女も男も No.144 アンペイド・ケアワーク 学校ではどのように取り上げてきたか

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あらすじ

近年、依然として女性に大きく偏っているアンペイドワーク。そのジェンダー不平等がもたらす問題点を探る

近年、男性のアンペイドワーク時間が増加しているものの、依然として女性に大きく偏っています。
本号では、「人間の必要」、生活時間、年金制度やペイドワークとの関係などの視点から、アンペイドワークのジェンダー不平等がもたらす問題点を探ります。とりわけ、学校ではアンペイドワークをどのように取り上げてきたのか、授業実践を紹介します。

【目次】
PART 1 「自分事」としての平和教育
戦禍の広がる今こそ憲法理念に依拠した平和教育を
角田 達夫(日本教職員組合中央執行委員、平和・組織・青年部担当)
パレスチナとのかかわりからの学びを憲法解釈に生かす
──平和的生存権の活用と支配欲の克服
清末 愛砂(室蘭工業大学大学院工学研究科教授)
〈平和教育実践(1)〉
「自分だったらどうするか」
──ロールプレイワークで沖縄戦を学ぶ
狩俣 日姫(株式会社さびら・平和教育ファシリテーター)
〈平和教育実践(2)〉
核兵器の問題はジェンダーの問題
田中 美穂(核政策を知りたい広島若者有権者の会〈カクワカ広島〉共同代表)

PART 2 記憶を継承するということ
ヒロシマ、ジェンダー、植民地主義が交差する場として
加納実紀代資料室サゴリ
高雄 きくえ(加納実紀代資料室サゴリ主宰)

PART 3 戦時から現代に引き継がれているもの
80年前の戦争と現在をつなぐ、トラウマインフォームドな平和教育
中村 江里(広島大学大学院人間社会科学研究科准教授)

【著者】
女も男も編集委員会
女も男も編集委員会