ペーター・シュライアー

1935年7月29日生まれ、独・ザクセン州マイセン出身のテノール歌手/指揮者。マイセン近郊ガウエルニッツで育ち、10歳頃にドレスデンの聖十字架合唱団に入団。ボーイ・アルトとしてソロ録音も行なう。59年にプロキャリアをスタートさせ、63年にベルリン国立歌劇場、66年にバイロイト音楽祭やウィーン国立歌劇場、その翌年にザルツブルク音楽祭にデビュー。以来、カール・ベームのもとで数々のモーツァルト作品を歌い、オペラから宗教音楽、バロックから現代までをレパートリーとする。70年以降は指揮者としても活躍。2005年以降は指揮に専念。また後進の指導にも尽力。長い闘病の末、2019年12月25日にドレスデンで死去。84歳没。

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