天文ガイド2025年2月号
天文ガイド編集部 1,100円
あらすじ
■火星が地球に最接近
2025年1月12日に、火星が地球に最接近します。その距離は9608万km、ふたご座で-1.4等で赤く輝きます。火星に接近した際の火星表面の模様の変化や火星の衛星の様子など、火星の接近時に楽しめる現象を紹介します。
■スターキャッチコンテスト
自分たちで製作した天体望遠鏡を使って、制限時間内にどれだけ多くの星を見つけられたか(キャッチできたか)を競う「スターキャッチコンテスト」。さる11月29日~12月1日に茨城県常陸太田市の「プラトーさとみ」で開催され、茨城県内の天文部などの高校生たちが集まりました。この「スターキャッチコンテスト」は、辻村深月さんの小説『この夏の星を見る』のモティーフにもなっていますが、「スターキャッチコンテスト」に集った高校生たちコンテストの模様をレポートします。
■昼間の土星食
2月1日の13時ごろ、月が土星をかくす土星食が全国で見られます。昼間の青空の中で起きる現象なので観測が難しいのですが、現象の紹介から、観測や撮影を成功させる上でのポイントまで解説します。
■太陽分光器 Sol’Exの製作(4)
太陽活動が活発化して太陽観測に注目が集まっています。そこで太陽分光装置の製作キットを使って、その製作から実際の観測までを連載しています。第4回目は応用編で、完成したSol’Exの装置を使って太陽の磁気マップを撮影・制作する手順を解説します。
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