アルスラーン戦記
第八章~第十三章
各話一覧
- 00:24:30第八章 裏切りの英雄あらすじをみる アルスラーンを助けるため、神殿から派遣されたというファランギース。彼女が全身から放つ、類まれなる魅力のとりこになったギーヴは、言葉巧みな説得で同行を認めさせる。 2人がアルスラーンとの合流を急ぐその頃、王子の行方を追うカーラーンは、ついに一行の居場所に関する手がかりを手に入れていた。 そして、北の山岳で相まみえる、アルスラーンとカーラーン。王子に付き従う味方は、わずか5人。他方、カーラーンの軍勢は、およそ1000人。数の上では絶望的な差だが、アルスラーンの仲間は、武勇も知謀も桁外れの猛者揃い。戦いはアルスラーンたちの圧勝に終わる。しかし、最期にカーラーンの遺した言葉が、ダリューンとナルサスに微かな暗い影を投げかけるのだった……。あらすじをみる アルスラーンを助けるため、神殿から派遣されたというファランギース。彼女が全身から放つ、類まれなる魅力のとりこになったギーヴは、言葉巧みな説得で同行を認めさせる。 2人がアルスラーンとの合流を急ぐその頃、王子の行方を追うカーラーンは、ついに一行の居場所に関する手がかりを手に入れていた。 そして、北の山岳で相まみえる、アルスラーンとカーラーン。王子に付き従う味方は、わずか5人。他方、カーラーンの軍勢は、およそ1000人。数の上では絶望的な差だが、アルスラーンの仲間は、武勇も知謀も桁外れの猛者揃い。戦いはアルスラーンたちの圧勝に終わる。しかし、最期にカーラーンの遺した言葉が、ダリューンとナルサスに微かな暗い影を投げかけるのだった……。
- 00:24:30第九章 仮面の下あらすじをみる カーラーンの最期の言葉を確かめるため、ダリューンとナルサスは、アルスラーンと離れ、敵の手に落ちたかつてのパルス王都へと潜入する。そこでふたりが見たものは、思わず顔をしかめるような、非道かつ醜悪な敵の振る舞いだった。 一方、アルスラーン、エラム、ギーヴ、ファランギースの4人は、敵に備えながら森の中に身を隠していた。しかし、水を汲みに出かけたアルスラーンは、偶然目撃した、敵兵による略奪を見過ごすことができず、思わず飛び出してしまう。 そして彼は、三年前に出会った元・奴隷の少年と再会する。 一部隊を率いる立派な兵となった少年と、旧交を温めるアルスラーン。だが、会話を続けるうちに、二人のあいだにある、埋めがたい溝を意識するのだった……。あらすじをみる カーラーンの最期の言葉を確かめるため、ダリューンとナルサスは、アルスラーンと離れ、敵の手に落ちたかつてのパルス王都へと潜入する。そこでふたりが見たものは、思わず顔をしかめるような、非道かつ醜悪な敵の振る舞いだった。 一方、アルスラーン、エラム、ギーヴ、ファランギースの4人は、敵に備えながら森の中に身を隠していた。しかし、水を汲みに出かけたアルスラーンは、偶然目撃した、敵兵による略奪を見過ごすことができず、思わず飛び出してしまう。 そして彼は、三年前に出会った元・奴隷の少年と再会する。 一部隊を率いる立派な兵となった少年と、旧交を温めるアルスラーン。だが、会話を続けるうちに、二人のあいだにある、埋めがたい溝を意識するのだった……。
- 00:24:30第十章 カシャーン城塞の主あらすじをみる 舞い戻ったダリューンとナルサスの話を聞いたアルスラーンは、王都奪還を目指し、新たな行動に出る。 まず一行が目指すのは、パルスの東の拠点・ペシャワール。しかし道中、敵の大軍に見つかってしまい、一旦、カシャーン城塞へと身を寄せることに。 城塞を治める将軍・ホディールから、盛大にもてなされるアルスラーンたち。だが、ホディールの歓待の裏には、醜い思惑があった。それを察知した彼らは、一計を案じる。 そうして、思わぬ窮地を無事乗り切ったアルスラーンだったが、重ねてとった行動が、彼を思わぬ事態へと直面させる。あらすじをみる 舞い戻ったダリューンとナルサスの話を聞いたアルスラーンは、王都奪還を目指し、新たな行動に出る。 まず一行が目指すのは、パルスの東の拠点・ペシャワール。しかし道中、敵の大軍に見つかってしまい、一旦、カシャーン城塞へと身を寄せることに。 城塞を治める将軍・ホディールから、盛大にもてなされるアルスラーンたち。だが、ホディールの歓待の裏には、醜い思惑があった。それを察知した彼らは、一計を案じる。 そうして、思わぬ窮地を無事乗り切ったアルスラーンだったが、重ねてとった行動が、彼を思わぬ事態へと直面させる。
- 00:24:30第十一章 ペシャワールへの道あらすじをみる 敵国に支配されたパルス王都は、聖職者の横暴によってさらなる混迷を極めていた。その渦中で、銀仮面卿――ヒルメスは、みずからの野望のため、密かに策謀を巡らせる。 一方、ペシャワールを目指すアルスラーンたちは、旅路の途中で敵の襲撃を受け、散り散りになってしまう。ダリューンとファランギースは、カーラーンの息子・ザンデの襲撃を受け、からくもこれを退ける。アルスラーン、エラム、ギーヴの三人は、絶体絶命の窮地を、それぞれの機転と勇気で切り抜けるのだった。あらすじをみる 敵国に支配されたパルス王都は、聖職者の横暴によってさらなる混迷を極めていた。その渦中で、銀仮面卿――ヒルメスは、みずからの野望のため、密かに策謀を巡らせる。 一方、ペシャワールを目指すアルスラーンたちは、旅路の途中で敵の襲撃を受け、散り散りになってしまう。ダリューンとファランギースは、カーラーンの息子・ザンデの襲撃を受け、からくもこれを退ける。アルスラーン、エラム、ギーヴの三人は、絶体絶命の窮地を、それぞれの機転と勇気で切り抜けるのだった。
- 00:24:30第十二章 騎士の忠義あらすじをみる 混戦の中、アルスラーンたちと分断されてしまったナルサスは、ペシャワールへの最短の道を通るため、勇猛さで知られるゾット族の縄張りに足を踏み入れていた。そこで彼は、アルスラーンを追って来たヒルメスの部隊とゾット族とのいさかいの場面を目撃する。戦いに横から乱入したナルサスは、ヒルメスと剣を交え、ゾット族族長の娘・アルフリードを助けるのだった。 その頃、パルス王都では聖職者と騎士の勢力争いが激化。また、ペシャワールを目指すアルスラーンたちには、怪しい術を用いる刺客の魔の手が迫っていた。あらすじをみる 混戦の中、アルスラーンたちと分断されてしまったナルサスは、ペシャワールへの最短の道を通るため、勇猛さで知られるゾット族の縄張りに足を踏み入れていた。そこで彼は、アルスラーンを追って来たヒルメスの部隊とゾット族とのいさかいの場面を目撃する。戦いに横から乱入したナルサスは、ヒルメスと剣を交え、ゾット族族長の娘・アルフリードを助けるのだった。 その頃、パルス王都では聖職者と騎士の勢力争いが激化。また、ペシャワールを目指すアルスラーンたちには、怪しい術を用いる刺客の魔の手が迫っていた。
- 00:24:30第十三章 王子二人あらすじをみる 無事合流に成功したアルスラーン、ダリューン、エラム、ギーヴ、ファランギースの5人は、ペシャワール城砦まであと少しというところで、ふたたび追手の激しい攻撃を受けていた。さすがの面々も焦りを見せ始めたころ、懐かしい鷹の飛来とともにアルスラーンの視界に入ったのは、万騎長「双刀将軍」キシュワードと、先にペシャワールにたどり着いていたナルサスのたのもしい姿だった。 かくして、ようやく目的の土地へと到着したアルスラーンたち。ナルサスのかたわらに見知らぬアルフリードが寄り添っており、さらにはナルサスの「妻」「情婦」だと宣言する事態には、エラムを筆頭に驚きを隠せないものの、ひとときの安息を手にする。 しばしの休息を経て、王都奪還についての会議を進めるペシャワールのパルス軍。しかし会議は、思わぬ展開を見せる。とまどうアルスラーン。そして襲来するヒルメス。乱戦の最中、凶刃が捉えたのは……。あらすじをみる 無事合流に成功したアルスラーン、ダリューン、エラム、ギーヴ、ファランギースの5人は、ペシャワール城砦まであと少しというところで、ふたたび追手の激しい攻撃を受けていた。さすがの面々も焦りを見せ始めたころ、懐かしい鷹の飛来とともにアルスラーンの視界に入ったのは、万騎長「双刀将軍」キシュワードと、先にペシャワールにたどり着いていたナルサスのたのもしい姿だった。 かくして、ようやく目的の土地へと到着したアルスラーンたち。ナルサスのかたわらに見知らぬアルフリードが寄り添っており、さらにはナルサスの「妻」「情婦」だと宣言する事態には、エラムを筆頭に驚きを隠せないものの、ひとときの安息を手にする。 しばしの休息を経て、王都奪還についての会議を進めるペシャワールのパルス軍。しかし会議は、思わぬ展開を見せる。とまどうアルスラーン。そして襲来するヒルメス。乱戦の最中、凶刃が捉えたのは……。