伊福部昭
1914年5月31日、北海道釧路生まれの作曲家。北海道帝国大学農学部卒。作曲は独学。34年早坂文雄と新音楽連盟を組織。翌年『日本狂詩曲』でチェレプニン賞を受賞し注目される。戦後、東京音楽学校(現東京芸大)で管弦楽法を講じ、芥川也寸志や黛敏郎らを育てる。子供の頃からアイヌの文化に接し、その体験が彼の芸術観を形成した。代表作として『交響譚詩』『土俗的三連画』のほか、映画『ゴジラ』や『座頭市』など映画音楽も多く手がけたことでも有名。2006年2月8日、多臓器不全のため死去。享年91歳。2014年5月、生誕100年を記念して初出音源を集めたアルバム『伊福部昭の管絃楽』を発表。
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