園田高弘

1928年9月17日生まれ、東京府東京市（現・東京都）出身のピアニスト。東京音楽学校（現・東京芸術大学）でレオ・シロタに学ぶ。48年に卒業し、日本交響楽団（現・N響）の演奏会で正式デビュー。52年に渡欧し、パリでマルグリット・ロンに師事。翌年帰国し、54年に初来日のカラヤン指揮のN響と共演。57年に渡独し、ヘルムート・ロロフに師事。仏、伊でデビューした後、59年に独、米でデビュー。以来、欧州や日本を中心に演奏活動を展開し、国際的なピアニストとして活躍。また、京都市立音楽短期大学や昭和音楽大学、大分市の園田高弘賞ピアノ・コンクールなどで後進の指導に尽力。2004年10月7日に解離性大動脈瘤破裂により急逝。76歳没。