Pen 2025年 2月号
購入した作品の読み方あらすじ
特集 たのしい民藝
2025年は、「民藝」という言葉が誕生して100年目となる記念の年だ。
そしていまもなお、世代を超えて多くの人が民藝に魅了されている。
“個”が立ち、主張することがもてはやされる現代において、
「民藝は無銘なのです」「伝統は個人の脆さを救ってくれる」と語った
民藝の提唱者、柳宗悦の言葉はかえって新鮮に響くのかもしれない。
本特集ではその思想と歴史を優しく紐解きつつ、
近年のブームの立役者や注目のつくり手たちにインタビュー。
さらに、目利きたちに現代の暮らしに合う楽しみ方を教えてもらった。
いま私たちが日常の中で出合う民藝の姿とは?
日々の暮らしに寄り添ってくれる、その魅力にフォーカスしたい。
たのしい民藝
加藤シゲアキ、芹沢けい介の仕事に触れる
自由だから広がる、民藝の楽しみ方 奥村 忍(みんげい おくむら店主)/柳原照弘(デザイナー)/セシリエ・マンツ(デザイナー)/大脇千加子(ワンダーフルライフ主宰)/小嶋万太郎(池半 亭主)
モギ フォークアートが語る、“好き”と感性に導かれる民藝との出会い
いまこそおさらい、民藝ってなんですか? 濱田琢司(関西学院大学文学部教授)
年表でたどる民藝
柳 宗悦が残した、心に響くことば
“割り切れない美”をともに悦びながら継承していく 高木崇雄(工藝風向 店主)
深澤直人が考える、民藝の奥行きと無限の可能性
民藝を愛し、自ら体現した芹沢けい介の仕事
民藝の心を継ぎ未来へとつなぐ、つくり手たち 坂本 創(小鹿田焼 陶工)/菊地流架(真鍮 作家)/渡慶次 弘幸(木地師)/渡慶次 愛(塗師)
イギリスの海辺の街、セント・アイヴスにリーチ工房を訪ねて
泊まりながら体感、民藝と過ごす宿 楽土庵(富山県砺波市)/杜人舎(富山県南砺市)/撚る屋(岡山県倉敷市)/滔々(岡山県倉敷市)/谷屋(岐阜県高山市)/松本ホテル花月(長野県松本市)/ホテル シツ(島根県出雲市)
特別企画 Penオリジナル 芹沢けい介ポストカード
綴じ込み付録 いま買いたい、暮らしを楽しむ民藝カタログ
LOUIS VUITTON Sophisticated Dog Walker次世代のクリエイターに光を当てる、Penの「NEXT」プロジェクトとは?ほか
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