左右社* 228件 人気順 新着順 パレスチナ問題の展開 高橋和夫 パレスチナ問題とはなにか。 国際政治のダイナミズムのなかでの中東情勢の変化がわかる。 宗教、民族、石油をめぐる利害の交差による紛争と難民問題はいかにして起こったか。 ISやシリア内戦とはどう関係するのか。 また、ジョー・バイデン大統領就任までのアメリカの中東政策と バーニー・サンダースにみるようなパレスチナ問題への新しい波とはどのようなものか。 アメリカの中東政策も詳しく見ていく。 2,640円 こう見えて元タカラジェンヌです 天真みちる 抱腹絶倒間違いなし!たそ・タンバリン・天真が通る!?花の宝塚ライフ! 清く正しく……おもしろく!? 100年以上の歴史を持ち「清く、正しく、美しく」をモットーに女性たちが歌い踊る宝塚歌劇団。その美しさでファンを魅了するスターの隣には、角刈りの車引き・モヒカンのチンピラ・麻薬密売人などクセの強いおじさん役で唯一無二の存在感を発揮した名コメディエンヌ「たそ」の姿があった……。 一次敗退の翌年のタカラヅカ合格、先輩スターに囲まれ興奮の入団と次々にのしかかる試練、奇跡のSMAP×SMAP出演で「タンバリン芸人」になったエピソードなど、音楽学校入学から宝塚歌劇団卒業まで15年の月日をコミカルに描く。 「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われた伝説の元タカラジェンヌによる、誰も知らない爆笑宝塚エッセイ。 1,870円 ルワンダでタイ料理屋をひらく 唐渡千紗 突然の思いつきから、五歳の息子とともにルワンダへ渡り、タイ料理屋「ASIAN KITCHEN」をひらくことにした著者。 そんな突然の決意に驚く周囲を振り切って、無事にお店をオープンさせるが、常に困惑しながらも、息子ミナトや、過酷な状況でもたくましく生きるルワンダの人々に背中をおされて奮闘する日々を描く。人生という「旅」の醍醐味が味わえる傑作ノンフィクション。 1,980円 物語る校長 新しい教育リーダーシップ 牧田秀昭/秋田喜代美 いま時代に求められる学校とは、校長とは 校長は日々、何をしているのだろうか? コロナ禍に見舞われた2020年、校長は何をどのように考え、動いていたのだろうか? 学力全国トップクラスを維持する福井県のひとりの校長による、校長通信の発行、保護者面談の改革などの実践を具体的に明かし、学校を学び合い育ち合う場とするためのヒントを探る。【教育学者・秋田喜代美による詳細解説を添えた、校長・教頭など学校管理職志望者必読の一冊】 2,090円 〈女〉としての天皇 (THINKING「O」) 大澤真幸/本郷和人 日本の権力はなぜあいまいなまま続くのか シリーズ最長!天皇とはなにか。天皇と武士はなぜ共存したのか。 天皇と武士の起源、両者の関係性の変遷、日本特有の「イエ」という組織原理から、天皇制の謎に迫る。 ◎社会学者・大澤真幸と、歴史研究者・本郷和人の対談が実現 ◎大澤真幸による、3万字超の書き下ろし論文 武士は力をもってもなお、なぜ天皇を排除することはすることができなかったのか? 天皇に帰属していた権力が脱中心化されたところに着目し、天皇と武士の不思議な関係性を読み解く。 謎を追いかけていったその先に、明智光秀がなぜ織田信長を討ったのか、という日本史最大の謎への答えが現れてくる。 歴史研究、社会学、ラカンの「性化の公式」などを横断する力作。 1,650円 黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える 26人のがんサバイバー あの風プロジェクト 闘病の不安のなか、専門書や生々しい体験記を読むのが辛いとき、短歌は「31字のお守り」としてそっと心に寄り添ってくれる。 がん当事者の「闘病の不安に寄り添う、女性がんサバイバーによる短歌集を出版したい」という思いから生まれた「あの風プロジェクト」。 短歌集を出版し、完成した本をサバイバーや団体、病院へ無料で届けるためのクラウドファンディングはたちまち話題となり、開始から12時間で100%達成、その3日後にネクストゴールも達成した。 本書では、26人の女性サバイバーが歌人・岡野大嗣の特別レッスンを経てつくった300首から厳選された26の短歌に、人気イラストレーター・西淑による描き下ろしカラーイラスト、4つの連作、15人の体験談「サバイバーストーリー」を収録。 サバイバーにはそれぞれ、辛い思いだけでなく、「サバイバーだからこそ感じられたいつまでも忘れたくない想いや情景」がある。 ふたりにひとりはがんになる時代、当事者はもちろん、「第二の患者」と言われる家族や友人、がん以外で闘病中の方や不安を抱えている方すべてに「ひとりじゃないよ」と伝える一冊。 1,870円 今宵はなんという夢見る夜 柏倉康夫 家具一切を売り払い、 ようやく手にした十円足らずを元手に、 ふたりは足かけ四年の旅に出た 行きがかりで漂いでた日本から、アジアを伝ってパリへの遠い旅は、 はじめのうちこそ少し寂しい気もしたものの、 気楽でもあったし、悪いものではなかった――。 大正デモクラシーから、第二次世界大戦へ。 傾いてゆく時代を規格外の自由な関係で生き抜いた金子光晴と森三千代。 この途轍もないペアの生きざまを、残された森三千代の作品を中心に丹念に描き出す新たなる傑作評伝。 4,620円 精神疾患とは何だろうか 石丸昌彦 うつ病患者100万人を筆頭に、いま、精神疾患による患者数は400万人を超えている。 病状や対処法の情報が溢れている一方で、私たちはどこまで〈心の病〉のことを知っているのだろうか。 うつ病患者はなぜこんなにも増えたのか、統合失調症は治すことができるのか、依存症を断ち切る薬はないのだろうか。 現代精神医学の最新の知見を、臨床経験を踏まえた症例とともにわかりやすく説く一冊 2,310円 ハンズ 手の精神史 ダリアン・リーダー/松本卓也/牧瀬英幹 アダム・スミスの「神の見えざる手」からディズニー映画「アナと雪の女王」まで、人間の歴史を「手を使って行うことの変化」として読み直す。文化や歴史、心理学や精神分析の理論を横断しながら、自分自身や他者との関係、現代に潜む病理を、ユーモアを交えつつ鋭く描き出していく。 2,420円 文学のミニマル・イメージ 郷原佳以 20世紀、文学という芸術の本質について、最も徹底的な思索を重ねたモーリス・ブランショ。その最深部にはいかなる逆説が潜んでいるのか? デリダ、ディディ=ユベルマンらのイメージをめぐる哲学を視野に、詳細にブランショの文学概念をたどり、現代文学研究の到達点を示す。 フランス文学研究の新たな才能・郷原佳以の誕生を告げる1冊! 6,600円 評伝梶井基次郎 柏倉康夫 31歳という短い生涯で『檸檬』をはじめとする数々の傑作短編を残し、いまも表現者に大きな影響を与える不世出の作家。その独自の感覚世界と人生に著者が25年の歳月をかけ全貌に迫る。梶井評伝の決定版。 4,950円 メイキング ティム・インゴルド/金子遊/水野友美子/小林耕二 人類学と考古学、芸術、そして建築。 これら4つのAをすべて、世界を探究する技術として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。そのために石器を試作し、浜辺を歩き、ある1体の彫像を1週間観察する。そんな授業を続けてきたインゴルドが送る、文化人類学の冒険の書! チェリスト・ロストロポーヴィチに弟子入りすることと、〈参与観察〉はどう違うのか? フランスからアフリカまで産出する石斧が、ほとんど同じ形状をしているのはなぜか? ゴチック建築の傑作、シャルトル大聖堂は、設計図なしにどうやってつくられたのか? デザインがあってプロダクトがある。では生物は〈デザイン〉されているのか? この物質世界のなかで、生きているとはどういうことか? それは風に吹かれる凧とどう違うのか? 無数の刺激的な問いから、インゴルドは人間の根本的な条件と可能性を見つけだす。 知るのではない、狩人になるのだ――。 『メイキング』とともに過したものだけが、その意味を知る! 3,410円 ラインズ ティム・インゴルド/工藤晋 マリノフスキーからレヴィ=ストロースへと連なる、未開の地を探索する旧来の人類学のイメージを塗り替え、世界的な注目を集める人類学者インゴルドの代表作、待望の邦訳! マリノフスキーからレヴィ=ストロースへと連なる、未開の地を探索する旧来の人類学のイメージを塗り替え、世界的な注目を集める人類学者インゴルドの代表作、待望の邦訳! 2,530円 戦前尖端語辞典 平山亜佐子/山田参助 「ガッカリアイエンコ」が「デスペレート」 でその「エル」が 「羅漢様」で 「ゲシュペンシュテル」……この意味わかるかい? 生活、学生、外来語、思想、女学生、文化、医療、社会、隠語の9つのジャンルからなる新語・流行語を大正8年~昭和15年までの約30の流行語辞典から収録。言葉が生まれる背景から関係する当時の事件まで、多くの引用とともに書かれた著者オリジナルの解説に加え、同時代の文芸作品から用例を入れ、使い方を示した。当代きっての漫画家・山田参助のイラストもふんだんに使ったダンゼンたのしいモダンな一冊? 1,870円 わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い レベッカ・ソルニット/ハーン小路恭子 ヴァージニア・ウルフについて講演をしたあとのこと。 ある男がこう言った。「ウルフは子どもを産むべきだったと思いますか?」 女性の社会進出が進み、ライフスタイルがどんなに多様化しても、 わたしたちは何度でも何度でも脱力するような問いにさらされて生きている。 さまざまなかたちの暴力を受け、沈黙することを強いられつづけている。 SNSでは声を封じるためのあらゆる嫌がらせと脅しがぶつけられ、 レイプを始めとする性暴力やドメスティック・バイオレンスは一向に減ることがない。 人魚姫は地上で暮らすかわりに声を奪われるお話しだし、 「STAR WARS」三部作でレイア姫以外の女性が話すシーンはわずか63秒間に過ぎず、 女性たちを固定観念に閉じ込める物語は、進化をめぐる科学にまで浸透している。 男と女をめぐるいびつな権力構造をあばき、 辛辣に、ときにユーモラスに、すべてのひとに力を与える傑作エッセイ。 2,310円 殴り合いの文化史 樫永真佐夫 名誉と屈辱、本能と理性、男らしさと女らしさ。 太古から現代にいたるまで、人間は、このきわめて「人間的」な暴力とともにあった。 いや、その歴史は、人間の歴史そのものなのだ。 リングにあがった人類学者が描き出す暴力が孕むすべてのもの。 序 1章 人間的な暴力 2章 理性の暴力 3章 殴り合うカラダ 4章 拳のシンボリズム 5章 殴り合いのゲーム化 6章 「殴り合い」は海を越えて 7章 一発逆転の拳 8章 名誉と不名誉 9章 殴り合いの快楽 10章 女性化する拳 あとがき 註 参考文献 4,070円 響映する日本文学史 島内裕子 古典から近代に至るまで、ひとつの文学作品はまた別の作家を産み、作家たちはまた新たな作品を作り続けてきた。 たとえば、『源氏物語』に引用される古歌は在原行平が須磨を訪れたときに詠んだ和歌を踏まえているのは有名な話だが、さらに、謡曲を愛した夏目漱石は「涼しさの闇を来るなり須磨の浦」という俳句を残している。 またその夏目漱石が執筆した『草枕』は、刊行から六十年近い歳月が経ってから翻訳され、カナダのピアニスト、グレン・グールドの座右の書となったという。その後、日本では、グールドと『草枕』の研究が進展している。 それぞれの関連性を軸に、「響映」=「響き合い、映じ合う」という視点から史実をひもとくことで、新たな日本文学の姿を明らかにする。 まるで物語のように読み進められる、ドラマティックな文学史入門。 1,980円 こんこん狐に誘われて 橋口幸子 秋も深まった肌寒い日。田村さんは突然帰ってきた。 その日から戦後最大の詩人が私の大家さんになった――。 パジャマで歩きまわり、こんこん狐に誘われて酒を飲む。 戦後最大の詩人、天才と呼ばれた田村隆一の飾り気のない「もうひとつの素顔」をリリカルな筆致で描き出す。 1980年田村さんと和子さんと過ごした稲村ヶ崎の日々を、当時の写真とともに編み込んだ密やかな傑作エッセイ。 1,760円 落語の行間 日本語の了見 重金敦之 広辞苑からは拾いきれない“はみだし語”を、日本の口承文化・落語の演目をもとに紐解く、他に類を見ない語学書。落語ファンはもちろん、言語マニアも必読の一冊! 1,980円 評伝フィリップ・ジョンソン マーク・ラムスター/松井健太/横手義洋 MoMAの初代キュレーターに就任、世界的な潮流となった建築展を仕掛けた男。 アメリカのヒトラーにならんとした男。 現代美術と建築の世界で知性とカネの力をふるった男。 建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞をはじめて受賞した男。 ミースへの憧れとコンプレックスに引き裂かれていた男。 ドナルド・トランプと協働しアメリカの都市風景を変えた男。 いまだ見学者の途絶えないモダニズム建築のアイコン〈ガラスの家〉の設計者であるフィリップ・ジョンソン。数えきれない称賛の一方で、非難も多い。いわく、建築をデザインの遊びに貶めた、権力に心酔するファシスト、気まぐれな金持ち仲間のお遊び……。 アメリカで最も憎まれ、最も愛された男の規格外で行方しらずの情熱を描く一冊! 6,930円 1 ... 91011 12 TOP 電子書籍(本・小説) 左右社* 10ページ目