ようこそ、わが家へ

購入した作品の読み方

あらすじ

恐怖のゲームがはじまった。

真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編を電子化。

レビュー・口コミ(7件) 一覧へ

  • 次から次へと動く展開に驚きっぱなしでした。心臓の強い方にオススメします(笑)

    ...もっと見る
    5点
    どこかの読書好きさん
  • 主人公の気の弱さか、悲しくなり、サラリーマンの悲哀を感じさせますが、やはり元銀行員の筆者、半沢直樹にも通じる矜持を見せ、溜飲を下げました。

    ...もっと見る
    5点
    シェーラザードさん
  • いっきに読んでしまいました。とてもおもしろかったです。是非読んでほしい作品です。おすすめです。

    ...もっと見る
    3点
    こここここっとさん
  • 奇妙なお話で、ドラマも小説も次の話が楽しみで仕方なかったです!!とても面白いです!

    ...もっと見る
    5点
    ちきちきんさん
  • ドラマ『半沢直樹』シリーズが大ヒットした池井戸潤によるミステリー『ようこそ、わが家へ』。読み始めから「あれ?池井戸潤ってこんな話も書くんだっけ?」と思うほど、いつもの勧善懲悪系とかけ離れたミステリーです。主人公のサラリーマンが電車で若者に注意したことから始まるいやがらせの数々…。家族までその標的になってゆく、恐怖の連続に震えが止まりません。いつもと系統が異なりますので、『半沢直樹』ファンの方はくれぐれもご注意ください。

    ...もっと見る
    ayanemqnさん