女も男も No.143 待ったなしの女性支援 女性支援新法で何が変わるのか

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あらすじ

2024年4月、女性支援新法が施行。なぜ今、女性支援が求められるのか、現場からのレポートを掲載

2024年4月、女性支援新法が施行された。なぜ今、女性支援が求められるのか。性差別、男女格差、性別役割分担・・・・・・、背景には女性であるがゆえに困難を強いられる社会構造がある。また、SNSの普及に伴い「デジタル性暴力」の被害が若年女性に広がっている。誰にも相談できないで苦しむ人や、「被害」を「被害」と認識できない状況に置かれている若年女性に最適な支援を届けることはできるのか。性暴力被害の相談支援や居場所づくりなど女性支援の現場からのレポートを掲載。

【目次】
PART1 「困難な問題を抱える女性支援法」とは
実効性ある女性支援に向けて
戒能 民江(お茶の水女子大学名誉教授)
相談事業から見える若年女性の今
遠藤 智子(一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長)
AV出演被害防止・救済法、性的姿態の撮影罪の施行によって何が変わったか
伊藤 和子(ヒューマンライツ・ナウ副理事長、弁護士)
【対談】フェミニストカウンセリングの実績を持って女性支援新法に対応していく
河野 貴代美(元お茶の水女子大学教授)×加藤 伊都子(フェミニストカウンセリング学会代表理事)

PART2 女性支援の現場から
デジタル性暴力・性的搾取をなくすために
金尻 カズナ(NPO法人ぱっぷす理事長)

PART3 求められる支援と連携
居場所づくりからネットワークづくりまで
佐藤 静江(一般社団法人若草プロジェクト理事)

【著者】
女も男も編集委員会
女も男も編集委員会