岩波書店 3,345件 人気順 新着順 迷いのない人生なんて 名もなき人の歩んだ道 共同通信社(編) 共同通信の好評連載「迷い道」を書籍化.家族との葛藤,仕事の失敗,病気の苦悩,親しい人との別れ,挫折・・・・・・.私たちの身近にいるごく普通の人々が様々な生きづらさと向き合い,回り道の人生を歩んできた姿を描く.迷いを抱えながら生きる人への共感とエールを込めた一冊. 1,144円 ロシアの革命思想 その歴史的展開 ゲルツェン(著)/長縄光男(訳) ゲルツェン(1812-1870)は近代ロシア史上,最初の政治的亡命者であった.彼の言う革命思想とは,人間の尊厳と言論の自由を守る思想である.発祥から一九世紀半ばまでのロシアの歩みとともに革命思想の展開を描きながら,ロシアの宿痾たる農奴制と専制の非人間性を告発する.現代をも撃つ予見的洞察に満ちている. 1,078円 源氏物語を読む 高木和子(著) 千年を超えて読み継がれてきた『源氏物語』.その魅力の核心はどこにあるのだろうか.既存の物語を下敷きとしながら生み出された経緯に注目しつつ,長大な物語の隅々まで目を配り,一つ一つの巻を丁寧に「読む」ところから本質に迫る.何度も通読した愛好家にも,初めて挑戦する読者にも,新たなヒントが詰まった一冊. 1,100円 古墳と埴輪 和田晴吾(著) 三世紀から六世紀の日本列島で造られた,おびただしい数の古墳.人びとはなぜ,憑かれたようにそれらを造ったのだろうか.考古学研究の第一人者が,中国,朝鮮半島の葬制からの影響も視野に入れつつ,古墳の宗教的,社会的役割を考察.ヤマト王権成立との関わりにとどまらず,古墳と埴輪の本質と古代人の他界観に迫る. 1,342円 なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点 橋本直子(著) 世界であいつぐ迫害や人権侵害.「自国第一」を掲げるポピュリズムの台頭.状況が年ごとに複雑になるなか,国際社会は葛藤を抱えつつも難民保護の取り組みを続けている.各国はいかなる論理と方法で受け入れを行なってきたのか.日本の課題は何か.政策研究の知見と実務経験をふまえ,多角的な視点で難民「問題」を考える. 1,232円 不適切保育はなぜ起こるのか 子どもが育つ場はいま 普光院亜紀(著) 暴力を加える,強く叱責する・・・・・・.保育施設において子どもの心身に対する深刻な被害が相次ぐ.いま保育の現場はどうなっているのか.長年,保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに問題の背景を丹念に検証.保育の「質」を置き去りにした政策を問い,子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言する. 1,034円 世界2024年7月号 岩波書店『世界』編集部(編) 【特集1】スポーツと権力 施設建設をめぐる迷走、名目だけの復興五輪、政治家の差別発言・・・・・・「東京2020」から3年、この7月からはパリでオリンピック・パラリンピックが開幕する。コロナ禍での延期から無観客開催となった前回大会は、私たちに何を与え、何を残したのか。 フィールドやスタジアムではマイノリティの選手たちが多く活躍してきたが、差別の言葉と視線も注がれ、それが過熱する場でもあり続けている。 巨大資本と結びついた「多様性」「中立性」などの言葉に惑わされず、権力との結びつきを解剖する。 【特集2】日本の中の外国人 日本に暮らす外国人は340万人を超える。働く現場は、小売、流通、介護、製造、建築、農業、漁業など多岐にわたる。だが、その法的地位は常に不安定だ。奴隷労働との批判が強かった「技能実習制度」に代わり、新たに「育成就労制度」が創設されるが、看板と実態には依然へだたりがある。容易に永住権取り消しができる入管法改正案も準備され、安定して日本で暮らす人々も生活をおびやかされている。難民の受け入れは依然として少なく、3回目以上の申請は強制送還が可能に。排外主義からくるヘイトにさらされる人々もいる。 人は移動し、まざり合い、暮らしてきた。日本人と外国人の線引きは何なのだろう。その政治性を問う。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 1,045円 選択的夫婦別姓 これからの結婚のために考える,名前の問題 寺原真希子(著)/三浦徹也(著) 夫婦で姓を同じにすることが,当たり前だと思っていませんか? 女性が名前を変えるのが当たり前だという気持ちがありませんか? 実は,夫婦で姓の統一を強制されるのは,世界中で日本だけなのです. なぜ日本では,こうした古い制度が残っているのでしょうか? 今後の結婚における「名前」の問題,一緒に考えませんか? 748円 農業が温暖化を解決する! 農業だからできること 枝廣淳子(著) 高温や渇水が頻繁になり,穀物や野菜の生育に悪影響が増大.農業は温暖化に脆弱な「被害者」だ.その一方で,実は温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることはあまり知られていない.けれども,これからは「救世主」にもなりうる! 世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みを紹介し,新時代の農業のあり方をともに考える. 693円 科学2024年6月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】最新望遠鏡で探る初期宇宙 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が開けた初期宇宙への扉・・・・・・大内正己 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡――プロジェクトの現場から・・・・・・江上英一 天文学者を驚かせた宇宙初期の銀河とブラックホール・・・・・・播金優一 初期宇宙の酸素・窒素・炭素観測――宇宙の元素合成史と天体進化の謎に迫る・・・・・・中島王彦・磯部優樹 最遠方の原始銀河団・・・・・・橋本拓也 宇宙の再電離――星形成銀河が宇宙を変貌させた決定的証拠・・・・・・柏野大地 【特集2】サンプルリターン――太陽系探査ミッション サンプルリターン探査のこれまでとこれから・・・・・・橘?省吾 火星の月の砂を持ち帰る――火星衛星サンプルリターン計画MMX・・・・・・藤谷?渉 OSIRIS-RExミッションと持ち帰られたベヌーの石・・・・・・ハロルド?コノリー?ジュニア/橘?省吾〈監訳〉 サンプルリターン探査技術の現在地と未来・・・・・・津田雄一 リターンサンプルキュレーションの役割とその未来・・・・・・臼井寛裕 はやぶさ2はいかにして着陸を成功させたか・・・・・・菊地翔太 繋ぐ はやぶさ2サンプル採取に突き進んだ人々と関わって・・・・・・坂本佳奈子 [巻頭エッセイ] 南極地域観測隊――私にとっての魅力・・・・・・原田尚美 太陽系外惑星の多様な世界・・・・・・成田憲保 [連載] 人間の言語能力とは何か――生成文法からの問い6 真に理論的な統語論の研究はどれぐらいあるのか・・・・・・ノバート・ホーンスティン/折田奈甫,藤井友比呂,小野 創〈編訳〉 〈指定討論〉真に理論的な統語論の研究は可能か?・・・・・・窪田悠介 3.11以後の科学リテラシー137・・・・・・牧野淳一郎 ナナメから見る物理学滑り台は大人の方が速い!?(後編)・・・・・・村田次郎 日常身辺の確率的諸問題4 宝くじを買うのは愚かなのか?・・・・・・原?啓介 [科学通信] プランクトンが伝える過去の環境と生態系・・・・・・仲村康秀 次号予告 表紙デザイン=佐藤篤司 1,760円 ひらがなの世界 文字が生む美意識 石川九楊(著) たとえば紀貫之によると伝えられている「高野切」は,書を学ぶ人の手本となる書である.この名品には書き間違いがあるといわれ続けてきたが,しかしそれは本当に誤字脱字なのか.著者は実作者の目をもって書と対話し,ひらがなという大河の最初の一滴にさかのぼる.「つながる」という本質に注目しながら,美の宇宙を読み解くこころみ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,056円 頼山陽 詩魂と史眼 揖斐高(著) 頼山陽の『日本外史』は,歴史に生きる人間の姿を鮮やかに描き出すことで多くの人々を魅了し,後世に多大な影響を与えた.山陽の詩人としてのあり方と,歴史叙述の方法とはどのように結びついていたのか.詩人の魂と歴史家の眼を兼ね備えた不世出の文人の生涯を,江戸後期の文事と時代状況のなかに活写する画期的評伝. 1,232円 家なき人のとなりで見る社会 小林美穂子(著) 弱い立場の人たちを直撃したコロナ禍から3年,状況は変わったか? 最後の砦であるはずの福祉行政は多くの人の命と生活を守るようになったか? 「お前は本当の貧困者じゃない」バッシング,人は怒りの方向を間違えていないか? 獅子奮迅の支援日記『コロナ禍の東京を駆ける』の著者が描く,苦闘と希望ないまぜの日々. 2,090円 〈生かし生かされ〉の自然史 共生と進化をめぐる16話 渡辺政隆(著) 地球上の生命はみな,単独では生きてゆけない.動物と植物の持ちつ持たれつの関係や,驚きの生存戦略,進化と生態系をめぐる複雑な仕組みを,最先端の研究を踏まえ,時に皮肉も交え軽妙な筆致で綴る.トリビア満載,ユーモア満点.視野の広さと確かな知見に基づく,生きものと科学への愛に溢れたエッセイ集.カラー図版あり. 2,640円 『エミール』を読む 苫野一徳(著) 今日の教育に最も大きな影響を与え,広く知られる名著『エミール』.その中身は今なお驚くほど新しく,みずみずしい魅力にあふれている.この作品をどう味わい,どうわたしたちの思考に取り込み現実の教育に役立てるか.ルソーに惚れ込む気鋭の教育哲学者が,やさしく,そして情熱的に語る.『エミール』入門の決定版. 2,310円 木が泣いている 日本の森でおこっていること 長濱和代(著) 世界有数の森林国,日本.その豊かな森は,かつて人の営みとともにありましたが,次第に放置され,今では厄災につながるケースも増えています.そんな現状を改善し,豊かな森を取り戻そうとする取組が,いま各地で行われ始めています.歴史をふまえ,環境問題の視点も取り込み,森と人とのよりよい未来をどう作るかを論じます.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,595円 原発事故,ひとりひとりの記憶 3.11から今に続くこと 吉田千亜(著) 2011年3月11日.地震,津波,そして原発事故.あれから10年余がたった.その間,福島と東京を往復し,人々の声に耳を傾け,寄り添い,取材を重ねてきた著者があの日から今に続く日々を生きる18人の道のりを,「私が見てきた」ことと共に伝える.それはあの原発事故が何だったかを,浮き彫りにすることでもある. 1,056円 孝経・曾子 末永高康(訳注) 「孝は徳の本なり,教えの由りて生ずる所なり」──孔子がその高弟曾子に,「孝」について説いた『孝経』.「孝」とは何か,「孝」によってあるべき世をいかに実現しうるかを語る本書は,『論語』とともに読み継がれ,東アジアの伝統的な道徳観の基底をなす,儒家の経典の一つ.曾子学派が師の言動と思想を伝える『曾子』を併収する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 935円 中江兆民 三酔人経綸問答 桑原武夫(訳・校注)/島田虔次(訳・校注) 一度酔えば即ち政治を論じ哲学を論じて止まるところを知らぬ南海先生のもとに,ある日洋学紳士,豪傑君という二人の客が訪れた.次第に酔を発した三人は,談論風発,大いに天下の趨勢を論じる.民権運動の現実に鍛え抜かれた強靱な思想の所産であり,日本における民主主義の可能性を追求した兆民第一の傑作.現代語訳と注を付す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 858円 シェイクスピアの記憶 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(作)/内田兆史(訳)/鼓直(訳) 分身,夢,不死,記憶などのテーマが,先行諸作品とは異なるかたちで変奏される,端正で緊密な文体によるボルヘス最後の短篇集.本邦初訳の表題作のほか,「一九八三年八月二十五日」「青い虎」「パラケルススの薔薇」を収録.二十世紀文学の巨匠が後世にのこしてくれた,躊躇なく《ボルヘスの遺言》とよぶべき四つの珠玉. 693円 1 ... 131415 ... 168 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 14ページ目