関孝弘

ピアニスト。東京芸術大学を経て、1976年、同大学院に入学。1979年、イタリアのブレーシャ国立音楽院に留学。フィナーレ・リーグレ、ベッリーニ、ラフマニノフなどの国際コンクールの入賞歴多数。イタリア国営放送オーケストラやレニングラード・フィルなどにソリストとして招かれ、イタリアを中心に活躍を続ける。1987年には、ソニー音楽財団主催の「パフォーマンス・トゥデイ」で日本デビューを飾った。透明な響きと叙情的な表現で、レスピーギからニーノ・ロータまでのイタリア作品に定評がある。