オットー・クレンペラー
指揮者。1885年ドイツ領ブレスラウ生まれ。1973年没。05年ベルリンで『天国と地獄』を振ってデビュー。マーラーの推薦も受け、各地の歌劇場で名声を高め、31年にベルリン国立歌劇場の指揮者となるも、ナチスに追われ亡命。戦後フィルハーモニア管の常任指揮者として君臨、優れたドイツ音楽を多く録音した。歌劇場では斬新な演目を主張して劇場側と衝突し、何度か生命の危機に見舞われる事故にあったり病に倒れるなど波瀾万丈の生涯を送った。
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