sprout! 2024 WINTER ISSUE

購入した作品の読み方

あらすじ

移住したい都道府県ランキング18年連続1位(宝島社『田舎暮らしの本』)と注目を集める長野県。長野移住歴6年目の一人出版社・八燿堂が、長野の地域・人・活動の面白さを紹介するローカル誌を創刊します

八燿堂は2019年に東京から長野の山間の集落に移住、2024年で移住6年目になります。
この間に感じた長野の魅力は、水や空気や食の「美味しさ」、77市町村という圧倒的で多様な「地域ごとの個性」、そしてそこに住み活動する「人」と、人と人との「つながり」でした。
そんな魅力を伝えたくて、『sprout!』という本を創刊することにしました。
県内で活動する姿勢の人たちの声を集め、隣の誰かに届けること。それがめぐって県内が元気になり、県外から監視を呼び、豊かになること。
そしていつの日か、国内有数の森林県である長野の森から紙をつくり、本にして、流通させることで、地域の自然環境を豊かに再生したい。
そんな本が、長野だけでなく全国各地に誕生している――まさにsprout=芽を出しているように――そんなことを思い描きながら、この本を始めました。
初号の特集は「長野 New Organic」。農家、飲食店など県内の生産者・実践者のインタビューを通して持続可能な未来を食の現場から考えます。
本誌は長野県在住者・県に縁のある人だけで制作しています。そんなところからも長野県の魅力を感じていただけましたら!

【目次】
■特集「長野 New Organic」
・大鹿村 TAKERU ANBASSA
・佐久 Maru Cafe、長谷川治療院農業部、つながり自然農園、パーマカルチャーもちづき、ブリューイングファーマーズ&カンパニーほか
・信濃町 VRAC MARKET、室田HAAS万央里、GREEN MARKET Shinanomachi、りんもく舎
・白馬村 栗田萌瑛(えいようフーズ)+加藤ソフィー(自然派喫茶Sol)
・10トピックでおさらいする「オーガニック」 相川陽一(長野大学)
・私が考えるオーガニック ヨアケ茶園、アースデイin佐久、自然菜園スクール、野外保育森の子、カルパ
・佐久穂町 窪川典子(織座農園)

■南佐久ソフトクリーム選手権

■連載ほか
宮本武(写真家・エネルギー療法士)、テイ・トウワ、三上奈緒(料理家)、東エマ(PRANA FOREST Life)、山本達也(清泉女子大学)、岡本雅恵(料理家・atelier Rom)、小林誠太(株式会社seee)、上原寿香(camino natural Lab.)、天野紗智(ディバースライン)、小城弓子(作家)、青葉市子(音楽家)

【著者】
八燿堂
八燿堂は2018年に活動を開始、2019年11月に東京から長野県南佐久郡小海町にある小さな集落に移住しました。
「200年後の生態系と共存・共生する本づくり」を掲げ、文化的・環境的・地域経済的に持続可能な出版活動を模索しています