蒼茫の艦隊(3) 策謀の海

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あらすじ

昭和一九年九月、ナチス・ドイツは英国を制圧した。
欧州を席捲し、ふたたびアジア侵攻をもくろむドイツ。ドイツを牽制し、先んじてインドから中東を目指すソ連。ソ連を仮想敵国としながらも、直接対決を忌避せざるを得ない合衆国。
だが、列強の思惑が交錯する中、世界に激震が走る。スターリンが爆弾テロに倒れたのだ。
結束の揺らぎはじめた共産同盟軍の隙をついて、日米艦隊は日本近海での決戦に出撃。
さまざまな陰謀と策謀が入り乱れる中、ハルゼー長官、山本五十六副長官率いる日米の合同艦隊は、日ソ連合艦隊と真正面から激突した!
驚異の結末が待つ超本格架空戦記、衝撃の完結編!
この作品は、2004年7月~2005年1月に有楽出版社より刊行された『群青の航跡(1)(2)』を文庫化にあたって改題したものです。