。 そして、ついに激突する両軍。猛威を振るう戦象を前に、ナルサスの策がエラムによって鮮やかに実行され、ファランギースの、ギーヴの、ダリューンの、一騎当千の戦いぶりが敵兵を震え上がらせる。 かくして、またしても快勝したアルスラーンたちであったが、戦の最中、病床より目を覚ましたラジェンドラの父、すなわち、現在のシンドゥラ王の発言により、事態は急転する。
- 00:24:15第十七章 神前決闘あらすじをみる 神前決闘。それは、決闘の勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判である。 シンドゥラ王の決定により、次期国王位をめぐるいさかいは、神前決闘によって収められることとなった。アルスラーンは、ラジェンドラからその戦いにダリューンを自身の代理を務める戦士として貸して欲しいと頼まれ、了承する。 パルスの誇る最強の騎士であるダリューンが、通常の相手に後れを取るなどありえない。仲間の誰もがそう感じていた。しかし、対戦相手が代理人として連れてきたのは、およそ人間離れした、怪物同然の狂戦士であった。 さしものダリューンも苦戦を強いられるが、誇り高き騎士は、その力を存分に発揮し、勝利をものにする。しかし、そのとき……!あらすじをみる 神前決闘。それは、決闘の勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判である。 シンドゥラ王の決定により、次期国王位をめぐるいさかいは、神前決闘によって収められることとなった。アルスラーンは、ラジェンドラからその戦いにダリューンを自身の代理を務める戦士として貸して欲しいと頼まれ、了承する。 パルスの誇る最強の騎士であるダリューンが、通常の相手に後れを取るなどありえない。仲間の誰もがそう感じていた。しかし、対戦相手が代理人として連れてきたのは、およそ人間離れした、怪物同然の狂戦士であった。 さしものダリューンも苦戦を強いられるが、誇り高き騎士は、その力を存分に発揮し、勝利をものにする。しかし、そのとき……!
- 00:24:15第十八章 ふたたび河をこえてあらすじをみる シンドゥラの民から、その武勇を称える「猛虎将軍(ショラ・セーナニ)」という言葉を送られるダリューン。かくして、神前決闘は終わり、シンドゥラの次期王位をめぐる争いはひとまずの終わりを迎えた。そのときを待ったかのように、シンドゥラ王は静かに息を引き取り、ラジェンドラが新たな王として即位する。 事の顛末をすべて見届けたアルスラーンは、自らの背負った本来の役目を果たすため、パルスへと帰還することを決意する。そんなアルスラーンに、ラジェンドラは返礼を申し出る。 ラジェンドラから手練れの兵を預けられ、帰路を急ぐアルスラーン一行。その道中で待っていたのは、秘めたる悪意の持ち主と、思わぬ新たな味方であった。あらすじをみる シンドゥラの民から、その武勇を称える「猛虎将軍(ショラ・セーナニ)」という言葉を送られるダリューン。かくして、神前決闘は終わり、シンドゥラの次期王位をめぐる争いはひとまずの終わりを迎えた。そのときを待ったかのように、シンドゥラ王は静かに息を引き取り、ラジェンドラが新たな王として即位する。 事の顛末をすべて見届けたアルスラーンは、自らの背負った本来の役目を果たすため、パルスへと帰還することを決意する。そんなアルスラーンに、ラジェンドラは返礼を申し出る。 ラジェンドラから手練れの兵を預けられ、帰路を急ぐアルスラーン一行。その道中で待っていたのは、秘めたる悪意の持ち主と、思わぬ新たな味方であった。
- 00:24:15第十九章 冬の終りあらすじをみる シンドゥラでの戦いを無事に乗り切ったアルスラーンは、旅先で得た新たな同志をともない、ペシャワール城へと帰還する。 そのころ、銀仮面卿ことヒルメスは、イノケンティス王に愛想を尽かし、聖堂騎士団を連れてエクバターナを飛び出したボダンの討伐を、王弟ギスカールより命じられていた。 策謀を胸に秘めつつ、ボダンの立て籠もる城を目指すヒルメス一行。その耳に、すさまじい武勇を誇る、不思議な旅人の噂が飛び込んでくる。その正体は、かつてパルスの万騎長として名を馳せたクバードであった。 サームの導きで、ヒルメスの部隊に合流するクバード。しかし、彼の胸中には複雑な思いが去来する。あらすじをみる シンドゥラでの戦いを無事に乗り切ったアルスラーンは、旅先で得た新たな同志をともない、ペシャワール城へと帰還する。 そのころ、銀仮面卿ことヒルメスは、イノケンティス王に愛想を尽かし、聖堂騎士団を連れてエクバターナを飛び出したボダンの討伐を、王弟ギスカールより命じられていた。 策謀を胸に秘めつつ、ボダンの立て籠もる城を目指すヒルメス一行。その耳に、すさまじい武勇を誇る、不思議な旅人の噂が飛び込んでくる。その正体は、かつてパルスの万騎長として名を馳せたクバードであった。 サームの導きで、ヒルメスの部隊に合流するクバード。しかし、彼の胸中には複雑な思いが去来する。