アリシア・デ・ラローチャ

ピアニスト。1923年スペインのバルセロナ生まれ。グラナドスの高弟フランク・マーシャルに師事し、6歳で初リサイタル、12歳でモーツァルトの協奏曲を演奏。47年から本格的なコンサート活動を始め、53年ロンドン、55年米国にデビューし、以後各国へ定期的にツアーを行なって、アルベニス以下モンポウまでのスペイン・ピアノ音楽を世界に広めた功績は大きい。80歳近くまで、“ピアノの女王”として君臨していたが、2003年以降は事実上引退していた。09年9月25日、スペイン東部バルセロナの病院で心肺機能不全のため死去、86歳。

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