すべてのレビュー・口コミ(4件)
ユーモアある訳でもなく、心を踊るストーリーでもない。戸惑いさえ覚えたが、今はそれがこの作品なのだとわかる。
3点2018/11/28私のために姉が「まほろ駅前多田便利軒」を実家に持って帰ってきて勧めてくれました。三浦しをんの作品は初めて読みましたが、すごく好きな文体の作家さんです。笑えるところとほろっとくるところが絶妙に織り交ぜられていてまったく飽きがきません。何度でも読み返したい素敵な作品です。
5点2017/04/20面白いです?
3点2017/04/08「まほろ駅前多田便利軒」は、便利屋を営む1人の男性と、ひょんなことから彼の自宅兼事務所に転がり込んだ高校時代のクラスメートや、一筋縄ではいかない依頼者たちとのドタバタ劇をコミカルに描いた小説。魅力的なキャストで映画化もされましたね。軽快なストーリーでありながらも、主人公コンビの境遇はなんとも切ない。自身の境遇に苦悩しながら、不器用に他人に手を差し伸べる登場人物の姿は、おかしく切なく心温まります。
2015/11/13