月刊Gun Professionals2021年10月号
Gun Professionals編集部
・SAIGA-12 カスタム
カラシニコフライフルをベースにしたセミオートマチックショットガンSAIGAは、AR系ショットガンより大幅にスリムで軽量という魅力がある。確実な作動を実現させるには、手を加える必要があるが、それに成功すれば最高のパフォーマンスを発揮する。SAIGAは高いポテンシャルを秘めているのだ。
・ケルテックKS7 12GA. コンパクトタクティカルショットガン
ケルテックKSGは、デュアルチューブマガジンを備えたブルパップスタイルのポンプアクションショットガンだ。このKSGをシングルチューブ化して、操作性と実用性を向上させたものがKS7だが、依然として強烈な個性を放っている。
・TTI ベネリM2アルティメット3Gun
3Gun競技用に作り上げられた“勝つためのショットガン”を改造した実戦用カスタムモデルが、映画『ジョン・ウィック:パラベラム』で印象的に使われ、一躍人気モデルとなった。今回は、そのベースとなった9連マガジンモデルを紹介したい。
・ナイトホークエージェント2コマンダー
ウイルソンコンバットとナイトホークカスタムが、現在のハイエンド1911カスタムの双璧だ。その一方の雄であるナイトホークカスタムが、新しいカスタムビルダーであるエージェンシーアームズと手を組んでリリースした製品がエージェント2コマンダー。現代のコンバットピストルが持つ力強い魅力がこの銃には詰まっている。
・カラシニコフ バリエーション Part 2
カラシニコフ アサルトライフルはソ連で軍用として採用された以降、多くの社会主義国に広がり、その総生産数は少なく見積もっても1億挺以上とされている。ソ連製だけでなく、そのライセンス生産品や無断でコピーしたもの、AKをベースに改良を加えたものなど、そのバリエーションは多岐にわたる。今回はアルバニア、アルメニア、クロアチア、チェコスロバキアで使用されたAKとその発展型をご紹介する
・スタカートP DUO
25年以上に及ぶマッチガンとしての実績と技術的ノウハウの蓄積を生かし、2020年、STIはスタカートに生まれ変わった。目指したのはハイエンドのデューティガンで、そのラインナップからマッチガンは消えている。同社の大胆な挑戦は成功し、数多くのポリスデパートメントがスタカートを採用するという新たな潮流が生まれている。
・S&Wモデル469
S&Wのセカンドジェネレーションはちょっと影が薄い。その中でひときわ輝くのが、このカットダウンモデル469だ。尖がっていたASPやDEVELのアイデアを、ちゃっかりパクッてカタログモデルにしちゃったという感はあるものの、やっぱりインパクトは大きい。
・オールアバウトボルトアクションライフルズ Part 2
バレル、チェンバー、ブレット
ボルトアクションライフルで正確な射撃を望むなら、知っておくべきことは少なくない。今回はバレル、チェンバー、そしてブレットに関して、通常は語らない部分にまで少し踏み込んでみようと思う。銃は“アモを装填、狙って撃つ”だけの単純な道具ではない。特にボルトアクションライフルは、知れば知るほどその先の奥深さが見えてくる魅力的な存在なのだ。
・9mm機関拳銃
自衛隊が装備する9mm機関拳銃は、総生産数が500挺に満たないと思われるレアな存在だ。もしかしたら国産最後のサブマシンガンとなるかもしれない。今回、その実射訓練を取材した。
その他 1,760円