すべてのレビュー・口コミ(2件)

  • 苦しくなる。やはり、性の生々しさを女の作家、というか村山由佳さんが描くとこんなにすごいものが出来るのか、という感じ。

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    4点
    ももみまさん
    2018/03/27
  • 既婚女性に是非読んでほしい本です。
    官能小説となるとなかなか読む勇気が・・・と、なりますが、この作者さんはとても綺麗で上品な文章で表現しています。
    花酔ひ、着物、京都、朝顔、葬儀屋、不倫、皮、虫・・・非日常的なのにどこか身近に感じてしまう単語と文章を身近にいそうな登場人物が堕ちていく。
    その堕ちていく様が何故か不思議と暖かく感じます。
    堕ちていくきっかけはどこにでもありそうで誰でも腹の底で抱えているかもしれない。
    自分と照らし合わせる事は残念ながらなかなかできませんが(?)読み入ってしまう一冊でした。
    花酔ひというタイトルには妖艶なイメージをもつのでぴったりです。

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    なおちぃさん
    2015/04/26