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  • 「幸福」なんて言葉が付いている本は疑わしい。「○○論」なんて題名の本はいかにも学術的で難しそう・・・。そういったイメージが私にはありました。しかし、この「幸福論」はそうではありません。作者のアランが思う事を、今で言うエッセイやコラムのように書いています。けして大げさなポジティブ思考ではなく、人間改造的な自己啓発でもありません。ただ日常において「こう考えたらちょっと良いでしょ?」という事が書かれています。同じ様な事で何度もつらくなり悲しくなる自分の横で「ちょっと深呼吸しようか、まずは落ち着こうよ」と言ってくれる相棒のような一冊です。なにかうまくいかないなあと考えている方に是非読んでもらいたいです。

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    Nojikomさんさん
    2015/11/13