すべてのレビュー・口コミ(12件)
自分の好きなことを仕事にし、ひたむきに取り組む主人公は、かっこよかったです。面白かった!
4点2019/06/24微妙な言葉の違いなどを知ることができて興味深いです。
最後は感動しました。5点2019/06/16辞書をつくる話。
言葉って何気に使ってますが、意味を説明しろと言われたらめちゃくちゃ難しい、その言葉に命ふきこむ仕事、地味なようで大変、神秘的な作業をこと細やかに書かれて、のめり込むように見てしまう。5点2019/06/05一言でいえば新しい辞書を作るという話なのですが、面白いです。漫画版もおすすめです。
4点2019/04/04とてもよい!
ほんとによい!
最高だ!
またみたいなぁーー!5点2018/12/05難しいお話ですが、緻密な描写とその中にもユーモアがあり、一気に読み進めました。映画化されていましたが、原作を読むことをオススメします。
5点2018/07/29※ネタバレありのレビューです。
5点2017/03/21映画化されていましたが、細かい描写や感情をより深く知りたいので購入しました。
5点2017/02/28舟を編むは、映画を見てなんのことかさっぱり意味がわからず、それならば原作を読もうと思い立ち手に取りました。無口な主人公の心のなか、心理描写が細かく描かれており、どのように感じ、それをどう表現したのかを感じ取ることができました。言葉の響きが好きな人にオススメです。
2015/11/13三浦しをんさんの「舟を編む」は2012年本屋大賞を受賞し、2013年に松田龍平主演で映画化もされています。出版社で辞書を編纂する編集者のお話しなのですが、一冊の辞書を作るのにここまで時間と手間をかけるのだと分かり頭が下がる思いになりました。辞書にどの言葉を入れるべきか、その言葉をどう定義すればいいのか、文字の色、紙の手触り、それら一つ一つを熟考し何十年もかけて一冊の辞書ができるなんて、この本を読むまで考えたこともなかったです。最近辞書を使うこともめっきり減りましたが、この本を読んでからは我が家の辞書が宝物のように大事になりました。読書好きの方にはこの本はきっと大切な一冊になると思います。
2015/09/15なんといっても装丁が美しく、書店で見かけ思わず手に取ってしまった一冊。この本の装丁は、作中で描写される辞書の装丁をそのままリアルに反映させたものになっていて、それだけでどれだけこの本が大切に作られたかわかる素晴らしい出来である。内容の方も工夫されていて、辞書の編纂に着手する場面をまず描き、その後いきなり約10年後に物語が飛ぶ、という構成になっている。空白の約10年の間で主人公を取り巻く環境が大きく変化していて、そうなるに至った過程を色々と想像して楽しめる、大変工夫された物語の書き方であると思う。主人公の熱意にふれて変わっていく登場人物の心情が三人称視点で細かく語られていて、物語それ自体もとても面白い。原題そのまま「舟を編む」として映画化されたのも納得できる作品。
2015/04/17「舟を編む」カンタンに言えば「辞書を作る」お話です。その辞書の名前が「大渡海」なので言葉の海を渡る「舟」を作るという意味合いでこういうタイトルなんだと思います。思えば、言葉って不思議ですね。人に何かを伝えるためのものなので伝える相手が代わると言葉も段々変化していくんです。10年20年前には辞書に載っていなかったような言葉も今では普通に皆使っていたりして変わっていくものなんですよね。人と人を繋ぐための言葉、私も大事にしたいと思います。
2015/05/01