なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか?

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あらすじ

本書でいう「エライ人」とは、何も大会社の社長や部長のことでありません。たとえば、取引先に対してあなたが決定権をもつなら、あなたが「エライ人」。OB訪問してくる学生に対しては、あなたが「エライ人」。部下に対して、取引先に対して、サークルやゼミの後輩に対して、あなたは「エライ人」なのです。
そんなエライ立場になって、謙虚な気持ちを持ち続けるのは相当に難しい。たいていの人は、エラそうな態度になったり、「自分はエライんだ、なんでも知っている」と勘違いしてしまったり、他人への感謝や思いやりの気持ちを忘れてしまったりしてしまうもの。そんな「エラくなって馬鹿になってしまう」構 造を、心理学をベースにしながら、具体例を用いてわかりやすく解き明かします。
誰にでもあてはまる「エラくなって馬鹿になる」メカニズムを知れば、地位が上がって、さらに輝ける人になれるはず。