左右社* 238件 人気順 新着順 水中で口笛 工藤玲音 「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。 天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。 1,870円 茶の湯といけばなの歴史 熊倉功夫 茶の湯、いけばなを知ることは日本人の精神と生活の深部を知ること。その成り立ちを平易に解説。 1,885円 日本社会の変動と教育政策 小川正人 現代日本の教育政策の全体図 東京大学名誉教授の小川正人(教育行政学)が、「新学力」「子どもの貧困・教育費」「学校・教員の働き方」の3つのテーマから、2000年以降の「教育の構造改革」とも呼ばれる抜本的な教育改革の全体像を解説。バブル崩壊による日本経済の低迷、雇用の不安定化、格差の拡大、長時間労働といった日本社会の変動を捉えた上で、今教育行政で何が問題とされ、何が優先されているのかを丁寧に読み解いていく。 1,980円 ヘーゲルを読む 高山守 ヘーゲル哲学は、いまこそ、私たちに必要な哲学だった! カントの二元論を乗り越え、ヘーゲルが追求したのは、私たちが自由に生きる、その哲学的根拠だった。『精神現象学』をはじめ、難解で知られるヘーゲル哲学の全体像を「自由」の哲学として読みなおす。 2,420円 変化する地球環境 木村龍治 なぜ雨が降り、風が吹くの? 豪雨や台風、豪雪はどうして起きるの? マクロな視野で地球全体の環境を捉え、気象の基本から異常気象まで正しく理解するための基本の1冊。気象学の第一人者・木村龍治先生に、近年の異常な?気象について聞きました! 1,870円 方丈記と住まいの文学 島内裕子 理想の生き方は住まいとリンクする! 方丈記を源流とし、日本文学における住まい観の多様な広がりを浮き上がらせる、意欲的な一冊。鴨長明、兼好から?外、漱石、森茉莉、吉田健一まで…先人たちは、住居と日常に何を見出したか? 『徒然草』に描かれた“好ましくない室内描写”など興味深い資料も収録。 1,980円 ミュージックスとの付き合い方 徳丸吉彦 人間はなぜ音楽をつくり演奏しているのか。音楽という営みの全体像に迫る、第一人者による民族音楽学入門。西洋中心主義的な音楽観が180度覆される1冊。索引・文献一覧を完備。【第14回木村重信民族藝術学会賞】 2,310円 立憲主義について 佐藤幸治 憲法改正問題で毎日のように「立憲主義」の言葉をメディアで見ます。 ところで、立憲主義とはそもそもどんな「主義」なのか。 本書は、ギリシャ以来の知の歴史から立憲主義の意味を語り、憲法九条をはじめとする日本国憲法の精神を探る壮大な試みです。 憲法改正問題でゆれる現在に必要な一冊、佐藤憲法学のもう一つの成果です。 1,980円 満天の花 佐川光晴 文芸評論家・末國善己氏推薦! 「女性通訳を主人公に、幕末を外交の視点で捉えた斬新な時代小説だ」 勝海舟と出会った青い目の少女の運命が、日本の歴史を大きく動かす 時は幕末、長崎。オランダ人商館員と遊女との間に生まれた少女・花。 青い目を隠して暮らしていたが、勝海舟と出会ったことで花は激動の世界史の渦の中に投げ込まれる。 西欧列強や幕府へも毅然と立ち向かう通詞・花。 時代の常識にとらわれず、才能と意思で生き抜く女性を描いた、佐川光晴の新境地! 2,420円 増補 自己を見つめる 渡邊二郎 「真摯に生きようとする人にとって、励ましになる本」 「今時珍しい、正面突破の人生哲学の本。このような血潮と涙の吹き出るような講義をしていたとは驚きだ」(44歳男性) 「深い内容を持ちながら、易しい言葉でつづられた名著だと思います。繰り返し読みたい本です」(64歳男性) 「物事を考えるにあたっての思考の整理方法の入門となる」(60歳男性) 「娘へのプレゼントに購入した」(67歳男性) (寄せられた愛読者はがきより) ニーチェやハイデッガーらのことばをまじえ、崩れ落ちそうになる気持ちを支え引き締めてくれる静かなロングセラー。 多くの熱心な聴講生を集めた伝説の講義から生まれた名著に、著者が愛読してやまなかったふたりの哲学者への追悼を込めた2篇を増補した新装版。 1,870円 パレスチナ問題の展開 高橋和夫 パレスチナ問題とはなにか。 国際政治のダイナミズムのなかでの中東情勢の変化がわかる。 宗教、民族、石油をめぐる利害の交差による紛争と難民問題はいかにして起こったか。 ISやシリア内戦とはどう関係するのか。 また、ジョー・バイデン大統領就任までのアメリカの中東政策と バーニー・サンダースにみるようなパレスチナ問題への新しい波とはどのようなものか。 アメリカの中東政策も詳しく見ていく。 2,640円 こう見えて元タカラジェンヌです 天真みちる 抱腹絶倒間違いなし!たそ・タンバリン・天真が通る!?花の宝塚ライフ! 清く正しく……おもしろく!? 100年以上の歴史を持ち「清く、正しく、美しく」をモットーに女性たちが歌い踊る宝塚歌劇団。その美しさでファンを魅了するスターの隣には、角刈りの車引き・モヒカンのチンピラ・麻薬密売人などクセの強いおじさん役で唯一無二の存在感を発揮した名コメディエンヌ「たそ」の姿があった……。 一次敗退の翌年のタカラヅカ合格、先輩スターに囲まれ興奮の入団と次々にのしかかる試練、奇跡のSMAP×SMAP出演で「タンバリン芸人」になったエピソードなど、音楽学校入学から宝塚歌劇団卒業まで15年の月日をコミカルに描く。 「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われた伝説の元タカラジェンヌによる、誰も知らない爆笑宝塚エッセイ。 1,870円 ルワンダでタイ料理屋をひらく 唐渡千紗 突然の思いつきから、五歳の息子とともにルワンダへ渡り、タイ料理屋「ASIAN KITCHEN」をひらくことにした著者。 そんな突然の決意に驚く周囲を振り切って、無事にお店をオープンさせるが、常に困惑しながらも、息子ミナトや、過酷な状況でもたくましく生きるルワンダの人々に背中をおされて奮闘する日々を描く。人生という「旅」の醍醐味が味わえる傑作ノンフィクション。 1,980円 物語る校長 新しい教育リーダーシップ 牧田秀昭/秋田喜代美 いま時代に求められる学校とは、校長とは 校長は日々、何をしているのだろうか? コロナ禍に見舞われた2020年、校長は何をどのように考え、動いていたのだろうか? 学力全国トップクラスを維持する福井県のひとりの校長による、校長通信の発行、保護者面談の改革などの実践を具体的に明かし、学校を学び合い育ち合う場とするためのヒントを探る。【教育学者・秋田喜代美による詳細解説を添えた、校長・教頭など学校管理職志望者必読の一冊】 2,090円 〈女〉としての天皇 (THINKING「O」) 大澤真幸/本郷和人 日本の権力はなぜあいまいなまま続くのか シリーズ最長!天皇とはなにか。天皇と武士はなぜ共存したのか。 天皇と武士の起源、両者の関係性の変遷、日本特有の「イエ」という組織原理から、天皇制の謎に迫る。 ◎社会学者・大澤真幸と、歴史研究者・本郷和人の対談が実現 ◎大澤真幸による、3万字超の書き下ろし論文 武士は力をもってもなお、なぜ天皇を排除することはすることができなかったのか? 天皇に帰属していた権力が脱中心化されたところに着目し、天皇と武士の不思議な関係性を読み解く。 謎を追いかけていったその先に、明智光秀がなぜ織田信長を討ったのか、という日本史最大の謎への答えが現れてくる。 歴史研究、社会学、ラカンの「性化の公式」などを横断する力作。 1,650円 黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える 26人のがんサバイバー あの風プロジェクト 闘病の不安のなか、専門書や生々しい体験記を読むのが辛いとき、短歌は「31字のお守り」としてそっと心に寄り添ってくれる。 がん当事者の「闘病の不安に寄り添う、女性がんサバイバーによる短歌集を出版したい」という思いから生まれた「あの風プロジェクト」。 短歌集を出版し、完成した本をサバイバーや団体、病院へ無料で届けるためのクラウドファンディングはたちまち話題となり、開始から12時間で100%達成、その3日後にネクストゴールも達成した。 本書では、26人の女性サバイバーが歌人・岡野大嗣の特別レッスンを経てつくった300首から厳選された26の短歌に、人気イラストレーター・西淑による描き下ろしカラーイラスト、4つの連作、15人の体験談「サバイバーストーリー」を収録。 サバイバーにはそれぞれ、辛い思いだけでなく、「サバイバーだからこそ感じられたいつまでも忘れたくない想いや情景」がある。 ふたりにひとりはがんになる時代、当事者はもちろん、「第二の患者」と言われる家族や友人、がん以外で闘病中の方や不安を抱えている方すべてに「ひとりじゃないよ」と伝える一冊。 1,870円 今宵はなんという夢見る夜 柏倉康夫 家具一切を売り払い、 ようやく手にした十円足らずを元手に、 ふたりは足かけ四年の旅に出た 行きがかりで漂いでた日本から、アジアを伝ってパリへの遠い旅は、 はじめのうちこそ少し寂しい気もしたものの、 気楽でもあったし、悪いものではなかった――。 大正デモクラシーから、第二次世界大戦へ。 傾いてゆく時代を規格外の自由な関係で生き抜いた金子光晴と森三千代。 この途轍もないペアの生きざまを、残された森三千代の作品を中心に丹念に描き出す新たなる傑作評伝。 4,620円 精神疾患とは何だろうか 石丸昌彦 うつ病患者100万人を筆頭に、いま、精神疾患による患者数は400万人を超えている。 病状や対処法の情報が溢れている一方で、私たちはどこまで〈心の病〉のことを知っているのだろうか。 うつ病患者はなぜこんなにも増えたのか、統合失調症は治すことができるのか、依存症を断ち切る薬はないのだろうか。 現代精神医学の最新の知見を、臨床経験を踏まえた症例とともにわかりやすく説く一冊 2,310円 ハンズ 手の精神史 ダリアン・リーダー/松本卓也/牧瀬英幹 アダム・スミスの「神の見えざる手」からディズニー映画「アナと雪の女王」まで、人間の歴史を「手を使って行うことの変化」として読み直す。文化や歴史、心理学や精神分析の理論を横断しながら、自分自身や他者との関係、現代に潜む病理を、ユーモアを交えつつ鋭く描き出していく。 2,420円 文学のミニマル・イメージ 郷原佳以 20世紀、文学という芸術の本質について、最も徹底的な思索を重ねたモーリス・ブランショ。その最深部にはいかなる逆説が潜んでいるのか? デリダ、ディディ=ユベルマンらのイメージをめぐる哲学を視野に、詳細にブランショの文学概念をたどり、現代文学研究の到達点を示す。 フランス文学研究の新たな才能・郷原佳以の誕生を告げる1冊! 6,600円 1 ... 91011 12 TOP 電子書籍(本・小説) 左右社* 10ページ目