囲碁 楽しみながら強くなる7つの心得
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
囲碁が強くなりたい。囲碁ファンであれば、だれしも望むことです。そして、この本を読めば、楽しみながら強くなり、日常生活にもプラスをもたらすことができます。
囲碁は4000年の歴史を持つと言われます。そこには、数多くの教訓や知恵があります。
囲碁はすべてがオープンです。打った石は固定されていないので、動かそうと思えば動かせます(もちろん反則です)。
また、終局で整地して勝敗を決めるときには、日本ルールだと境界線をずらせば結果が変わってしまいます。もちろん反則ですが、囲碁は相互信頼の元に成り立つゲームだということです。
囲碁で人生を語るほど、偉くはないですが、これまでのプロ棋士生活で得た知恵をあなたに共有して、上達のために役立てていただきます。
7つの心得を繰り返し読んでいただければ、きっと効果が得られると、私は確信しています。
1日1つ、2日に1つ、あなたのペースで進めてください。ときには休むことがあっても大丈夫です。大切なのは、続けることです。
【目次】
1の心得 完璧を望まない:勝率10割の人はいない
2の心得 時間の効果的な活用法:隙間時間を無駄にしない
3の心得 継続は力なり:毎日1分でも続けること
4の心得 感情をコントロールする:呉清源に学ぶ
5の心得 目的意識を持って勉強する:山の頂上から見下ろす景色
6の心得 ライバルの長所を学ぼう:短所を突こうとしない
7の心得 人工知能を活用する心得:AIと競争しない
番外編 自分のタイプを知ろう
【著者紹介】
大石筍(オオイシジュン)
現役生活40年を超えるプロ棋士です。
減少し続ける囲碁人口に危機感をおぼえ、普及活動に取り組んでいます。囲碁の文化的な意義や、生活に役立つような知恵を発信するため、大学院の情報学プログラム修士課程を修了し、修士(学術)の資格を得ました。
現役生活を続けることはもちろんのこと、ユーチューブによる動画配信も続け、小中学生からシニア世代まで、指導碁を続けています。
今後は、囲碁の素晴らしさを多くの人たちに伝えるべく、執筆活動にも力を入れていこうと考えています。