球速150km/hピッチングプログラム

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あらすじ

150km/hを投げるためのメカニズムは、
科学的に解明されている!

球速向上のポイントは、次の8つ。
ベーシックムーブメント(ステップ動作の獲得)
ローテーションムーブメント(偶力による胴体の回転運動)
スローイングムーブメント(末端のボールを加速させる基礎動作)
ピッチングメカニズムと力学的エネルギー(体重と重心移動速度がポイント)
ボディアセスメント(150km/hを投げるための身体機能の評価)
剛体化(剛体が下からのエネルギーを上に伝達する)
可動性(可動性が不足しているとエネルギーは伝達されない)
パワートレーニング(身体能力は球速向上に必須)

12年連続ドラフト指名!

NPBに45名の選手を送り込んだ
驚異の強化システムの全貌が明らかに!


著者は、以下のように述べています。

今回は、私が現在徳島大学と球速向上の共同研究を行いながら学び続け、NPBに45名の選手がドラフト指名されてきた野球育成、強化システムの中から、150km/hのボールを投げるピッチャーの球速向上プログラムを紹介させていただきます。
システムとは、誰が行っても成果の出る仕組みのことで、そこには必ず原理・原則があり、それを突き詰めることでより合理的で効果的なシステムが出来上がります。
また、プログラムとは物事を行う手順や計画のことであり、プログラムのひとつでも欠けるとそれが成り立たなくなります。物事を捉える際には、局所的ではなく包括的に全体像を捉えていくことが大切になってくるのです――本文より

■目次

150km/hのボールを投げるための投球メカニズム
~運動の3法則、運動制御理論、運動学習理論について
150km/hの投球メカニズム/150km/hのフォーム/投球動作と力の関係/運動エネルギーとエネルギーフロー ほか

第2章 150km/hのボールを投げるために必要な一連の動き
~生まれたエネルギーをいかに漏らさずフィニッシュまで持っていけるか
SトップWセパレイトポジション/ブレーキ効果末端加速/バックキックシーソー効果/地面反力と投球と垂直跳び ほか

150km/hのボールを投げるためのトレーニング
~反射、反応、バランス、筋力、可動性、剛体化を身につける
モビリティートレーニング~可動性が持つ意味/スタビリティートレーニング~剛体化が持つ意味/パワー至適化トレーニング ほか