月刊Gun Professionals2021年8月号
あらすじ
・ルガー ランゲP-08 1917 DWM アーティラリーモデル両大戦を通してドイツ軍にサイドアームとして使用され、“ルガー”として世界中に知れ渡っているのが、独特のトグルロックショートリコイルアクションを持つ“P-08”だ。今回は1913年にドイツ軍砲兵用として採用されたランゲピストーレ08にスポットを当て、その驚きの性能をお伝えしたい。
・TTI JW3コンバットマスター サイトブロック
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場して大人気となった2011コンバットマスターだが、製造メーカーのSTIがSTACCATOと名を変えて製品ラインナップを大きく変えたため、供給がいったん途絶えてしまった。この状況にTTIは自社オリジナルの2011を製品化、ハイグレードな改良を加えてコンバットマスターを復活させている。
・ナガン モデル1895
ナガン兄弟が開発したナガン モデル1895は、ガスシールシステムを備えた量産リボルバーだ。その後、ガスシール機能を引き継ぐリボルバーは作られていない。その仕組みについて詳しく解説すると共に、実際のガスシール効果がどの程度のものであったのかを実際に射撃して検証した。
・BAR M1918A2
.30-06 分隊支援火器
BARが誕生してから104年が経過する。兵士と共に移動し、その強力な火力で分隊を支援するというコンセプトは、歩兵の戦闘形態を大きく変化させた。米軍も自衛隊も、概ね1960年代まですべての歩兵はこのBARを扱う訓練を受けている。当時の兵士にとってBARは信頼できる頼もしい存在だった。そんな老兵に今一度、目を向けてみたい。
・FNエヴォリス デビュー
2021年5月6日、FNハースタルは超軽量マシンガンFNエヴォリスを全世界に向けて発表した。世界的なコロナ禍であるため、これはオンラインで行なわれたが、この製品に懸ける同社の意気込みはしっかりと伝わってくる。まだ不明な部分は多々あるが、従来のMINIMIとは大きく異なるエヴォリスの特徴について、まずは第一報をお伝えしたい。
・SIG SAUER P320
コンペティションモデル&デューティモデル
SIG SAUER P320に対する最初の印象は最悪だった。クラシックラインのP226系が持つ素晴らしさとは比較にならないほど低レベルな製品だと感じたのだ。しかし、今は違う。グロックを凌駕するP320の魅力を認識した2019年以降、公私ともに撃っているのはP320ばかりだ。今回は異なる3つのセットアップを施したP320をご紹介する。
・44オートマグだけがAMTじゃない ガンズオブAMT
ハリー・サンフォード氏が生みだしたサポーティングプレイヤー(脇役)達を一挙公開する。地味かもしれないが…、いや間違いなく地味だが、そんな脇役達は、噛めば噛むほど味わいがあるのだ。
・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル Part 14
アストラピストル 2
7月号に続いてスペインのアストラピストルを採り上げる。今回は同社の歴史に深く関わった4人の軌跡と、ドイツ軍に納入されたピストルについて詳しく見ていきたい。それらの納入数や納入時期などについては、かなり詳細な情報が確認できている。
・今月の、どマイナーワールド64 ケルテックP17
・無可動実銃に見る20世紀の小火器151 スターモデロ Z-84
その他
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