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並木路子

1921年9月30日生まれ。台湾出身。1936年、松竹少女歌劇学校に入り、37年に東京・浅草国際劇場で初舞台。43年に「御代の春」で歌手デビュー。45年に松竹映画『そよかぜ』で初主演。その挿入歌「リンゴの唄」を歌って人気を呼び、翌46年発売のこの曲のレコードが爆発的に売れて代表作になった。同曲は戦後のすさんだ人々の心を慰め、今も懐メロとして根強い支持を保っている。