激震!重賞改革元年の戦い方
上西大介 1,881円
あらすじ
重賞のデータ予想は灰燼に帰す――。2025年、重賞大改革が行なわれるJRA。ほぼ30年ぶりのGI・宝塚記念の施行時期移動を筆頭に、各重賞の名称、時期、条件、コースが激しく変わる。
牝馬の名物重賞マーメイドSは府中牝馬Sになり、府中牝馬Sはアイルランドトロフィーになる。――もう、わかりません!
調教師、大手生産者(社台・ノーザンファーム)さえ馬の使い方・ローテーションに迷う変革の大波。各重賞の過去データも当然、ご破算。JRAは予想家を殺す気か!? ファンがまだ気づいていない重賞変更のすべてを公表、加えてJRAの意図を読み解きながら、新たな重賞傾向と対策を示す。これを知らずして、令和7年の競馬は戦えない!
主な変更点は以下の通り(もちろんこれ以外にも、変更の嵐が吹き荒れる!)。
1月●コツ然と出現した重賞・小倉牝馬Sの正体
2月●阪急杯が阪神→京都でレース名に異論あり?
3月●GI・クラシック前哨戦の前倒しが意味するところ
4月●青葉賞の前倒しでダービー・セオリーが崩れる?
5月●宝塚前倒しで、6月のエプソムCが5月にお引っ越し
6月●新設重賞・しらさぎ賞はどこから飛んできた?
7月●関屋記念が新潟開幕週、しかもハンデ戦って!?
8月●さらば小倉2歳S、芝1400mの中京2歳Sが誕生
9月●暮れのチャレンジCが、なぜか秋の阪神に出現
10月●秋競馬拡大、4回東京・京都が4週→5週に増える
11月●3カ月連続での3日間開催、その目玉は……
12月●25年は土曜・ホープフルS→日曜・有馬記念でエンディング