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  • 「スリーピング・マーダー」…これがクリスティにとって最後に出版された小説(亡くなった後に発表された)。 新婚ホヤホヤの夫婦が購入した一軒家で引越しして間もない頃妻がひょんなことから実は小さい頃ここに暮らしていたことさらに殺人事件を目撃した過去を思い出してしまう…というまさに"記憶"をテーマにしたいた作品である。
    若妻が自分が見た殺人の記憶にどんどん追い詰められていく恐怖と妻を支える夫、第二の殺人、マープルの推理、意外な犯人、クリスティが死後出版という契約で発表された最後の作品としてはなかなかの出来だと思います。

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    ぐりのみどりさん
    2015/04/28