斎藤雅広

1958年12月30日生まれ、東京都渋谷区出身のピアニスト／作・編曲家。バリトン歌手・斎藤達雄を父、歌手の青葉笙子を伯母にもつ。4歳よりピアノを始め、6歳時にNHK『ピアノのおけいこ』に出演。18歳で日本音楽コンクール第1位。東京芸術大学へ進み、78年の「若い芽のコンサート」でデビュー。以来“芸大のホロヴィッツ”と称されて注目を浴びる。国内外の主要オーケストラや音楽祭などで著名首席奏者たちと共演し、最高の名手との評価も獲得する一方、TVやラジオなどのメディア出演ほか活動は多岐にわたり、親しみやすい語り口で人気を博す。CDアルバム、楽譜なども多数。2021年8月8日に病気のため死去。62歳没。