Voice 平成26年4月号
購入した作品の読み方あらすじ
世界のほとんどは親日国家だが、中国と韓国だけは強烈な反日国家。今月号の総力特集は、日本人の気持ちをストレートに表した「反日に決別、親日に感謝」。最近の韓国は、アメリカ各地に従軍慰安婦像を設置することに特に熱心だが、なぜ関係のないアメリカなのか。当のアメリカ人も首をかしげる。「テキサス親父」の愛称で親しまれる評論家のトニー・マラーノ氏は、カリフォルニア州のグレンデール市に建立された慰安婦像に対して「日米間に亀裂を生じさせ、日韓間の亀裂を生じたままにするために建てられたものです。日米韓の三カ国がお互いに激しく対立しているのを見ることほど、中国が喜ぶことはありません」と、政治的な意図を指摘する。
第二特集「アベノミクス失速の犯人」は、経済成長率が鈍化しはじめた原因を探る。竹森俊平氏は、専門家に丸投げした成長戦略を批判するとともに、選挙制度における「一票の格差」問題が成長の阻害要因であると説く。また、白川浩道氏は、円安でも輸出が伸びなくなった理由を分析し、外需依存型経済から内需型経済へ移行したことを強調する。
今年は東日本大震災から4年目を迎える。村井嘉浩宮城県知事や達増拓也岩手県知事にご登場いただき、復興にかける決意を語っていただいた。
最後に、作家の阿川佐和子さんと安倍昭恵総理夫人、経営者の秋山咲恵さんの特別鼎談をご紹介したい。成長戦略の要ともいわれる「女性活用」に関して、本音と建前を縦横無尽に語っていただいた。企業現場で奮闘するすべての人に読んでもらいたい内容である。