シェーカー家具大全
宇納正幸/白木克洋/西川栄明 6,600円
あらすじ
シンプルな構造で機能性に優れた、18世紀末に生まれたシェーカー家具。無駄を削ぎ落としたフォルムは、現在も人気がありファンが多い。近代家具デザインにも影響を及ぼしている。
本書は、シェーカー家具の生まれた背景や歴史、デザイン、構造、製作方法などについて、数多くの写真や図面と共に詳しく紹介。共著者は、シェーカー家具の製作者・研究者。以下にポイントを記載。
・シェーカー家具を作ったシェーカー教徒たちが、どのようなものづくりを行っていたかなどの歴史を年代ごとに解説。
・作り手の立場から、椅子やオーバルボックスなどの製作物について解説。
・100年以上前に作られたロッキングアームチェアを分解し、椅子の構造やシェーカー教徒が施した工夫などを探った。
・椅子、スタンド、オーバルボックスなどの製作工程を詳しく紹介。
→ エンフィールドチェア、ロッキングチェア、オーバルボックス、オーバルキャリア、キャンドルスタンド、タオルラック、ハンガーなど。
・椅子など6点の図面を掲載。
・シェーカー家具の源流、北欧のデザイナーなどへの影響などについて、椅子やテーブルの写真とともに、どのような流れで影響していったかを解説。
・アメリカのシェーカーコミュニティー跡やミュージアムで撮影した写真を、ふんだんに掲載。