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※ネタバレありのレビューです。
5点2017/08/24異界に落ちてきた人間の子「雀」が妖怪達が闊歩する大江戸で暮らす和製ファンタジー。作者の香月日輪さんは描写がすごく上手いと思います。かわら版の記事を書く雀が妖怪達と大江戸を走り回るのですが、色鮮やかにイメージが浮かんでくるようです。その様子がとっても楽しそうで、読んでいてわくわくできる大江戸妖怪かわら版シリーズ。食べ物がおいしそうなのも、おすすめポイントの1つ。読書中は不思議な異世界の空気にどっぷり浸れます。
2015/11/13