空色勾玉
購入した作品の読み方あらすじ
輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、〈大蛇の剣〉の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く……。神々が地上を歩いていた古代の日本〈豊葦原〉を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジー最大の話題作!
レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
和風ファンタジーです
言葉遣いとか、キャラクターとかが、すごく好きです5点今は和風ファンタジーの定番ですが、私が読んだころは、他にあまり例がなく、三部作の1冊目で、めずらしかったです。狭也の弱さと、弱さ故の強さ、稚羽矢が少しずつ心を開き兄姉から脱皮して強くなる過程・・・読むのが辛い場面もありましたが、読後は「読んでよかった!」と思いました。「空色勾玉」の勾玉が受け継がれていきますが、別の「なにか」も受け継がれていったと思います。